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2007.10.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「俺たちに、一国の通貨発行権を与えよ。さすれば、その国の法律を誰が作ろうと、そんなことはどうでも良い」

「自由・平等?そんな、本来、存在しないもの、要らないよ、欲しいのであれば、あげるよ、ほら、拾え」

「俺たちには、通貨発行権さえあれば良い」

           ☆    

1694年、イギリス国王オレンジ公ウィリアムは、大規模な常備軍を維持するために、融資してくれるところを探していました。
結局、「ロンドンの商人」が、国王に金を貸すことに。
その条件が、融資額相当分の銀行券(紙幣)の発行を許可して欲しいと言うことでした。

ウィリアム王は、その真意を理解することができなく、この通貨発行権を認可してしまいました。
これにより、100%民間企業のイングランド銀行というイギリスの中央銀行が設立されました。
イギリス議会ではなく、「俺たち」がイギリスの通貨・ポンドの通貨発行権を握ってしまいました。

これを拠点として「ザ・シティ」がロンドンの一画に誕生し、今日、世界金融の司令塔になっています。

1812年、「シティバンク・オブ・ニューヨーク」がアメリカ・ニューヨークで設立され、「ザ・シティ」アメリカ支店の役割を担うようになります。

1913年12月、ひとつの法律案がアメリカ議会を通過し、ウッドロー・ウィルソン大統領が署名して法律となりました。

この法律は、実質「中央銀行設立法」でしたが、議会に提出されたときは、
二人の議員の名前を付けた「グラス・オーウェン法」という名称でした。

この法律に基づき、FRB(連邦準備制度理事会)というUSA(アメリカ合衆国)の中央銀行が設立されました。

新設されたFRBは、政府機関ではなく、100%民間の株式会社です。
USA政府は、一株も所持していません。
つまり、政府・議会・大統領からの管理・統制は、何一つできないし、会計監査もありません。

「俺たち」の民間会社がUSAドルの通貨発行権を握ってしまったのです。

日本の円の通貨発行権は、日本の中央銀行である株式会社日本銀行にあり、
その株60%を日本の財務省が持っています。
ですから、今のところ、日本政府の管理下にあります。

ここで、FRBの実態を見てみます。

1、USA財務省は、FRBからの指示でUSAドル紙幣を印刷します。

2、このドル紙幣の所有権は、FRBにあります。

3、FRBは、このドル紙幣で、財務省発行のUSA国債を購入します。

4、当国債の利息は、USA国民が払う連邦所得税で賄われます。

これは「犯罪」です。
FRBは、準備金など無く、元手ゼロで、巨万の富を「合法的」に取得しているのです。
「取得」ではなく「収奪」していると言ったほうが適切です。

仮にも、現在、USAドルは世界の基軸通貨です。

FRBは、世界最大・最高の犯罪組織です。

合衆国連邦憲法の第一章第八条五項には、
「合衆国議会は貨幣発行権、貨幣価値決定権ならびに外国貨幣の価値決定権を有する」との規定があります。

まさに連邦憲法違反です。

実際、裁判で「FRBは、連邦憲法違反である」と勝訴したUSA国民が数多くいて、この人たちは連邦所得税の支払いが免除されています。

その後、1971年「ニクソン・ショック」で、USAドルは、「金」に換えることができなくなりました。
つまり、FRBは「金」から開放され、何の束縛もなくなり、USAドル紙幣を「自社の利益目的」で自由に印刷させることができます。

USAの「双子の赤字」の構造的理由がここにあります。

            ☆

FRBやイングランド銀行の株主こそ「俺たち」「国際金融資本」です。
国家主権、国家の権威は「通貨を発行する権威」に由来します。

通貨発行権を失った国家は、最早、主権国家ではありません。
「通貨発行権」を持つ者の「奴隷」に過ぎません。

まさに、「俺たち」はイギリス・USA国家を収奪、支配し、世界を統治しています。

事実、USA大統領やイギリスの首相は、「俺たち」のポチに過ぎません。
「俺たち」のセールスマンのメッセンジャーボーイです。

大統領は、USA及びUSA国民に対してではなく、「俺たち」に忠誠を誓っています。
「俺たち」に逆らうと「リンカーン」「ケネディ」になるだけです。

歴代のUSA大統領は、「俺たち」の傀儡であり、1913年当時の大統領・ウィルソンも同様で、「俺たち」から資金提供を受けていた操り人形に過ぎません。

彼は、死を前にして、次のように言い残しています。
「私は、一番不幸な人間だ、知らず知らずの間に自国を破壊してしまった」    

しかし、一番不幸なのは「大統領を選ばされた国民」です。








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Last updated  2007.10.15 12:39:23
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