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角田市スペースタワー・コスモハウスは、宮城県角田市(かくだし)にある宇宙関連施設。 台山公園にそびえたつ、全長49m、直径4mのH-IIロケット実物大模型。 日本初の純国産型ロケットで、1994年に完成、2トン級の静止衛星打ち上げ能力を持つ。今は、H-IIBロケットと改良されている。 筑波にあるのは実機だが、角田のは模型とはいえ立っているので迫力がある。 ちなみに、先日打ち上げ成功したのは、新型ロケット「イプシロン」。固体燃料ロケットM-Vの後継機。 また、ロケットの隣りには、高さ44.9mのスペースタワー。 入場料310円支払い、まずはスペースタワーへ。 宇宙飛行士のパネルがある。 エレベータで一気に最上階へ。 展望室。 4面ガラス張りで眺めがいい。 東をみると、巨大なH-IIロケット実物大模型。 あとは角田の街が広がり、山脈の向こうは山元町、そして海。 北は、角田の街、遠くは船岡の山々。 山の方には、角田宇宙センター、角田宇宙推進技術センターもある。JAXAの施設で、そのために角田は宇宙の街となっている。 南西は、林と田園、遠くは奥羽山脈。 タワーを降りて、コスモハウスへ。 ボイジャー探査機の模型。 1977年にNASAが打ち上げ、木星、土星と接近し撮影し、今は太陽から約190億km離れたところを時速約6万kmで飛行、最近になって太陽系外に達した。 地球一周が4万kmなので、真空とはいえおそろしい速度と距離だ。いつか、別の太陽系に着いたり、銀河系を飛び出て別の銀河に行くことがあるのだろうか。そして、メッセージをみて別の生物とコンタクトする日は。途方もない時間と距離と確率の世界だ。 ほかにも人工衛星の模型や、ロケットエンジンの実物、ロケットの縮小模型など、いろいろ展示されていた。 筑波宇宙センターの規模にはかなわないが、宮城でこれだけみれれば十分だろう。 売店で、スペースブレッド、宇宙のパンのミルク味630円。味はそれなりだけど、宇宙食をたべるということに意義がある。 角田市というと、宮城県人でも正直何があるんだろうと思ってしまうが、角田市スペースタワー・コスモハウス、おすすめだ。 http://www.city.kakuda.miyagi.jp/syoko/page00109.shtml 角田市スペースタワー・コスモハウス 宮城県角田市角田字牛舘100 0224-63-5839 3月1日~10月31日(AM9:00~PM5:00) 11月1日~2月28日(AM9:00~PM4:00) 火曜休み(祝日の場合は翌日) 入場料 高校生以上310円、小中学生210円、幼児100円 駐車場あり
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