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カテゴリ:旅
去年の6,7月にペルーを旅行していたときのことです。
アレキパから、カニョン・デル・コルカというコンドルの生息地として有名な 渓谷への1泊2日ツアーに参加しました。 ほとんどが南米やヨーロッパからの旅行者でしたが、1人だけ若い東洋人の 女の子がいました。それが韓国人のSoyoungです。 彼女はスペイン語の勉強のためのメキシコ留学を終え、半年ほどかけて南米を 旅行している途中だとのことでした。 ぼくがそもそもペルーに行ったのは、ボリビアの南部にあるウユニ塩湖という 世界最大の塩湖を見に行きたいと思ったからだったのですが、 諸々の事情により、プーノまでいってボリビア行きをやめ、 代わりにアレキパに来たところでした。 彼女にその話をすると、時間もあるのでウユニにもぜひ行きたいとのこと。 もし行ったら写真を送ってくれるように頼み、メールアドレスを交換して別れました。 ペルー国内に滞在中は何度かメールのやりとりをしたものの、 その後はずっと音信不通。旅でであった人なんて、まあそんなもんかと思いながら、 ほとんどSoyoungのことは忘れかけていた去年の年末、 彼女からウユニの写真とともにメールが送られてきました。 あれから南米各地を回った後でやっと韓国に帰ったところだったとか。 そして、2月からはスペインで仕事をすることが決まったという知らせでした。 見た目はとても華奢で、年よりも若く、10代でも全然おかしくないように見える 女の子ですが、南米を1人で旅するバイタリティに感心していました。 特に、彼女に会う直前のプーノでは、アメリカ留学中の日本人の女の子2人連れに 会ったものの、体力も気力もヘロヘロの旅ぶりで、とても情けなく思っていた ところだったので、いっそう印象に残ったのだと思います。 ウユニの写真が届いた後、またしばらくは特に連絡もなかったのですが、 最近になってメールが届きました。 彼女はスペインの、今や世界のトップ企業に成長したサムソンでインターンとして 勤務し、近々韓国に帰国するとのことでした。 スペインでの楽しそうな生活ぶりがよく伝わってくるメールでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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