最新作までの【 ターミネーター 】を簡単に振り返ってみた【 ネタバレ注意 】
最近【 ターミネーターシリーズ 】のリブート作品『 ターミネーター:新起動 / ジェニシス 』を見たのですが、その前に【 シリーズ 】全体を振り返っておこうと思い、前四作品も見直したので、これを機に、映画【 ターミネーター 】について、備忘録も兼ねて、まとめておきたいと思います。ターミネーター:新起動/ジェニシス [ アーノルド・シュワルツェネッガー ]価格:1,388円(税込、送料込)まず【 ターミネーターシリーズ 】は【 ジェームズ・キャメロン 】監督作品から始まり、途中でキャストやスッタフの変更があったり、設定上の矛盾点があったりもしますが、基本的には【 運命なんてない 】という前提で【 未来が変わり得る世界観 】なので、まぁ、なんでもありと言えば、なんでもありの【 サイエンス・フィクション 】です。しかし、だからこそ『 ターミネーター3 』や『 ターミネーター4 』の結末は、個人的には好きだったりもするんですよね。では、それら前四作品のストーリーを簡単に復習していきましょう。最初の『 ターミネーター 』では、未来で【 抵抗軍 】の指導者となる【 ジョン・コナー 】を歴史から抹消するため、その母親の【 サラ・コナー 】を殺害しようと試みた【 機械軍 】が、彼が生まれる前の過去に【 ターミネーター 】を送り込むところから始まります。それに対抗して、未来の【 ジョン・コナー 】は、同じ過去へ【 カイル・リース 】を送り、母親を護衛させるのですが、実は、この【 カイル・リース 】こそが、ジョンの父親となる人で、このあたりの設定からは、すべてが【 運命 】だったのではないかと思わされますよね。しかも、次の『 ターミネーター2 』で、前作で破壊した【 ターミネーター 】の部品の残骸を回収した【 サイバーダイン社 】が、未来で【 機械軍 】の頭脳となる【 スカイネット 】の誕生に繋がる技術を開発していることが明かされました。そこで、少年時代の【 ジョン・コナー 】を殺害するために、またしても【 ターミネーター 】を送ってきた【 機械軍 】に対し、未来のジョンも、自分を守らせるため、捕らえて再プログラムを施した【 ターミネーター 】を送り、今度は【 ターミネーター 】同士の戦いも繰り広げられる中、少年のジョンは、母親のサラと共に【 サイバーダイン社 】を襲撃し、逆に【 スカイネット 】の誕生を阻止することで、機械と人類の戦争が勃発する【 審判の日 】そのものを、なかったことにしようと試み、作戦をやり遂げます。そして、変形自在の液体金属で構成され、再生を繰り返す敵の新型【 ターミネーター 】も、溶鉱炉へ転落させることで消滅させ、今回は仲間として戦った【 ターミネーター 】も、未来の痕跡を残さないため、同じように処分しなければなりませんでした。というのが【 ターミネーター 】の基本的な物語で、綺麗に完結してはいるのですが、次の『 ターミネーター3 』で、このシリーズは新たな展開を迎えます。ジョンが少し成長して青年となった頃、再び【 ターミネーター 】が送られてくるのですが、その目的には【 ジョン・コナー 】の殺害だけではなく、未来のジョンの【 副官 】となる者達の抹殺も含まれており、その中には未来のジョンの妻でもある【 ケイト・ブリュースター 】もいました。つまり、機械と人類の戦争は、回避されたわけではなく、延期されただけだったのです。今回は、未来のケイトが、過去の自分やジョンを護衛するための【 ターミネーター 】を送ってくるのですが、どうやら未来のジョンは、その【 ターミネーター 】に殺されたのだとか。ともかく、さらに性能の上がった敵の【 ターミネーター 】の追撃を避けながら、青年のジョンはケイトと共に、再度【 スカイネット 】の誕生を阻止するために動きます。実は、軍の高官であったケイトの父【 ロバート・ブリュースター 】が、その鍵を握っていて、接触には成功するのですが、時すでに遅く【 スカイネット 】は起動しており、ロバートの指示で【 スカイネットの中枢 】らしき【 コンピュータ 】があるという場所へ向かうことに。