美人じゃないとダメ!
美人じゃないと入れない!そんな会社がある。なんだ、その会社は?その名も美人グループ。徳島の美容室チェーンなのだ。初めて会って名刺交換したときに美人グループ(本当は英語で書いてます)と書いてあるので、思わず「えー、美人しか入れないのー?」と聞くと「そうウチは美人しか入れないんよ」と言われた。もちろん顔のことじゃありません。今度意味を聞いてみようと思っているんですが、たぶん心の美人とか、輝いているという意味なのなかなと勝手に思っています。彼女は美容室を4~5店舗も経営しているんですが、さらに新しいお店を出すべく準備中だそうです。そのうえ美容室向けの販促パーッケージも開発中。とても忙しいようです。いつも私の拙い日記を見てくれているらしく、昨日、久しぶりに直メールをもらいました。「日記はいつも見てるけど、 生の声が聞きたくてメールしました」と書いてありました。普通ならここでメールしますよね。でも私はそうはしませんでした。もちろん返事はしましたよ。数日前の日記を読んだ方ならもうおわかりですね。そう、電話したんです。「もしもし斎藤です。 今、電話大丈夫?」「うん、大丈夫」「生の声が聞きたいって言ってたから リクエストに答えて電話したよ」「いや電話してくれっていうことじゃなくて・・・」「もちろんわかってるけど、 かけてみたんだ」というようなやりとりがありました。ここで言いたいことは、彼女は私に電話してほしいと求めていたのではないんです。期待していないのに、電話があったから、おどろいた。と同時に喜んでくれた。メールできるなら、電話に出られるはずですね。ココです、ポイントは。相手の期待を超えることと時間軸を見抜く!ことにあります。これがツバメ返しの術、です。高橋憲行く先生に教えられたことに加え新宿2丁目のゲイに教えられました。友人が連れて行ってくれました。高橋憲行先生から、「斎藤さんは、女性にやさしそうだから、 ホストに女性をもてなす術を磨くといいよ」と言われ、自分ではすごく心外だったんだけど、これも大事な友人であるデザイン事務所を経営する女性から「いやあ、先生ってホントによく見てる。 大して話もしてなくても ズバっと見抜く」って言うので、「えー、どういうこと?」と聞くと「だって、けんちゃんはホストがはまり役だもん」と今まで40数年生きてきて初めて言われた。しかし彼女は元々コピーライターで観察眼はなかなか鋭いものをもっている。自分で自分のことはわからないので、そんなもんかと思った。前置きが長くなったが、そういういきさつでホストじゃなかったけど、ゲイバーに行った。全然違うけど、非日常ということでカンベンしてください。で、ゲイはいろいろ考えているなあと思った。彼は、メールが好きじゃないと言う。メールだと微妙なニュアンスが伝わらず、変な誤解を招いたりするからだ、と。メールが着たら返事はどうするの?と聞くと、「やーね、返事は電話するのよ~」「なんで?」「だってメールできるってことは 電話だってできるじゃないの~」ほほー、なるほどね。ゲイはいろいろ考えている。普通の恋愛よりも深い、のだ。で、昨日は、このときの経験を生かしたのだ。もちろん友人、知人だけでなくお客様やすべての人に応用できます。毎回毎回じゃダメだけどね。 今日の教訓は・・・・相手の期待を超える努力をする・メールの返事は電話で(時と場合がありますが)・電光石火の速さは感動を生むってことです。