地球とハネムーン

冬至前の断捨離、一日目は大成功。
天袋に押しこんであった衣類のダンボール６個。
和ダンスを占領していた一生着る事のないコート。
「一瞬で判断して迷わず捨てる」とK君は言うのですが、
それはやはり無理で「う〜〜〜ん。。。。。。」と迷い、
一度、かなりの量を処分用に仕分けてから、
何度も引っ張りだして、最終的に処分はずいぶん減りました。


というのは、洋服としてはNG！でも、
手芸用の素材としてはOK！という物が沢山ある事に
気づいたのです。
なので「創作意欲を感じるか感じないか」を選考基準にしました。
視点を変えたら、迷いがなくなり、
サクサク判断出来るようになりました。

一番イヤだった服が、素材としては逆に一番可愛い部類に
入ったりします。
デザインが嫌いだったけど、
自分好みの、主張の少ないシンプルな物に
作りなおせばいい物になりそう。
デザインが目に浮かぶ。
そのまま捨てるより、失敗しても、やってみる価値はある。


ウール、木綿、絹、フリース、可愛いボタン。。。。
あっという間にガラクタ小屋が素材館に変わりました。
なにより今度は箱を開けるのが楽しみになり、
精神的苦痛が消えた事が、一番の収穫です。

苦痛だった「服」が、豊かな素材としての「福」に
変わりました。

そのうえ、何十個もあるバッグの中から、
お札が、一万九千円出てきたのです。
一万円は封筒に入っていて、母からのものでした。
ほんと、服が福になった^^。
このお金、ロックミシンの足しにしようかしら。


私がモタモタしている間に、K君がどんどんと
表地と裏地を切り離したり、ボタンを取って
コレクション用の木箱に色分けしてくれました。


さて今日も、太陽光を浴びながら、
「服福・断捨離」の続きです。