【COLNAGO SPRINT】XTR RD-M972を装着する。
コルナゴスプリントに12-30Tを入れたところ、SSのRD-7900でも問題はないんですが、フロント:アウター リア:ローに変速すると、どうもチェーンテンションが高そう。GSのロード用リアディレーラーを入れてもいいのですが、つまらないので家に予備として取ってあったXTR:RD-M972GSをつけてみました。デュラエースRD-R9100は、シングルテンションになりましたし、面白そうだなと思ったのもひとつの要因です。シマノ(shimano) RD-R9100 11S 対応CS ロー側最大25-30T ・トップ14Tギアに対応しています (IRDR9100SS) DURA-ACE R9100シリーズ9速までのMTBリアディレーラーと10速までのロードバイク用リアディレーラーは、ワイヤーの引く量に対してRDが動く幅が一緒で、互換性があります。(正式には互換はないとされているのですが・・・)プーリーの規格も9速と10速では近似しているので、違和感なく使える可能性が高いです。ただ、装着する上で注意点が・・・チェーンテンションを下げるために今回2コマチェーンを長くしました。目論見どおり一番テンションがかかるフロント:アウター・リア:ローでのテンションは下げることができました。ただ、調整に苦戦しました。Bテンションボルトを調整してロー側のスプロケとプーリーとの間を近づけすぎるとトップで変速しなくなり、トップ側を近づけすぎるとロー側のレスポンスが悪くなるということがあり、ぎりぎりのところで調整してます。原因としては、そもそも11-32T・11-34TなどMTB用のRDでスラント角度が合わない。Bテンションボルトといいながら、シングルテンションのRDなので、B軸はスプリングはなく、単にスラント角度を調整するだけのボルトです。スプロケット11-28Tにも換えてみましたが、そのたびに調整が必要でダブルテンションのRDと違って使い勝手は悪いです。そのあたりは、ダブルテンションRDのほうが懐が深いと思います。ホイールの着脱がしにくいのもデメリット。最大のメリットは、リアに34Tや32Tなどさらにでかいスプロケットがつけられることです。28Tで今のところ足りていますが、山道でもロングツーリングなどではスプロケットを付け替えればかなりのメリットがあると思います。リア11-30Tでフロント50-34Tでしたが、乗った感じでは違和感はありませんでした。フロントインナーでリア11Tではテンションを保つことが難しいことがありますが、基本使わないギア比なので、問題ありません。見た目もカーボンケージで高級感があり、デュラエースに負けていないと思います。見た目も、見慣れれば意外と違和感はないと思いますが・・・。乗ってみましたが、全然違和感はありませんでした。