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テーマ:大河ドラマ『天地人』(392)
カテゴリ:2009年ドラマ
殿は・・・
この兼続の御為に万一の時は、ご自身の命と 越後一国を賭けるおつもりであったとは・・・ 秀吉との緊張の対面。 秀吉は、兼続と景勝の前に砂金を積み、 兼続を自分の家臣に引き抜こうとした。 しかし、景勝にしか仕えるつもりはない、と キッパリと断った兼続。 秀吉は刀を抜いたが、兼続は変わらない意志を見せた。 何とか許され屋敷に戻ると、庭で家臣たちが何か焼いていた。 兼続は文箱に入った手紙を何となく目にする。 それは景勝の遺書であった。 景勝と兼続に万一の事があった時には、 例え四千が四人になっても上杉に戻る事。 自分たち主従を手に掛けた秀吉に義を持って討ち果たす事。 兼続に 好きなようにせよ。 自分に任せよ。 と言っていた景勝には、これほどの覚悟があったのだった。 その方らのような無礼者は初めてじゃ。 でも、何故だか楽しかったわ。 別れ際、秀吉はしみじみと語った。 自分は成り上がり故、心から慕ってくれる家臣は持たない、と。 上杉は我が天下の東北の守護神。 心より頼りにしておるぞ。 今回、久々に、ちょっとグッときましたわ。 秀吉の誘いを断固として断るであろう兼続に対する 景勝の命を捨てるほどの覚悟。 元々、この大河は、この主従の結びつきの素晴らしさを 描く事に価値があるのだと思っているので。。。 子役時代はそこに感動してボロボロ泣きながら見ていたのに、 大人になってからそこがサッパリ見えなくて不満だったんだ、 と今日気付いたのね。 あの殿の遺言状には、ちょっと感動したわ。 あと、今までは周りが 兼続、素晴らしい素晴らしい と讃える意味がサッパリ解らなくて、白けてたんだけど、 今回、初めてそういう片鱗が見えた事は良かったかな。 利休の茶室で 狭い部屋の中の一輪の花を 故郷の雪の中で生きる力を思う と答えた兼続。 これに対して、命を大切に思う方と兼続を評する利休。 こういうやり取りが 人を表す説得力 ってモンだと思ったわけです。 何のエピソードもなく、ただ周りに 素晴らしい人だ素晴らしい人だと言わせてもね。。。 見ている方も納得できないし。 今回は良かった。 脚本家が変わったかと思いましたわ。 ところで。。。 今回、この大河の冒頭シーンに戻ったわけですが、 結局、シーンはあそこでぶった切ったまんまで、 あの秀吉が刀を当てたシーンからどうなったのか サッパリ解らないまんまなんだね。。。 いったい、何が起きたから秀吉は兼続をあきらめたんだ~ サブタイは「関白を叱る」 だったと思うけど。。。 叱ったのは北政所だった。。。 っつー落ちでOKすか 天地人(上(天の巻))新装版 天地人(中(地の巻))新装版 天地人(下(人の巻))新装版 この一冊で義と愛の戦国武将直江兼続がわかる! 現在、トラバやコメントのお返しがヒジョウ~に遅れております。すいません~。 あと、最近gooブログさんとlivedoorブログさんに度々トラバが飛びません。 ご了承くださいませ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月28日 21時21分27秒
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