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先日、知人のご紹介で、ある「勉強会」に出席させていただきました。
正式には「茶話会」といい、毎月第1日曜日に定期的に開催されており、8月は第36回目に当たり、掲げられたテーマは「自分を知る」とのことです。 拝受させていただいた資料のタイトルが <人間釈尊の歩み~気づきと教えから、自分を知る>。 講師のかたから、お話を聴いているうちに、自分の無知を知らされて恥ずかしくなり、ご紹介をいただいた知人に心底、感謝申し上げた次第です。 その後、主催の世話人代表・国岡茂夫(岡 雷翁)先生からお話がありました。 博覧強記に満ちたお話は、私の人生では未だかつて拝聴したことがない含蓄ある内容でした。 改めて感謝申し上げます。 その内容を正確にお伝えできないのは残念ではありますが、幸いにして、会場に配置されておりました小冊子「いのちの殿堂」(岡 雷翁著)から、著者のご了解をいただきましたので、下記に引用させていただきます。 四、福を呼び寄せる「ハイ」と「ありがとう」 山岡鉄舟は「晴れてよし曇りてもよし富士の山」と詠んでいるが、このような大自然の摂理にすべてを委ねて大自然との摂理と共に生きる生き方は、人生最大の幸福道であります。 晴れてよし、曇りてもよし、健康もよし、病気もよし、生まれるもよし、死ぬもよし、すべては「もとはこちらそのままけっこう」であります。 朝の訪れない夜もなければ、春の訪れのない冬もない。 人間は常に一時的な現象に惑わされることなく、しっかりと本質を見つめ、本質を見失わない 生き方を自分の智慧と努力で発見し続けなければならない。 人生には、千に一つの間違いもなく、千に一つのムダもない。 すべて因果応報という大自然の法則の中で正確に刻まれているリズムであります。 どのような運命に遭遇しても、すべての現象に感動と感謝と感激の花束を捧げねばならない。 「ハイ」と「ありがとう」は、拝であり、合掌であり、感謝であり、相手を尊敬し、相手と和合する謙虚な心の姿であります。 これらの言葉は、目が見えるのは当たり前、耳が聞こえるのが当たり前、手足が動くのが当たり前、呼吸ができるのが当たり前と考えている高慢な人には縁遠い言葉であるが、目が見えることにも限りないよろこびを感じ、感謝の心が満ちあふれている人には、自然に湧き出でくる感謝と和合の言葉であります。 「ハイ」や「ありがとう」の声の小さな家庭は、食卓に向って食事をするときにも「いただきます」という大自然の恵みに対する感謝の声も小さく、食卓に並んだ食物たちの生命に対する感謝も報恩も少なく、食物を育ててくれた人、食物を自分の食卓まで運んでくれた人達への感謝も感激も少ない。 そして、おいしいとか、おいしくないとか、自分中心の冷たい非情な言葉を無意識に出している。 しかし、明るい声で「ハイ」「ありがとう」の言葉が飛び交っている家庭や会社は、食事のときも食卓に並んでいる食物たちの真心に感謝して「いただきます」とあいさつをします。 そして食べ終わると「ご馳走さま」「おいしかった」「ありがとうございます」と食物を育ててくれた大自然をはじめとする多くの真心に心から感謝し、心から礼を言っています。 このような家庭や会社は、大自然の偉大なエネルギーと同化して暮らしているので、大自然の無尽蔵のエネルギーは、期せずしてそれらの家庭や会社に注ぎ込まれ、多くの人の心を癒し、多くの人の心を喜ばせ、多くの人々を幸福に導くエネルギーとなって家庭や会社を大調和へと導くのであります。 「ハイ」「ありがとう」「いただきます」「おかげさまで」といった陽気な言葉は、どのような病気も、不幸も、貧困も、脳細胞の活性化によって陽気なエネルギーに変えてゆきます。 しかし、現代の日本人は、小声でじめじめした理屈っぽい話しをする人が多くなり、「うつ病」「自殺」「不景気」など暗くて病的、反抗的な現象が新聞紙上をにぎわしていますが、このような現状を打破するには、人間生活の根本を形成している言葉のパワーを大いに利用して、自分の心に明るい言葉、陽気な言葉の量を増やすことが大切であります。 自分の運命を変える魔法の言葉は、「ハイ」「ありがとう」「もとはこちらそのままけっこう」であります。 この3つの言葉を毎日の生活の中に取り入れ、意識して自分の心に注ぎ込めば、暗い運命は次第に明るくなり、「うつ病」といった暗いじめじめした敗北者の運命は居場所を失って、人も企業も元気を取り戻すのであります。 「うつ病」治療の特効薬は、先ず1時間でも良いから自分で自分の目に目かくしをすることです。 そうすると1時間ほどの間に、あちらにつまずき、こちらに突き当たり、全身傷だらけになります。 そうすると今まで目が見えることは当たり前だと思っていたが、目が見えるのはこんなに有り難いことだったのかということがわかってきます。 耳も、鼻も、舌も、手足もみな同じであります。 それがわかったら次は、5分で良いから口を塞いでみて下さい。 