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見取り八段・実0段

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2010年05月16日
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カテゴリ:2010年ドラマ
土佐に帰った武市は、平井収二郎を救うために奔走した。

何度も容堂に頭を下げに行ったが、そこで待っていたのは
再び登用された後藤象二郎だった。

収二郎は、後藤によって日々拷問を受けていた。

拷問の内容は、吉田東洋を暗殺したのは誰か。


恐れながら申し上げます。
吉田さまは時勢を見る目がおありになりませんでした。


だから、殺されても仕方なかった、と武市は言う。

平井の前に己のことを心配しいや。武市。

後藤は不敵に笑った。


武市は、平井の家に加尾を訪ねた。


大殿さまは勘違いをされてるだけじゃき。
わしらは何も悪いことはしとらん。


と言う武市に、加尾は、でも以蔵を使って京で
人斬りをさせていただろうと尋ねる。

それは攘夷と言う時勢の波に乗れず邪魔しようとしたからだと言う武市。


幕府の重役じゃろうが土佐の重役じゃろうが
天誅が下っただけじゃき。


収二郎は何も悪いことはしていない。
だから心配は要らない、と言って武市は
加尾の元を去った。



物ごとは、こっちから見るのとそっちから見るのとで違う。

と、勝は言う。


何とかして平井さんを助ける手はないだろうがか。

武市は、ただ容堂の事を心から思って、彼なりの攘夷を
実行していっただけと言う龍馬に勝は言うのだった。

それはまた、そっちから見るのとこっちから見るのとの違いだ。


勝塾を運営する資金が無くなりそうだから越前の松平春嶽に
千両借りてきてほしい、と勝から言われた龍馬は福井城に向かう。


千両もの金は出せないと言う春嶽に龍馬は言う。


金には生き金と死に金があります。

わしら勝塾はその金を必ず生き金にして見せます。
生き金とは、何倍にも何十倍にもして帰ってくる金です。

春嶽さまに、あっぱれと喜んでいただける
生き金にして見せますきに!



春嶽の元には、熊本藩士の横井小楠と言う男がいた。

横井は、収二郎の投獄に納得が行かないと言う龍馬に言う。


物事には違う見方があると解っていて
平井収二郎の投獄が納得できんとは
おかしな話じゃ。

今まで値打ちのあったもんが、古びて用無しになっただけの事。

世の中の流れから見れば、1人の人間など
けし粒ほどのもんでしかなか。



平井収二郎も武市半平太も世の流れから
置いて行かれた。

容堂は、東洋暗殺の首謀者について白状しない平井を
ついに切腹させる事に決めた。


わしが勤王党を作らなかったら、おまんを誘わなかったら
こんな事にはならなかったがじゃ。


収二郎の前で嘆く武市に収二郎は笑って言った。


勤王党に入れたおかげで攘夷の旗頭になれたがです。
まるで、夢のようじゃった。

切腹は武士の誉れです。



収二郎の切腹を、龍馬は大阪で加尾の手紙から知った。



間違ごうた事をしていないのならば
兄はどうして切腹させられたのですろ。

教えて欲しい龍馬さん。教えて。





   hana1 hana1


物の見方は、見る方向によって違う。
物の価値はその時々で変わるもの。

材木が必要だと思えた時にたくさん仕入れた弥太郎は、
今や価値がなくなった商品の処分に手を焼いている。

未来の日本を作るための海軍に投資を願う龍馬は成功した。

そして、攘夷の波が引いた日本で、勤王党は必要のない物になっていく。


時勢の変化の中で必要になる者と必要ではなくなる者。
必要ではなくなる者は、けし粒ほどの価値しかないと言うが、
彼らは物ではなくて人間である。

実際、今の社会でも、政界の中で、会社の中で、
もっと小さな組織の中ででも必要とされなくなる存在は
たくさんいるだろう。

しかし、現代では必要とされなくなったからと言っても、
人は命までは奪われない。

人の命の価値が、今よりもずっと軽かった時代。

平井収二郎の命は、時代の犠牲になった。


収二郎の命が無くなることを武市は嘆くけれども、
時代の中で要らない存在だからとそれらを消していったのは
武市自身も同じであり、まさに今、彼はしっぺ返しを
食らっている事になる。

武市は、それに気付いているのか・・・


時代の波に乗っている龍馬とその周辺の人々。

時代から弾き出されようとしている勤王党の人々。

その明暗がくっきり分かれていく。



  龍馬伝(1)


  龍馬伝


  NHK大河 龍馬伝 前編


  坂本龍馬その偽りと真実






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最終更新日  2010年05月16日 22時22分57秒
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