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本と映画と食事とあひる

2013.08.08
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カテゴリ:映画、ドラマ
さて、テレビもラジオも関係なく暮らしているので知らなかったのですが、

ある放送作家が『woman』の満島ひかりについて

「テレビドラマであんなに演技が上手い必要がない。映画にとっておけばいいのに」と


いった趣旨のことをつぶやいて脚本家や視聴者の反感を買ったとか、、、。

テレビの放送作家がテレビを馬鹿にしてどうするんですかね???

 それに、そんなことをいっていたら私がこのブログで再三取り上げた名作ドラマ

『それでも、生きてゆく』の瑛太、満島ひかり、大竹しのぶ、榎本明、風間俊介なんて

もったいないの一言なんですけど、、、、。 (^_^;)

 視聴率を気にしなくていい、いいドラマを作って欲しいと言った制作側の男気も無視した

発言だなあと呆れました。(上記は『それでも、生きてゆく』の制作現場のお話)

 今でもあるんですね、ドラマより映画の方が上!といった偏見。

「名作」といわれているドラマは映画よりずっと長時間な分、丁寧でいいものが多いのに。


 脚本家の坂元裕二さんが『それでも、生きてゆく』のインタビューで

瑛太と満島ひかりについて「自由な俳優と女優」という表現をしていたのを

とても面白いと思いました。

 いわゆる、「かっこいい」役、「かわいい」役しかしないといった

売り方をされていないという意味でしょうか。

 たしかに、このお二人はどんな役でもこなされますね。

私が満島ひかりをすごいと思ったのは映画『悪人』からで、

それ以前の作品はさかのぼって鑑賞しました。

『クヒオ大佐』、『モテキ』などは彼女が出ていなかったら観てないですね。(^_^;)

映画『愛のむきだし』では本当になんでもしていて女優魂に脱帽!!です。

暴力、女性同士のキスシーン、狂気、お馬鹿に見える○ンチラシーン(分かる方は『まいちんぐ 

マチコ先生』を想像して下さい。 (^_^;) )などなど。

 タイトルもテーマもディープですが演技派がそろっていていい作品です。



愛のむきだし 【DVD】


 たしか、主演の西島隆弘はこの映画での演技が認められて

蜷川幸雄監督の舞台に出ることになったと記憶しています。

渡部篤郎の駄目父っぷりもすごいし、安藤サクラのヒール役もさすがです。

 

それにしても、前にも書きましたが、

当時はそれほど大きな役をしていなかった満島ひかりにこの役を振った園子温監督の

才能を見る目はすごいなあと本当に感心します。

 満島ひかりに似せて作ってある聖母マリア像も良く出来ていて、

制作スタッフ、美術担当の芸に感動した一作です。

 テーマがテーマだけに

(親子の断絶、家庭内暴力、ネグレクト、新興宗教からの信者奪回など)

万人にお勧めは出来ませんが好きな作品です。


追記;映画『愛のむきだし』のあらすじについて書いた部分を

楽天ブログが「公序良俗違反」として2回もエラーを出してきました。 苦笑

詳細を読みたい方はウィキペディアを参照して下さい。





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最終更新日  2021.01.08 13:43:48
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