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見取り八段・実0段

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2008年09月24日
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カテゴリ:
第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。
選考の時は、審査員の満場一致で受賞が決まったという。




チーム・バチスタの栄光(上)



チーム・バチスタの栄光(下)



初めて読んだのは、今年の春のこと。
実は、映画として映像化された物を見た事が、
この本と出会った切っ掛けだ。

つまり、私にとっては、この作品は本よりも映画の方が先である。

そして今は、この10月から放映されるドラマに先駆けて
読み直しをしている。


何回読んでも面白いピンクハート
先は、もうスッカリ解っているというのにね。


作者の海堂尊氏は、現役の医師。
そして、この小説は、医療現場で起きた事を巡るミステリー小説。

だから、この小説の中は医療用語の嵐です。

。。。と聞けば、思わず敬遠してしまいそうだが、

全く心配はありません。


とにかく、面白い!
スラスラと読み進める事ができる。


確かに、ワケの解らない医療用語はたくさん出てくるが、
その一つ一つに小説の中の人たちが解説を付けてくれる。

主人公・田口公平が外科オンチの神経内科医と言う設定なので、
読者が「は?」と思った所は誰かが田口に説明してくれるのである。



東城大学医学部附属病院では、心臓移植の代替手術として行われる
バチスタ手術を専門に行い、通常は60%の成功率と言われるバチスタを
100%成功させているチームがあった。
桐生が率いる「チーム・バチスタ」である。

しかし、ある時から「チーム・バチスタ」は三例続けて
この手術に失敗する。

この術中死は、果たして医療ミスなのか。単なる偶然なのか。
それとも事故なのか。それとも。。。。。。



院長・高階は、大学病院内で出世街道を自ら外れている
神経内科の万年講師、田口公平に、この術中死の真実を
調査するように依頼する。

大学病院内では出世から外れてノンビリ生きている
いわゆる変わり者の田口が、とんでもない調査を任命されて、
自己流で調査に乗り出すのが前半。

田口独自の目線で見た「チーム・バチスタ」メンバーの
描写が面白い。

後半になると、厚生労働省からの派遣、白鳥が調査に加わり、
ますます面白くなってくる。


果たして、これは、事件なのか?事故なのか?



。。。詳しいレビューは、読書の邪魔になると思うので止めておきます。

ぜひ、この秋の夜長にいかがでしょうか。


先が早く知りたくなるので、読み進むのは早いです。

まぁ、私の場合は、映画が先なので結末は知っていたわけですが。。。


ちなみに、私にとって、この映画の評価は高くありませんでした。


映画の感想はこちらです  かちんこ



でも、この映画を見て
「これは原作は面白いはず」
と、思いました。

映画も、そう言う出来ではあったわけです。


映画の場合は、賞賛できる一番の点はキャストです。


とにかく、この作品、私は一番重要なのは、主役の田口よりも
白鳥だと思うのです。

田口は、意外と演じる人を選ばないかなぁ。(演技力は、もちろん欲しいですが)
映画版では田口は女性になっていて、竹内結子さんが演じました。
年齢も随分と若いのですが。。。雫
あまり違和感は無かったです。

そして、白鳥を演じる阿部寛が、凄かった!

外見は原作の描写とは、違うのですが、
もうね~。。。クセ者ぶりが、まさに白鳥!

後、チーム・バチスタの面々もハマってましたね~。

桐生を演じた吉川晃司は初めて見た演技でしたが、
なかなか良かったです。



   hana1



さて。。。
ドラマ情報ですが。。。


この「チーム・バチスタの栄光」10月14日からフジテレビ系で
火曜22時。
連続ドラマになります。

ファンとしては、楽しみではあるのですが。。。


不安要素がいくつかあります雫


1. キャスト
2. 原作と違う結末
3. フジは火曜22時枠にあまり力もお金も掛けてない気がする



1. キャストについてですが、主役・田口公平は、伊藤淳史さんだそうです。

これは良いんじゃないでしょうか。(若いけど)
田口は、血を見るのが嫌いで神経内科医になり、争いが面倒くさくて
出世から外れた所にいます。
しかし、自分の身を守ることには神経質。
そんな役柄は、伊藤くんならば容易くできそうな気がします。


危惧しているのは白鳥です。

仲村トオルだって。。。。。雫
いや、演技力が不足だと言っているわけではないですよ!

そういう事ではなくて。。。
キャラクターとしてのイメージの問題です。


白鳥は厚生労働省内部の問題児です。
彼の通った後はペンペン草も生えないと言われています。
田口が白鳥に会った第一印象は「ゴキブリ」です。

これを仲村トオルさんが、一体どう演じるのか。
恐くもあり、楽しみでもあり。。。

ドラマ化に当たって、全然違うキャラクターに
書き換えられてしまっているとしたら、それは悲しいですね。。。雫

何せ原作の後編の魅力は、白鳥と田口の掛け合いにあるので。


2.原作と違う結末

私はすでに結末を知ってしまっている身。
私だけではなくて、これは映画もヒットしたし、原作もそうです。
結末を知っている人は日本中にいっぱいいます。

だから、最初は原作と違うと言うのは楽しみだと思っていたんですよね。。。

でも、考えてみれば、それって原作者が緻密に組み立てたミステリーを
壊すと言うことですね。

ましてや、この作品はベースが医療。
ちゃんとした知識のある方の監修が入らなければ、
トリックもメチャクチャになってしまいます。。。

その辺、どうなんでしょうか。

今となっては、それが不安。。。雫


3. フジは火曜22時枠に力を入れてない


。。。これは今までのドラマを見てきた個人的な妄想です。

でも、何となくそんな気がするんだもん。。。雫


この作品は、上手く作れば、映画よりも連続ドラマにした方が
絶対に面白いだろう、と私は映画を見た後思ったのです。

謎がたくさんあって疑心暗鬼になる材料で溢れているので、
上手く作れば「アンフェア」並に次が待ちきれないドラマになるはずです。


。。。上手く作れば。。。


どうか、やる気とお金を掛けて、良いドラマにして下さい。

原作と原作者が汚される結果になるのは、ファンとしては耐えられません雫

とりあえず、ドラマの開始を心待ちにしています





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最終更新日  2008年10月14日 19時56分46秒
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