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カテゴリ:歩く図書館と本の虫
読んだけど記録をつけていなかった本についてです。
トミーノッカーズ スティーブン・キングのSFホラー小説です。 これまで何回か日記に書いてきましたが、上下巻で1200頁を超えるかなり分厚いお話でした。とにかく読むのがしんどい、というか展開がやたら遅い。 ようやく最後の200頁位から面白くなりましたが、これ、400~500頁でまとめた方がおもしろかったのではないかなと思いました。最初の方の1000頁位はほんと5分の1位の分量で良かったんじゃないかな・・・。 惑星カレスの魔女 ジェイムズ・H・シュミッツの作品です。表紙は宮崎駿。というわけで創元SF文庫の方ですね。なかなかコミカルで、かつ話が凝縮されていて面白い作品でした。読んでいて疲れないし、なんというか、エンターテイメント作品、という感じですね^^ それ以外で読んでみて思ったのは・・・ああ、表紙を書いた宮崎駿氏、こういう作品好きなんじゃないかなあ、というものでした。なんでそう思ったかは、まあ、読んでみてください^^; 贓物大展覧会 仰々しい名前ですね。 こんな名前の短編集を出して違和感がない作家、小林泰三の短編集です。まあ、そのう、タイトルから想像されるようなグルーミーなグロ作品もありますが、”SRP”のようなどこかそこはかとないおかしみを感じさせるコミカルな作品もあって、多彩な短編集です。今作で一番好きなのは”SRP”ですね。 探偵ガリレオ 容疑者Xの献身、ガリレオシリーズの第一作目。東野圭吾作。 短編集故に、一つ一つの話がかっちりまとまっていて読み応えのある作品が多いです。湯川のモデルとなった佐野史郎氏の後書きも必見。ミステリーファンにはオススメです^^ 予知夢 ガリレオシリーズ第二作目。 こちらもかっちりとまとまっていて面白い作品が集まった短編集。読みやすい文体も好印象ですね。 一作目、容疑者Xとあわせてオススメの逸品です^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/04/05 12:27:48 AM
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