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2004年06月18日
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こんにちは。東京は谷中でヒッソリと営業しているオリジナルかえるグッズ雑貨店「かえる屋ケロリン堂」のぐうたら店主が近況などを綴る「かえる日記」です。半月更新しないかと思えばムダに長い文章を投稿して読者をすっかり引かせてしまっている最近です。

んでは、前回「かえるまつり」の初日までをお伝えしたので今回はその続きです。どうぞ~。


■かえるまつり顛末記(その二・まつり二日目編)

さて。前日の雨に奪われた体力も、睡眠と馬刺と地酒(大町・大雪渓)により回復し、目が覚めると心も体もスッキリ。明るい朝にふさわしいコンディション。昨晩飲んだのが良い酒だったのか二日酔いもなく、体調万全です。

身支度をして宿の大食堂にて皆で朝食を取っている時も、窓から明るい光が差し込んで来ます。外は若干薄く雲が覆っているものの、遠くの方には擦り切れた布の穴のように青空が覗いているところもあります。

「よかった、なんとか今日は持ちそうだね」

と、スタッフみんなで安堵し、いよいよ本日の業務開始です。まずは昨日と同じように会場近くまで商品満載の自動車で移動します。そして主催者さんから割り当ててもらったテントの位置を確認し、その場所へと続々と荷物を搬入するのです。空は徐々に青空が多くなり、どうにも暑くなりそうな予感がします。よかった……本当によかった……。

出展場所は、昨日はいわゆる1階とでも言いましょうか、会場の商店街と同じ地面レベルにテントを割り当ててもらったのですが、2日目の今日はその会場から川べりに石段で降りた所にテントがあります。つまり地下1階にあたる低い位置です。もちろん露天ですから陽も当たりますし会場の人たちも降りたり上ったりして様子を見に来てくださいます。

が、通り抜けてどこかへ行くルートではないので、用も無く通る人は少なく、昨日の場所に比べたら、商売的な見方をすれば人通り的には不利です。さあどうする??? 楽しむ事も祭りの参加者の義務だ! 楽しんで工夫をすれば、自ずと道は開ける!

……まず、用意していた「かえる屋ケロリン堂のぼり」を2本。これをテント支柱にくくりつけ、橋や対岸、会場から見えるように(会場から川を越えるための橋がいくつかある)設置です。かなり上のほうに着けたので目立つはずです。橋の上まで上り、確認すると……。あっ、のぼり自体が地味な色(アズキ色)なので微妙だ……。

それから、昨日は雨のために出せなかった「おたま抱き枕(体長80センチ・特大ぬいぐるみ)」をテント支柱から吊ります。吊ると縦になるので水揚げ直後のカジキマグロのようです。でもこれならきっと遠くからも注目度バツグンでしょう。ようし、これはどうかなと橋の上へ行き確認。おお、遠くから見ても分かる、クリっとした目があります。ただしそれが何かは良く分からないけど……。いや、何だかわからなくても目が合えばいいんですワハハ。

さぁ、そして色とりどりのTシャツやバッグや何やらを並べます。色をカラフルに散りばめれば完成です。というか必死です。そうして沢山並べすぎようとしたため、2日目も会場時間(10時)に間にあいませんでした。ぜんぜん進化してません。でも優秀なスタッフMさんとBさんが奇跡的な活躍をしてくれたため、30分遅れほどで見事に(初日と同じなので以下略)

そうして祭りがスタートです。川原は水辺。サラサラと流れる水を楽しみ……って思ったら昨日の豪雨のため濁流です。ぐろぐろ渦巻いたり高速で何かが流れてゆきます。水遊びしている実行委員会のお兄さんも必死です。どうかご無事で。

そうこうして11時を回った頃には、すっかり晴天。いつしか青空が眩しい最高の天気になっていました。不利な場所とはいえ、大勢のお客様が見に来てくれました。励ましの言葉も掛けてくださったり、「東京のお店にもいくからね~!」なんて言ってくださったり。嬉しい事ばっかり沢山ありました。

