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まつもと大歌舞伎・市民サポーター日記前半


  




2010年7月1日(木)まつもと大歌舞伎 角切銀杏を見たら涙が出た!

待ちに待ったお荷物到着!

市民サポーターの運営マニュアルと半纏。

まつもと市民芸術館の名前の入った封筒を開け、
中にあるビニール袋をひっぱりだした時

封筒を開けたら

そこに
になった。

想像もしなかったけど、
その家紋を見たら
胸がいっぱいになった!

はじめての市民サポーター

半纏



わー、ほんとにお手伝いの一員になったんだ!

わー、ほんとに松本へ行くんだ!

まつもと大歌舞伎(おおかぶき)と読みます。
大地震が(おおじしん)で、
(だいじしん)と読まないのと一緒。

そして角切銀杏は(かくぎり)でなくて
(すみきりいちょう)だよ。

何度も平成中村座の小屋で見かけた家紋。

看板や提灯、
何度も見あげた中村屋のシンボルマーク。



角切銀杏

前へ進め!
使命を果たせ!
宗吾のようにひた走らなくちゃ!

(佐倉義民傳 勘三郎さんの宗吾のお姿と
勘三郎さんが守ろうとした皆のことで頭がいっぱい)

2010年7月2日(金)11:56:42 バス爆睡!起きたら青く重なる山

出発直後

ラベンダーのかおりのアイマスクして
睡眠不足解消

じわーっと温かくて良い香りに包まれて
気分がほぐれる

遠征が多いお友達が持たせてくれたアイマスク
愛マスクだなーと しみじみ


【送料無料】めぐりズム蒸気でホットアイマスク


と気づけば、お江戸は遥か彼方。

2010-07-02 11:56:41

双葉だって!

降りずに寝る! 

めざせ!まつもと大歌舞伎!

2010.07.02 12:58:41 恵みの雨? そしてワイパーの話

恵みの雨? 
と思いたい(*^-^) 

松本に向かうバス
バラバラと窓を打ち付ける雨





ワイパー見て、先日のテレビ放送を思い出す。
(※映画にもあるようです。)


幸せのきずな /グレッグ・キニア 【字幕・吹替え】【洋画】

間欠式(まばたき)ワイパーの仕組みは
発明好きのお父さんと
そのお父さんを大好きな子どもたちが
長い年月かけて開発して特許をとったんだって。

すっごくいい話だったので、
知りたい人は 今度会った時に
「ワイパー!」って言ってね、教えてあげる

ヾ(@^▽^@)ノ



2010.07.02 13:33:38 松本に着いた!

大雨をくぐり抜けたら、
スッキリお天気の松本に着きました。

松本駅には、

おお

勘三郎さん扮する義民傳の主人公 
佐倉宗吾様の特大ポスター

2010-07-02 13:33:38

もうすぐ到着!

2010.07.02 13:40:13 東急インの前で高速バスを降りました

ここにも佐倉義民傳のポスター

ポスター

2010-07-02 13:45:12 東急インの前で乗ってきたバスにお別れ!

東急インの前で
乗ってきたバスにお別れ!

新宿⇒松本 2000円は格安です。

トイレはないけど、
休憩時間に入ればいいし、

夏休み前で空いていたので
ユッタリ快適!

東急イン 松本初上陸の地

2010.07.02 13:46:10  お昼は「古ばやし」さんで美味しい もりそば

自分でわさびをおろして食べました!
テレビでは見たことあっても
自分ではしたことがなかったので
カンゲキ!



お仕事で松本に来ていた
花子さんとご一緒したので、

松本在住の花子さんのお友達に
勧められ、老舗のお蕎麦屋さんへ

佇まいからして趣があって

久しぶりに食べた信州のお蕎麦は

もちろん!!
美味しかった。

ガラス越しに
蕎麦を打っているところが
見えて、オノボリさんの私は
いちいち感動!


花子さんは熱心に
お仕事の打ち合わせ。

私は黙って
松本に着いた感慨に浸ってる。

どんなことが待っているんでしょ。
明日が楽しみ!



お蕎麦屋さんの写真がよく撮れてるブログ発見、そうなの、ここです
生そば こばやし|伝統を守り続ける、百有余年の伝統ある老舗|松本市大手


松本は建物に趣あって好きだな~!

