今年も花の寺へ。
すでに秋のお彼岸も終わってしまったけれど・・・・これは先週の日曜日の話。 日曜日は父の墓参りの後、前日も行った大和市に再び向かった。この日の目当ては常泉寺。赤と白の彼岸花をはじめ、季節の花を堪能できる。昨年、森野コルリさんに教えて頂いた。 まだ早い時間だったので、拝観する人も少なく順路をゆっくり散策。油断したら蚊に刺されまくる。オミナエシ ここは三脚や一脚が使用禁止。全て手持ちのカメラで撮影した。いたる所に河童や仏像などが配置されている。柔らかい表情が印象的である。 肝心の彼岸花は、ちょうど見頃。優雅でありながら、どこか奥ゆかしい。 その他に見頃だったのはシュウメイギク。キクという名前だが、キンポウゲ科アネモネ属の植物。 今回は敷地が改装工事中ということで少し狭く感じてしまったが、秋を告げる花々は見事に咲き誇っていた。 自宅に帰り、夕方頃になると花壇を見ていた母親がソワソワ。長く世話している月下美人の蕾がついに、そのときを迎えそうなのだ。 夜になると咲き始め、次の朝にはしぼんでしまう。一夜限りの儚い花だ。 そして、その日の夜・・・・ 見事に咲いたではないか。妖艶な姿だ。言葉に表せないような匂いを発している。 暗闇の中で撮影したので、あまり上手くいかなかった。これが一夜限りの花かと思うと、なかなか諦め切れず夜中に何度も見に行ってしまった。