コンビニで買い物して、チケットをもらって、構内へ。
日本と違って改札はない。指定席で検閲があるだけ。
18時半、TGV出発。
2等で、新幹線指定と似たような感じ。
ただし、座席の向きが固定なので背中向きになることもある。
パリまで3時間50分の長旅、途中で日本食のお弁当、懐かしいけど銀シャリはそれなりだなあ。
ほどなく、森の中をフランスに入って、のどかな車窓。
TGVの車窓。
1965年に新幹線ひかり号が210km/hの世界最速に輝いてからしばらく守り続けたが、1983年のTGVの260km/hに抜かれ、1997年に新幹線のぞみが300km/hで抜き返し、2005年からはTGVの320km/hが世界最速。
乗ってみると、TGV、そんなに速くないというか、加速がそれなりで速いのは郊外の長距離区間だけ。静かだけど、新幹線の方が静粛。新幹線の場合、沿道に街が多いし、駅も多いし、加速と静粛性重視なんだよね。さらにダイヤの正確さも世界一。
国外に行くと、海外もすごいけど日本のすごさがよく分かる。
世界一安全、世界一便利(ちょっと無駄)、四季おりおりの趣のある美しさ、食事が多彩で平均点が高い、建前と本音文化はいいとも悪いとも言えないけどさ。
広大な穀倉地帯を走り続ける。
時に牧場があり、牛さんも夕焼け色。
あとは真っ暗、22:20パリのリヨン駅に到着。
TGV、フランスらしくおしゃれな新幹線だった。
リヨン駅。
TGVのパリのターミナルだけあって広い。
深夜なのでひとけは少ないが、時折、ちょっと怪しい人がいてやっぱりパリ。
やはり大型バスで移動。
ボンソワー。
少しして、パリの街中。
オペラ座が輝いていた。
ホテルグレードアップで、新婚さんが近くのスクリーブに泊まるので寄り道。
高級ホテルでオペラ座も近いしうらやましい。
おかげで、パリの夜の車窓も楽しめた。個人では怖いもん。
マドレーヌ教会。
コンコルド広場。
セーヌ川にかかるアレクサンドル3世橋。伝統と豪華さ。
橋を渡って、アンヴァリッド広場から、ようやくエッフェル塔。なんかレーザーみたいなの出してた。
どこもかしこも歴史のある綺麗な夜景、パリの灯だった。
RX100だとF1.8、ISO2000、1/30sとかで、ちょっとブレる時もあるけど、ゆっくりバス移動なら夜景が撮れた。
23:15、14区、モンパルナス地区のカタローニャ広場。
その一角に、ホテル コンコルドモンパルナス。
大きなシティーホテル。
いつもの添乗員さんからの説明とカードキーを受け取り、部屋へ。
エレベーターもカードをかざすタイプで安全。
部屋は、広めのツインで、赤紫基調のしゃれた感じ。
NHKもみれたし、無料WiFiも普通に使えたし、コーヒー、ティー、クッキーまでサービス。
冷蔵庫のミネラルウォーターも無料。
あとは、ドイツで買った晩酌ビール。
サニタリーは、そこそこの広さで綺麗。
さすがに今日は、朝からスイスの登山鉄道、昼からはバスとTGVの長旅、バタンキュー。