舞の事

2018年04月22日

とても深い事を学んだ気がするので、
舞の事を少しだけ書きます。

久しぶりに舞の講習に出掛けました。
宝物の１日です。

講師さんはどの方も
本当に真摯に教えて下さいます。

教え方は毎回ごとに素晴らしくなり、
お会いする度に、内側から光を発して
まろやかになられていて、後光が差しているほどです。
そばに来て下さるだけでも、私の胸が暖かくなり、
身体も気持ちいいのです。
今まで、そういう人に会った事がありません。

人って本来は、お互いが側にいるだけで、
お互いに気持ちいいものなのだと、
実感させてもらいました。

我が少なければ少ないほど、
エネルギーがひとつになるから、
お互いに気持ちいいのだと思います。

我の少ない人が大勢いる世界は、
きっと、すごく気持ちのいい世界だと思います。
タオコードの本の中の少数民族の人達の世界は、
そういう世界なのだろうなぁ。

舞の講習は、そんな、
今まで感じた事のない事を
実感出来る、稀有な場です。

講師さんに「どうしてそんなに光り輝いているのですか？」と
聞いてみたら、

「もしそうだとすれば、みなさんが中心に向かって下さる、
その光が私達（講師）に注がれる
（その光の元で指導する事が出来る）のかもしれません」

「遠い地方から熱意を持って来て下さる方々の
エネルギーも、私達の力になります」

というような深い、舞の真髄に触れるお話を、
誠実な言葉で、お話してくれました。

夜９時に寝て（夕食は五時半）
日の出より少し早く起き、庭に出て
太陽に座礼している事なども教えてくれました。

食べ物は、あまり神経質にならずに、
その時に、幸せと感じる食べ物を
選んでいるそうです。

何につけ、頭で考えて「こうしよう」ではなく、
「しあわせを感じるか」を基準に選ぶそうです。

気持ちよさをいっぱい感じると魂が喜びますと、
お話してくれました。

今回はこちらのお願いで質問コーナーを設けたので、
色々なお話を聞けて、貴重な機会でした。

講習の後半は君が代の舞で、
私はまだ覚えていません。
能のすり足のような内股歩きが、
まったく出来なくて、
帰宅してから恥骨がビリビリ痛くて、
「お股が痛〜いっ！」と大笑いしました。

笑うとますます痛いのですが、
身体の不器用さが可笑しくて、
お腹をかかえて笑いました。

君が代でこんなに笑えるとは^^;。

たぶん、みんなの進歩に合わせて、
舞もどんどん高度になっているのかもしれません。
いつも「とてもついていけない〜」と思うのですが、

みんなで輪になる、言葉のいらない世界は、
人と人が作る空間の中で、
もっとも愛おしく尊い空間に思えるので、

人生の宝物として、
生きる指針として、参加させてもらっています。

一人一人、別々の努力では難しく思える事も、
みんなの相互扶助による共同創造でなら、
相乗効果で、到達出来るかもしれません。

今はあまり参加出来ないけれど、
中心に繋がる努力を続けながら、
美しく脱皮していく皆さんの
エネルギーを感じさせてもらう事を楽しみに、
細々とでも、舞と繋がっていきたいと思います。

昨日の富士