こういった行商……もとい展示会イベントは、同じく近隣で出展している他の参加者さんと仲良くなれるのも醍醐味のひとつです。初日は雨のため、同じテントか、ホントに近くの人としか喋られなかったのですが、晴天の今回は余裕です。すっかり仲良くなって、名刺交換とかしたり、商品の買いっこをしたり。とっても楽しかったのです。

もちろん、お客様とも(前回お伝えした"Palmなお部屋"主宰のmizuno-amiさんなど、本当に大勢の方々)お友達になれたりと、もう感激の連続です。後日メールも沢山頂きました。
今回、豪雨の次にビックリした事があります。ケロリン堂は屋外イベントに出る事が少なかった(路上活動の頃はありましたが雨の日はやらない)ので、今まで知らなかったんですが、ビニール包装してある商品が湿気を吸うと、水滴などを除去してもその後高温の場所に出すと結露するんですね。

冬のストーブを焚いた部屋の窓ガラスみたいに、曇るんですよ。包みの内側が。これには驚きました。うわー、なんじゃ~~! と慌ててパニックになってる店主を冷ややかに一瞥した後、優秀なスタッフのMさんとBさんは包みを開け、商品を出して広げ、まだ残っている湿気を乾燥させていました。丁寧にひとつずつです。

そんな奇跡的な二人の大活躍の働きにより(以下略)


お客様にも楽しんでいただけた(と思う)し、私も昨日の鬱憤を晴らすように橋のタモトの洋食レストラン「おきな堂」でオムライスやアイスコーヒーを楽しみ、たいやき「ふるさと」さんで「ウィンナーたい焼き」を堪能したりアイスクリームを舐めたりして楽しく過ごしました。……って働かんかい店主。

さぁ時はいつしか店じまいの夕方4時。半袖シャツから出た腕も少し陽に焼けているようです。テンション高く楽しんでいた私たちも、ちょっとした会話の谷間には「ふぅ」と溜息が漏れ、さすがに少し疲れが出ています。これから最後の力を振り絞って搬出です。

こういった出張イベントの時は、帰りの商品(売れ残り)は事のほか重く感じるものですが、この日は逆に達成感がありました。残ったのは仕方ないけれど、ずいぶん沢山の人に見てもらったし、それにソコソコ売れたんじゃないかな? 昨日の天気と今日の場所の事を考えればさ。そんな気持ちで、またこんな楽しいイベントに参加してみたいなーなんて思ったのでした。

30分ほどかけて荷物を全て車に積み、ケロリン堂スタッフみんなで「おつかれさまー」と声を掛け、無事に日程終了を喜び合いました。あとは、オミヤゲ買って帰るだけだね。



オミヤゲといえば、そのころ東京は谷中の「かえる屋ケロリン堂本舗」では、もう一人の優秀なスタッフIさんが一人で店番をしていてくれました。私が洋食レストラン「おきな堂」で特厚のポークソテー定食をほおばっている頃、お客様に埋もれて一人で切り盛りしてくれてたんですよね、ありがとうIさん。お土産は大好きなお酒、それも昨夜とても感動した長野のお酒、「大雪渓」を買って帰るからね……。


* * *

……と思って、人づてに聞いて地酒の売っているお店に寄ったらば、お休みでした。ごめんIさん、オミヤゲなしだった^^^^

(店主は後でオイシイごはんをご馳走しました、とさ)



>>おきな堂データ
〒390-0811 松本市中央 2-4-10
Phone 0263-32-0975


 * * *

その後、長野道→中央道→首都高で谷中に戻り、店に荷物を降ろし、自宅(横浜)へ戻りました。家に着いたのは23時頃でしたかね。楽しい週末でございました。実行委員会の方々、お客様、参加者の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。





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最終更新日  2004年06月18日 19時32分43秒
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