2010-07-02 15:54:09


2010.07.02 14:26:48 ホテルで自転車(力車)借りました

「古ばやし(こばやし)」で
美味しいおそばで腹ごしらえした後
ホテルにチェックイン。

楽天トラベルで探した格安のお宿。
「ハミルトン イン 松本」
松本城に近いホテルです。

インターネット予約は4000円で泊まれます


ビジネスホテルで
シンプルだけどサービスが良いという
評判が決めてだったかな。

夏休み前、早割サービスで超お得!

連泊なので宿泊に予算をかけられない
今回のような場合には大助かり。

利用客のレビューどおり、
フロントの対応が良かったです。

荷物を置いたら、
「佐倉義民傳」を上演している「市民芸術館」へ

赤い可愛い自転車に乗って出かけます
(力車と書いてリキシャと読む)



力車あじさい2010-07-02 15:56:47


お花も
人も
町が素敵です!

2010.07.02 16:04:03 「マサムラ」 美味しいケーキ屋さん、発見♪

「佐倉義民傳」を上演し、
市民サポーターの拠り所でもある
市民芸術館へ向かいます。

両脇の個性的なお店の構えに
いちいち、立ち止まりたくなるくらい

松本のまちは
旅人に魅力的なまちです。

風を切って行く途中、
「ここは絶対美味しいよね」と、
第6感が働いて、

花子さんと二人、自転車を止めました。

美味しそうなケーキ屋さん。

後で聞いたら松本で誰もが知ってる
お店でした(^O^)

特に人気なのは

「石垣サブレ」と「ベビーシュー」


マサムラ・天守石垣サブレ(12枚入)※夏季のみクール便でのお届け

サロンのような優雅な店内、
トイレも広々ゴージャス(^O^)/

味は上品なのに、
東京の高級店にありがちな
お高くとまった感じじゃなく

お店の女の子も気取りがなくて
可愛いかったよ

オススメ!

時間があったら
ケーキと紅茶を優雅に味わいたいところですが

ソフトクリーム(300円。文句なし!の美味しさ)だけで
我慢して

いざ、市民芸術館へ!

追記 ダンチューの表紙を飾ったベビーシューです



ベビーと言っても
スタンダードなサイズより
ちょっと小ぶりくらい

ギッシリ詰まった上品な味のクリームが
ほんとオイシー!

当日に渡せる人にしかお土産に出来ない
それだけが残念な大好きなシュークリーム

2010-07-02 16:16:16 着きました!松本市民芸術館

ついに到着!

松本市民芸術館

ここが松本市民芸術館!
大きくてキレイな建物。

そこに風にはためく中村座の幟(のぼり)

ワクワク度マックス!

2010-07-02 16:16:16

私の任務はなあに?

半纏に着替えたら
市民サポーターの受付へ行ってきます!

2010.7.2 最初の仕事は「もぎり」でした♪

市民サポーター、
一公演ごとに役割が変わります。

思ったよりたくさんの種類の仕事があるので楽しみです。

忙しくて楽しくて一日があっという間です。

町中にはこの幟

サポーターの半纏を着たら
まじめに働かなくちゃ!と
気合いがみなぎって


夜は心地よい疲労感

東京にいる時より 寝つきがいいです。

シアワセ~

トイレや、ちょっとした時間を探して
ブログを更新するのが難しくなりました。

リアルタイム更新は中止!

あとでまとめますね♪
お楽しみに~

2010.7.3 まつもと大歌舞伎初日、サポーターも初日

ホテルで借りた力車(自転車)に乗って一路、市民芸術館へ。

「まつもと大歌舞伎 佐倉義民傳」が上演される劇場です。

そして、今日から私の職場、でもある(*^-^)v

芸術館前はたくさんの幟。
風にはためいて水面に映る様は
一緒に心も動きます。


義民傳、今日からスタート

広い意味で言えばだけど
「この人は今日から同僚」と思えば、

警備の方にも、
元気よく「おはようございます!」と
声かけちゃう。

教えていただいた駐輪場
(芸術館より、お向かいの美術館寄り、
ちょっと距離があるのだ。^_^;)
まで力車を停めに行く。

山がキレイ。

駐輪場

巨大ポスターの宗吾様。

ポスター

芸術館、白くて広くて明るい。

東京の劇場で
こんな大きなところあったかしら。

受付で自分のID入り名札をもらう。

名札は首から下げるフォルダーに入っていて
それぞれ、裏側に今日の役割が
ポストイットで貼ってある。

芸術館は広々、キレイ!

