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見取り八段・実0段

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2010年12月11日
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カテゴリ:2010年ドラマ
あの日から
何をどう考えれば良いのか全く分からず

オレの中で何かが止まってしまった。

何も聞きたくない
何も見たくない

自分は人間でまだ生きていて
なのにQ10は居なくて

例え偽者でもいいから

会いたい会いたい会いたい



理科準備室では、月子が栗子教授と対していた。

Q10は、あの時リセットされてはいなかった。

月子の企みを見抜いた栗子先生は、Q10の歯を偽物に入れ変えた。


連れて帰らないと大変なことになります。
世界が大きく歪んでしまう。



貴女から深井くんに話しなさい。


と言う栗子先生。

人は目に見えない事なんて信じない。

見えないならば心に訴えればいいわ。

そんなの奇跡です。

2010年には、あるのよ。奇跡。



クリスマスに浮かれる町で、平太は再びQ10に巡り合った。
腕を掴み、Q10を抱きしめる平太。


月子は平太に言う。

Q10を戻さないと世界が歪んでしまう。
2つの文明が滅び人がたくさん居なくなる、と。

でも、深井くんにはそんな事どうでも良いことだよね。

今日もどこかで大切な人を失って涙も出ない人もいる。


オレが押さなかったら、人が死ぬの?

560万人の人が居なくなる。



平太は、たくさん考えた。
その話は果たして本当なのか。

栗子先生は、たぶん560万人の人は平太が知らない所で消えるのだろうと言う。

自分が知らない所で起こることは自分は関係ないと思って良いのか。


栗子教授はQ10の歯の中から、88歳の平太が今の平太に送った手紙を見つけた。

そこにはこう書いてあった。


18歳のオレに言いたい。
Q10を愛したように世界を愛せよ。



平太の父は母を愛している。
母を愛することが世界を愛することに繋がっている。と言う。

母を愛しているから、母を産んでくれた人たちも愛し、
母に親切にしてくれた、母の今の人格を作った人全てが愛しいと。

それがすなわち、世界を愛していると言うこと。

Q10を愛するように世界を愛すると言うこと。


そして、ついにQ10が言うのだった。


ここはひとつ リセットボタンをおしましょう。

へいたのこころが ざわざわしています。
このまま ずっと ざわざわしていていいの かな?

へいたのこころは しあわせになれるの かな?



平太は月子に言う。


押すよ。リセットボタン。

なんで?

クリスマスだから。



月子は平太の顔色を窺うように、言い忘れてたけど。と言う。

Q10のボディの素材は、記憶に留まらないように出来ている。
1年くらい経つと平太の記憶からもみんなの記憶からもQ10は消える。と。


クリスマスの奇跡、ありがとう。

最後の日、Q10はクラスのみんな全員に一人一人挨拶した。


さようなら。


みんながQ10に向かって「うん。また明日ね」と笑って帰っていった。

みんな、明日があるって何の疑いもなく信じてるんだ。


それはうばってはいけません
だれもうばってはいけません



平太はQ10を理科準備室の窓辺に座らせた。あの日のように。


へいた またあした。

と、笑うQ10。

平太も微笑んだ。

うん。
また明日。




この時代の人は目に見えないものを信じることができるんですね。

と、月子は栗子先生に言う。

永遠なんて信じないって言ってたけど、
貴女だって、今見ているこの風景は、ずっと心に残るんじゃないのかな。



そっか。
永遠って自分で作れるんだ。


貴女だって持ってるじゃないの。
目に見えないものを信じる力。



平太が鉄塔で1人佇んでいる時、明日帰ると言う月子がやってきた。

もう笑う気にもならないと言う平太に月子は、あの地球ボールを投げて渡す。


そして平太は未来に飛び、自分と、Q10そっくりの女の子が
笑っているのを見たのだった。


笑ってたでしょ?

それは、平太の妻になる人だった。

死ぬまで一緒に居た人。
貴方が忘れてしまってもQ10は居たって信じ続けてくれた人。



月子の言うとおり、平太は1年ほど経ってQ10のことを
すっかり忘れてしまっていた。

しかし、記憶の断片はあって、平太は未来の妻にその話を時々していた。
妻は18歳の平太に会いたがった。
平太が妄想だと言っても、妻はQ10の存在を信じ続けた。


信じていなかったはずなのに・・・
なのにオレは何かを見るたびに、Q10にも見せたかったと思うのだ。


と、あの88歳の自分からの手紙には書いてあった。


妻が病気になり、18歳のオレに会いたがったので、
タイムトラベル用のデータを発注した。

出来上がりを見せられた時、オレは驚いた。
そこに居たのは、まぎれもなく、あのQ10だった。

オレの青春の真ん中に確かにこのQ10が居た。

もうすぐ 妻とはお別れだ。
でも、オレがいると思っている限り、妻の笑顔もまたこの世から無くならない。

居るかどうか解らなかったQ10が、70年思い続けて本当に居たように、

愛も勇気も平和も、この地球上にあると思えばきっとある。

今は見えなくても自分を信じろ。

いつか目の前にお前が信じたものが
形を持って現われるその日まで。



  hana1  hana1


私だったら出来るだろうか。
自分と関係ないところで起きる不幸を避けるために
自分の願望を捨てられるだろうか。

目に見えないものも信じられる人間に
自分はなっているだろうか。

人に目標にされる良い大人。。。には。。。
絶対になってないな。。。


良いドラマだったと本当に思う。

これが終わったら自分はどうなってしまうんだろう、と思うほど
のめり込んだドラマだった。

でも、思ったていたよりも喪失感はない。

平太が、またQ10に会えると解ったから。

そういう希望があるのなら。。。

私も希望を持って生きていこうと思った。

木皿さんの言葉がきらきら溢れ出るような、そんなドラマでした。

そんな最終回でした。


ちょっと、今日は一日出かけていて疲れすぎてるので。。。
明日、書き足すかも。
あるいは別ページ作るかも。


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キャスト

深井平太 - 佐藤健
久戸花恋(Q10) - 前田敦子

富士野月子 - 福田麻由子
山本民子 - 蓮佛美沙子
影山聡 - 賀来賢人
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河合恵美子 - 高畑充希
中尾順 - 細田よしひこ
久保武彦 - 池松壮亮

深井武広 - 光石研
深井ほなみ - 西田尚美
深井千秋 - 松岡璃奈子
小川訪 - 田中裕二
小川しげ - 白石加代子

岸本路郎 - 小野武彦
柳栗子 - 薬師丸ひろ子














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最終更新日  2010年12月12日 00時10分16秒
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