Windows7からWindows8に変わるのではなく、Windows7からmetroに変わる
Windows8から新しくmetroというUI(ユーザー・インターフェース)が導入されましたが、見た目からだと思うのだがタブレット用のUIとネット上にもよく書かれているのを見ますがタブレット用というわけではありません。metroと言うのはAPIが.NET Frameworkでのみ動作するUIのことです。以前はWIN32APIというAPIを使用していましたがその名の通り32bitであるx86に依存して自由度もなく古いAPIなのでマルチタスクにも適用しにくいAPIだったので.NET Frameworkに刷新したUIがmetroです。XPなどでも.NET Frameworkは使用できましたがWIN32APIと混在だったのでマルチタスクなプログラムはアプリケーションを作る側がタスクを管理するプログラムまで作らなければいけなかったのでマルチタスクなプログラムは難易度が高くあまり作られていませんでした。.NET Frameworkではシステムが自動で管理してくれるので並列処理も難易度が下がっています。クワッドコアでHT(ハイパースレッド)のCPUで8コア分の処理をしてくれるものでマルチスレッドで8スレッド以上のプログラムを実行してみましたが8コアに均等に自動で処理を配分してくれていました。並列処理の管理はシステムがやってくれるので楽チンです。WIN32APIが混在していると並列処理の管理プログラムもアプリケーション側でやらないといけない。システムが管理できるコードをマネージコードと言うここが良く書いてある。http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/technology/idnfw11_01/idnfw11_01_01.htmlアプリケーションの管理もシステムがやっているのでWindows8DPで10個以上のアプリケーションを起動して放置しておくと何時間か後に見ると半分は勝手に処理が終わっていました。Shift+Ctrl+ESCで見られたと思うシステムがアプリケーションを終了させる時にはアプリケーション側にイベントが発生するので終了すると困るアプリケーションはそのイベントで終了するかどうかを決める必要がある。本来、Vistaの時に.NET Framework専用のOSを出すつもりで作っていたのだろうがそれでは整合性がとれなくて後でWIN32APIを足したのであの最悪なOSができたと思われます。Windows8はmetroとdesktopというUIに分かれていますがmetroがWindows8であって、desktopはWindows7互換というものでWindowsのレガシー的な役割がdesktopになっています。はっきり言ってWIN32APIは古過ぎて廃止してもいいくらいなのでしょうWIN32APIはレジストリというデータベースで管理されていて大きくなっても小さくなることはありません。なのでWindowsは使えば使うほど動きが悪くなるので最終的にクリーンインストールする必要がある。.NET FrameworkはSQL Serverで管理しているようです。もちろん整理できるので肥大することはない.NET Frameworkはバージョン管理もしてくれるのでWIN32APIを上位版で上書きしてトラブルを起すことも無い。次期バージョンはmetro2.0とかmetro3.0になるかも?それと.NET Frameworkはプラットフォームを選ばないのでARMでもx86でも64でも動きます。中間コードにコンパイルされてロード時に変換される物理記憶のHDDはCPUから見て遅いデバイスなのでロードと同時に中間コードをネイティブコードに変換しても動作にはあまり影響が無いそれをJITと呼ぶWindows8の何が凄いのかと言うとマルチタスクmetroで動くマネージコードはWindows Azureでも動きます。Windows AzureというのはWindows版のクラウドです。クラウドと言うのはPCクラスタ(パソコンの集合体)に仮想化を導入したものです。バズワードと書いてあるサイトも多いですがどうバスなんだ?通常、何百万台ものPCを接続しているクラウドで切り売りしてくれるものをクラウドと言うのでそのリソース(CPUとかメモリとか)を切り売りしてくれる。そのリソースを大きくしたり小さくしたりできるので雲のように大きかったり小さかったりするのでクラウドという名称が付いているわけです。仮に8CPU(1.6GHz相当)を10個借りると8CPUが1時間83.92円なので10個(80CPU)借りると839.2円ですねhttp://www.windowsazure.com/ja-jp/pricing/details/で、80スレッドの処理をすると…個人でスーパーコンピュータ的なプログラム処理もできる時代だと言うことです。このデモンストレーションもWindows8が出るころにはマイクロソフトがやってくれるでしょうWindows8で4つあるエディションでエンタープライズ版はクラウドと連携できるそうです。何か書き忘れてたかな…ま、いいか思い出したらまた書いておこう【送料無料選択可!】早わかりWindows8 新OSの「特徴」と「使い方」をチェック! (I/O BOOKS) (単行本・ムック) / IO編集部/編集【送料無料】Windows Azureエンタープライズアプリケーション開発技法【送料無料】プログラミングWindows Azure