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2016.07.23
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カテゴリ:読書記録
著者【 吉田尚記 】の『 コミュ障は治らなくても大丈夫 』を読み終えたので、記録も兼ねて紹介します。

本書は、漫画【 水谷緑 】による【 コミックエッセイ 】で、

ニッポン放送アナウンサーである【 吉田尚記 】さんの【 実体験 】を元にした、コミュニケーションが苦手な人のための【 指南書 】です。



この著者の前著である『 なぜ、この人と話をすると楽になるのか 』は【 ニコニコ生放送 】で話した内容を構成したもので、読み心地としては、一種の【 新書 】のような感じでしたが、

対して『 コミュ障は治らなくても大丈夫 』は、誰にでも読みやすい、要点だけはしっかりと押さえられる、より安定感のある作品と言えるでしょう。

今回は、綿密な取材から生まれ、高品質で最適化された本作を紹介するわけですが、

個人的には、ニコニコ生放送から、ナチュラルに出てきた言葉から生まれたとも言える、ためになる言葉が無数に散りばめられた、前作の方も、オススメです。

吉田さんの話を聞いているつもりになって読めば、特に読みにくいということもありませんしね。

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さて、では『 コミュ障は治らなくても大丈夫 』が、一体、どのような【 コミックエッセイ 】なのかというと、

前述したように、ニッポン放送アナウンサーである【 吉田尚記 】さんの【 実体験 】を元にした、

彼が、数々の失敗から学び、実践に次ぐ実践を経て【 コミュ障は治らなくても大丈夫 】という答えに辿り着くまでの物語が、基本となっています。

間にコラムなども挟まれますが、簡単に言えば、三章構成で、第一章は、吉田さんの【 コミュ障エピソード 】に始まる【 導入 】の部分。

第二章で、徐々に【 コミュニケーションのコツ 】が、成功例と共に、明かされていきます。

第三章は、この本のための企画として行われた、一般の参加者に対して、吉田さんがアドバイスをするという【 イベント 】の模様を、会話の技術の【 実践編 】と題して、まとめたものですね。

当然、誰もが興味を唆られるのは、おそらく【 第二章 】であり、実際、最もページが割かれている章なわけですが、

個人的には、まず【 聞き上手になれ 】という言葉の意味と意義とを、分かりやすく丁寧に説明してくれたなぁ、という気がしています。

単に、相手に対して無理やりにでも興味を持って【 質問すればいい 】というわけではなく、

そもそも、会話を楽しもうという気持ちがなければ、会話をする意味がない【 コミュニケーションのためのコミュニケーション 】こそが、その本質だという前提からして、勘違いを正された思いがしました。

つまり、逆に言えば、相手と【 気まずくならない 】ために、コミュニケーションを行うのであって、それには【 お互いに会話を楽しむ必要がある 】というわけです。

では、例えば、相手が【 初対面の人間 】というような場合でも、なんとか、そんな会話をしようと思ったら、どうすれば良いのかというと、本書で色々と紹介されているのですが、

一つには、相手に対する【 先入観 】を口に出して、敢えて、ぶつけてみるという手法があります。

人は、間違いを訂正する時こそ、よく喋ってくれますし、次の話題への【 発展性 】も高い、というわけですね。

また、口にまでは出さなくても、そんな風に、常に【 先入観 】を持つようにしておいて、それが否定された時に、ちょっと大げさなくらい【 驚いて見せる 】ことも、相手に気分良く喋ってもらうには、効果的なようです。

さらに、もう一つ例を挙げるなら、会話が弾むかどうかは、いかに【 相手が答えやすい質問をするか 】にかかっている、という話は、個人的に、とても共感できました。

回答者の立場になってみれば、質問が難しいと、パッと浮かんで来なくて、ちょっと考えすぎちゃうことがありますよね。

本書では【 深い質問 】よりも【 些細な質問 】をするべき!という風に表現されていますが、要するに、どうでもいいような質問からでも、人は話を広げられるばかりか、寧ろ、そういうところにこそ、会話が盛り上がる【 キッカケ 】があったりします。

また、質問をしようとすると、どうしても使いがちな【 なぜ 】ではなく、本来は手段を問う【 どうやって 】の方が、相手が答えやすいだけでなく、自ずと過程も含めて話をしてくれるので、理由を聞き出すにしても有効だというのは、なるほど、と思わされました。

まぁ、何はともあれ【 コミックエッセイ 】なんて、普段は全く読まないという人も、この手の本は、あまり信用していないという人も、いっそ、別に【 コミュ障 】ではないという人でも、

もし、少しでも興味が湧いたなら、読んでみて損はないと思います。

勿論、それぞれ【 電子書籍版 】もありますよ。





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Last updated  2016.07.24 03:51:58
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