見取り八段・実０段

被害者は佐野秀一。３５歳。
自宅付近で倒れていたという。
持っていたのはビニールに入った卵。

検体の結果、佐野には感電した跡が見つかる。
しかし、発見された場所は閑静な住宅街、
感電する原因になるような物は何も見つからない。



佐野の妻は、納得できない様子。

大己は、現場へ行こう、と言うが

アキは「大切なのは、解剖とデータ。」と言う。



どうして、あそこで倒れてたのか。
どうして卵を持っていたのか。

あの奥さん、このまま解らないまま生きていくんだよ。

それで本当に解決したって言えるの？



その日、妻は体調が悪く、出がけに
言わなくても良いことを言ってしまった。


私たち、一緒になった意味あったのかなぁ。


夜勤から帰ってきたら、佐野の姿はなく、指輪が置いてあった。


あの人、私を恨んだまま死んでしまったのね。



結婚した頃は、よく２人で古い映画を見た。


ヒントは「クレイマークレイマー」。


料理した事のない男が、家族のために
フレンチトーストを作るシーン。



あの人、相当必死だっただろうな。

意識は朦朧としていただろうし、身体も言うこときかなかっただろう。
そこまでして買いに行かせた思いって、一体何だったんだろうな。



佐川教授の言葉が大己を後押しする。



あの日、佐野さんは奥さんと別れようなんて
思ってはいませんでした。


佐野は、妻が出掛けた後、昔一緒に見た映画を
久し振りに見ようと思い立ち、普段はあまり使わない
ビデオデッキのコンセントを入れた。

そして、何らかの要因で漏電したコンセントから感電した。

それでも、佐野は映画を見た。

映画には料理ひとつしなかった男が
最愛の家族のために必死に料理する映像が映っていた。


最愛の妻のために


持っていた卵はフレンチトーストの材料。


冷蔵庫の奧には、ミルクに浸した食パンが残されていた。




　　　　　　　



泣いた人、いっぱいいるんだろうな～。。。


フレンチトーストに辿り着くまでの、
５人の料理に関するやり取りは面白くて。

冒頭の牛丼の話から、スキヤキ。
そしてアキの肉じゃが。

これは、結構、楽しんで見たんだけど。。。。。



う～ん。。。


感動シーン（と思われるシーン）が長い



長くて、しかもイマイチ入り込めない～


あの、長々とやっていた大己の謎解きから
佐野の昔話まで。。。
ウルっとした部分は、わずかに、２人が病院で
映画を見ているシーンだけだったのは私だけ～。。。かなぁ


たぶん、すごく感動する流れで出来ているドラマのはずなのに
何故かシラ～。。。っとしてしまう。。。。。

「ハチクロ」の再来を垣間見てしまった気がして少し寒くなった



折しも、私、昨日CSで「アヒルと鴨のコインロッカー」
を見て、瑛太と言う役者の素晴らしさと才能を
再認識したばかりだったので


瑛太のムダ使い


と言う言葉が頭をチラっと過ぎってしまいました



いや、こういうストーリーで一話完結だから
上手く行く回と、イマイチな回が出来てしまうのは
仕方のない事なのだ。。。。。


と、無理矢理納得して。。。

次回に期待したいんだけど～。。。ダメっすか。。。


とりあえず、フレンチトーストは「クレイマークレイマー」
の時点で、すぐに解っちゃったんで。。。

それも入り込めなかった原因かなぁ





キャスト

加地大己　　　…瑛太
石末亮介　　　…生田斗真
久保秋佳奈子　…石原さとみ
桐畑哲平　　　…遠藤雄弥
羽井彰　　　　…佐藤智仁

羽井鳳子　　　…濱田ﾏﾘ
大和田敏　　　…山崎樹範
石末貴之　　　…名高達男

蕪木誠　　　　…泉谷しげる
夏井川玲子　　…矢田亜希子
佐川文彦　　　…時任三郎




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