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December 19, 2006
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カテゴリ:岩国周辺
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メッセージを訴求するBlogは どうしても辛口になりますから
これまで私は殆ど書きませんでしたが
からりとした冬晴れの空が拡がる 由宇・銭壺山より 
思った事を キーボードに綴ってみたいと思いました。

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由宇(山口県岩国市の農村部)の近辺では 
生産者から米1俵(60kg)を農協が約14,000円で買い取り、
末端消費者はそれを約20,000円で買えます(米10kgが約3,200円)。

しかし米作りというのは実は大変なお金が掛かります。トラクター200万、育米50万
用具(消毒etc)150万、コンバイン250万、乾燥機300万、諸経費100万等で
共同化が進みつつあるとはいえ1,000万円以上を要します。

米1俵(60kg)作るのに必要な水田面積は1アールとして、
50アールの水田では50俵。14,000×50アールで売上70万円となると
機械買替、補修もあり 費用を回収するだけで20年以上要します。
一生懸命作っても 兼業農家は持ち出しでやっているのが現状で
ワーキング・プア”が現実味を帯びてきています。
農村の高齢化に伴い 必然的に米作りをやめる人も増えつつあり
山間に入ると荒れ田も散在している状況です。   

今はまだ そうでもありませんが
今後は米の価格もじわりじわり上昇するでしょうね。

一方で、松坂大輔選手はアメリカに渡り60億円。
彼が1球投げる度 それは数百万という世界(まさに銭壺そのものですが...)

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由宇銭壺山より 生活の源を支える「食」を産む 田舎の明日に幸あれと・・・
皆さんはどうお感じでしょうか。


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Last updated  December 19, 2006 06:05:51 AM
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