これは1分も我慢できないほど呼吸というものができることの有り難さ、空気があるということの有り難さがわかるようになり、生きているだけでもありがたいという真実の世界がわかるようになります。 これが満足を知る人生の第一歩であり、うつ病の特効薬であります。 人間は、自分勝手でわがままで、自分のことしか考えない利己的傾向の強い動物であるから、自分で自分をコントロールする方法を知って、自分で自分を教育しなければ、どこまでも高慢無礼な餓鬼に転落してゆく弱点を持っています。 人間の偉大さは、学歴でも財産でも地位でもなく、どれだけ大自然の摂理に沿って相手を喜ばせたかで決まるのであります 自分の立身出世や地位、名誉、財産のために働くのは、自分の我欲を満足させるためのものであって、相手を喜ばせ、相手を幸せに導くものではありません。 人間の生命は、太陽をはじめとする万物万象の真心に支えられ、生かされて生きています。 人生は、こうした万物万象の真心に報いるためにお互いが助け合い、補い合って共存しているのであります。 自分さえ良ければという生き方が許される世界は、どこにも存在しないのであります。 佛教ではこのことを空という文字で表現し、キリスト教は愛という字で表現し、日本神道は気神という文字で表現し、それぞれが大宇宙の大生命に合掌して和合する「ハイ」と「ありがとう」の生き方を説いています。 私は今、「ハイ」と「ありがとう」の実践行をする「生命の殿堂」の実現を友人知人に呼びかけているが、この生命の殿堂は、温かい母のぬくもりを感じる臍帯(ねそのお)にはじまる人生の節々を6センチの球形に閉じ込めて、一期一会の自分の生命の証を預託する21世紀の新しい文化であります。 この殿堂は、過去の人類が育ててきた墓という文化が、大自然の陽気な共生という文化に刺激されて成長してゆく過程の一現象であります。 このような新しい文化の流れは、やがて誕生する地球国家を促進する原動力となって、人類の際限のない競争の世代から共生の世代へと変化する一里塚であります。 佛教では「無財の七施」という教えがありますが、この教えは、どんなに貧乏な人でも、病人でも、誰でもその気になればいつでも実行できる感謝と報恩の実践行を教えています。 人間は、生まれながらにして天上天下唯我独尊のすばらしい心と肉体が与えられています。 その与えられている才能のすべてを相手に捧げる佛心を、お互い拝み合い、愛し合い、感謝し合って生きていけば、そこに必ず「ありがとうございます」という境地が存在することに気付くのであります。 日本人は、家という文化が崩壊して、一人一人が独立した家庭を作るようになったので、先祖とか、先祖のおかげで自分が生まれて来たという「いのちの根源」に対する意識が極めて薄くなり、根のない浮草のように大宇宙の根源のエネルギーを吸収できない環境に自分を追いやっています。 そのため、どこの家庭でも「ハイ」「ありがとう」「おかげさまで」「もとはこちらそのままけっこう」といった宇宙的な宗教意識から湧き出る感謝、感激、感動の言葉が極めて少なくなっている。 このようなやる気をなくしたマイナス思考の多い人を「うつ病」というのでありますが、うつ病は「ハイ」「ありがとう」」「おかげさまで」「もとはこちらそのままけっこう」という明るい言葉の欠乏症です。 意識して自分の心にプラス思考のエネルギーをどんどん注ぎ込み、自分の心のプラス思考の総量を増やせば、たちまちにして病気は好転します。 しかし、いつまでもマイナス思考を発信し続けていると、自分が発信しているマイナス思考の餌食となって自滅してゆくのであります。 人間の幸、不幸はプラス思考とマイナス思考のバランスで決まります。 プラス思考が多くなれば、どんなに不幸な運命も好転しますが、マイナス思考が多くなるとどんなに幸福な運命も転落していきます。 これは、大自然の摂理であって万人共通の摂理であります。 したがって、「ハイ」「ありがとうございます」「おかげさまで」「もとはこちらそのままけっこう」と常に陽気なエネルギーを発信し続ければ、どのようなくらい運命も闇が光を得たような劇的な大変化を味わうことができるのであります。 人間の運命は、すべて「もとはこちら」であります。 水が低い方に流れるように、謙虚な人のところには、幸運が集まってきます。 高慢をつつしみ、因果応報の自然の摂理を存分に活用して、一期一会の有り難い縁を自分の手でしっかりとつかみ、大自然の摂理に沿った謙虚な生き方をすれば、人間本来の幸福に満ちあふれた運命が次から次へと与えられるのであります。 欲に目がくらみ、欲のために自分の幸運を自分で破壊してる自分の心の闇に、常に自灯明、法灯明の光を灯して、万物万象と共に生きる心豊かな共生の世界を、自分の智慧と努力で完成させてください。 ご多幸を祈っています。 引用終了 (健康かむかむの注) 法灯明:大宇宙の大生命(空の世界、気の世界) 自灯明:大宇宙の大生命によって生かされている自分のいのち [経済]カテゴリの最新記事
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