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バラには病害虫がつきものだし、芝生やほかの花木も何年の育てていると、いろいろな病気や虫にやられるものだ。その中で、一番の難敵がコガネムシだと思う。初夏から秋にかけて成虫がとびまわり、あらゆる植物に卵を産んで、秋と翌春に幼虫として植物の根を食い荒らし、初夏に成虫になる。雌一匹が40個ぐらい卵を生み、これといった天敵がいないので、何もしないと年々、被害が増えていくので厄介だ。成虫が花を食べたりするのはかわいい被害で、問題は幼虫が根を食べて植物を弱らせたり、鉢植えだと枯らしてしまうことだ。この数年で、芝生が弱ったり、バラが弱ったり、鉢植えのバラ一鉢枯らしてしまった。 対策は、成虫をフミツブースではとても対処しきれないので、秋頃の若齢幼虫にダイアジノン粒剤をまくのが無難かな。ただ、それだけでは、生き残った幼虫が成虫になって40個ぐらい産まれてしまうので、成虫対策も必要だと思う。 その最終兵器ともいえるものが、フェロモントラップ。雄を雌に似たフェロモンでおびき寄せ、つかまえて餓死させ、交尾させないことで卵を産ませない方法だ。いろいろあるけど、入手しやすいのが写真のニューウィンズパック。木にぶらさげて、てっぺんに白い誘引剤をつけ、飛んできたら羽みたいなところで落とし、アリ地獄のような感じで容器内につかまえるのだ。本体と誘引剤で5450円、誘引剤だけでも3480円、コガネムシの種類ごとにパックが必要で、結構な金額になるが、3年目ぐらいの見事なバラの鉢とかだと1万円相当ぐらいの価値はあるので、致し方ない。 一番、芝生やバラなどに被害が多いのは、やはりマメコガネ。茶色い1.5cm程度の小さなコガネムシだ。これで3日分。すでに干からびている。 次が、ドウガネブイブイ。2cmちょっとの大きめのコガネムシで、これも3日分。まだ生きてた。 あとは、1.5cm程度で緑に輝くヒメコガネ用もぶらさげている。今のところ収穫なし。 去年は、マメコガネ・ヒメコガネ用1個で、戦果はマメコガネ21匹、ヒメコガネ7匹、ドウガネブイブイ9匹、コガネ以外の虫5匹だった。単純計算でも1600匹相当のコガネ幼虫を退治したことになる。今年は、果たしてどうなるか、結果は秋まで逐次報告したい。 コガネムシは金持ちだぁ、と歌われて、小さいときは捕まえて飼育していた時もあったが、今となってはアメリカでJapanese Beetleと言われ大害虫扱いのとんでもないやつだ。
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