しかし、辿り着いた先は単なる【 核シェルター 】で、彼らは【 生き延びること 】のみを余儀なくされます。そもそも【 スカイネット 】は【 中枢システム 】ではなく、インターネットで結ばれている【 分散型システム 】なので、起動してしまえば最後、破壊は不可能なのでした。こうして、過去へ【 ターミネーター 】を送ることによる、機械と人類との攻防は、平行線を辿ることとなったわけです。よって『 ターミネーター4 』では、ついに、過去ではなく【 未来 】すなわち【 核攻撃 】によって荒廃した世界での、機械と人類との戦争が続いている時代が描かれることとなりました。当然【 ジョン・コナー 】は【 抵抗軍 】として、日々【 機械軍 】と戦っており、敵が人々を生け捕りにし、生体細胞を複製しようとしている事実から、民間潜入型【 ターミネーター 】の開発に着手している頃だということが分かります。一方で【 マーカス・ライト 】という謎の登場人物が急に出てきて、まだジョンと出会っていない少年時代の【 カイル・リース 】と接触するのですが、カイルが【 機械軍 】に連れ去られてしまい、途方に暮れかけたところで、ジョンの部隊の女性パイロットの一人である【 ブレア・ウィリアムズ 】と出会い【 抵抗軍 】へ招かれることに。しかし、地雷による負傷で、マーカスの正体が人間ではなく、特殊な【 ターミネーター 】であることが明らかとなってしまいます。マーカス自身もそのことを知らなかったようですが、実は【 スカイネット 】は、ジョンを抹殺するために【 スカイネットセントラル 】へ誘き出すことを彼に期待しており、実際、マーカスは自覚のないままに、そこに囚われているカイルを助け出すためにも、ジョンに情報を提供し、その役目をやり遂げることとなりました。と、すべては【 スカイネット 】の思惑通りに進んでいるかに見えましたが、マーカスは真相を知っても諦めず、ジョンを救い、カイルを助け出すことにも成功します。思えば『 ターミネーター2 』では、機械は人間の心を学習するのか?というテーマが見え隠れしていたように、この『 ターミネーター4 』では、機械と人間の中間のような存在が登場し、どこからが機械でどこまでが人間なのか?という問題が提示されている感じですね。そして、ここまでのシリーズは、機械と人類との戦争はこれからも続いていく、という風にして幕を閉じます。さて、では、最新作『 ターミネーター:新起動 / ジェニシス 』は、どういう話になっているのかというと、始まりとしては『 ターミネーター4 』から時が経ち、指導者【 ジョン・コナー 】に導かれた【 抵抗軍 】が、いよいよ【 機械軍 】に勝利した、というところからです。ただし、勝利したとは言っても【 スカイネット 】は最終手段として、ジョンを生まれる前に葬るため、過去に【 ターミネーター 】を送っています。ジョンも【 カイル・リース 】を、これから同じように送り込まなければなりません。つまり、ここへ来て【 一作目 】の『 ターミネーター 』の【 裏側 】とも言えるようなシーンが描かれているわけですね。そうして【 カイル・リース 】を主人公とした物語が再び始まるのですが、当然、普通なら、ここからは【 一作目 】と全く同じ展開になるはずです。しかし、カイルが行き着いた先の過去は、ほとんど別の世界でした。これ以上はネタバレが過ぎるので詳しくは書きませんが、とんでもないことになっています。かの【 ジェームズ・キャメロン 】も、この最新作を指して「 私にとって『 ターミネーター 』の三作目だ! 」と言うほどで、リブート作品は三部作になる予定らしいので、今後にも期待です。勿論【 Blu-ray 】もありますよ。ターミネーター:新起動/ジェニシス【Blu-ray】 [ アーノルド・シュワルツェネッガー ]価格:1,832円(税込、送料込)( ホーム )http://plaza.rakuten.co.jp/kiagorod/( 実直に【 人気ブログランキング 】に参加しています。)日記・雑談 ブログランキングへ