長半纏の市民サポーター。

上演時は、入口で出迎え、
帰りはありがとうございましたと見送る。


お客様、いらっしゃいませ

これは、出店しているお店の方、
和紙の宗吾様人形。

素晴らしい出来ばえに
見たひとは皆、感嘆の声。

「写真を撮らせてください!」と大人気。

佐倉宗吾

唯一、市民サポーターの顔見知り、
グアパさんは今日はグッズ売り場の売り子さん。

このお店はオフィシャル中村座グッズ店。

今回、特に目を引いたのは、
オシャレな柄の手ぬぐい。

グッズ売り場の看板娘

これは新橋飴さんの「まめ板」 
材料は米粉、水飴、大麦、落花生。

たくさん試食をいただきました。
あとひく、うまさ!
私もお土産に買いました♪


お客様が会場の中でお芝居を見ている間が
サポーターのオヤスミ時間。

休憩室でおにぎりとお茶をいただいたり、
出店しているお店をのぞいたり。

新橋飴 まめ板

初仕事、チケットの「もぎり」のお仕事でした。

扉の前でもぎったり、
関係者以外入ってはいけないドアの管理。

ベテランサポーターさんとご一緒なので
仕事自体は不安もなく

いつもは訪れる側の劇場で
お客様をお迎えする

新鮮な気分を味わい、
楽しかったと思いつつ、
よく歩いたので筋肉痛かな?

ちょっとヨロヨロ帰ろうとすると、
どこかで見たような男性の姿が…

松本を知りたいと読んでいた
「城下町今昔 わが<まち>松本」の
著者の池田六之助さん。

池田さんは、
まつもと大歌舞伎の名誉顧問でもあるのです。

本のページを開くたび、
まだ見ぬ松本に想いを馳せていたここ数日

憧れの方にお会いできて、ラッキー!

すっかり元気になっちゃいました!

池田六之助さん

初日を観た花子さん達とビールで乾杯!

ああ、まつもと大歌舞伎バンザイ!

楽しくおしゃべりしながら
花子さんとホテルへ向かった。

少々、道に迷いつつ、ホテル着。

お隣の部屋なので、
ツインでもいいんじゃないの?

割安だし、と
正直思ったりもしたのだけど、

実際、サポーターの一日を終えたら、
「早く横になりたい!」と
切実に思ったので、
別室は正解でしたわ、
花子さん。

長かったような短かったような
松本での一日が終わった!









2010.07.3 市民サポーター2日目のお仕事、松本城・松本の義民


7月3日、市民サポーターとしては2日目です。

仕事に出かける花子さんと一緒に自転車で出勤。

お城をまわって行くことに。

明日は「登城行列」と銘打った
パレードのお手伝いで
お城に詰めるので

お城の様子を見ておいたほうがいい、
との花子さんの心遣いです。

前の晩、疲れていても早めに起きて、
身支度テキパキ、

一日の行動をさらって、
効率よく運ぶように
計画をきちんと、
かつ臨機応変にも
対応できる柔軟さを
持ち合わせた彼女に
今更ながら感心することしきり・・・

えー。

ってことは、

全く逆の私にガッカリしちゃいましたか?
ご勘弁!。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

ホテルからお城は近いです

ホテルを出て、角を曲がってスイスイ!
あら、お城に到着。

この近さは感動です。

早起きして、お城を見ながらジョギング、
気持ち良さそう!

早起き出来たらね((o(>▽<)o))

松本城

絵ハガキ、新聞、書籍に掲載されたもの、
上手に撮れている写真があるのは
十分知っているはず。

それでも、思わず
カメラを向けたくなる魅力が
お城にはあります。

松本城

緑が鮮やか

池には水連がたくさん花をつけていました。

黄色の花が多かったかな。
写真で撮ると小さくしか見えないな~。
携帯電話のカメラの限界。

水連

お城の中には入らず、外から様子を確認。 

敷地内に併設された博物館に入って、
松本の義民のコーナーだけチェック。

時間がもっとあったら、
全部まわって観たかったな。


佐倉の宗吾様のように
お百姓さんのために戦ってくれた
松本の義民の多田加助さん。

写真と記事でわかりやすくまとめてあり、
担当の方の熱意が伝わってくる。

センスもね。

鳥のレリーフが気になりました

カエルがたくさんの商店街や
輪になった注連縄の神社を横目にしつつ、
市民芸術館へ。

茅の輪くぐり
※夏越しの祓の茅の輪くぐりだと
 この後に教わりました

本日、昼の部は筋書売りが担当。
会場内に、数冊抱えて売りに歩き、
手にお札をはさんで呼びかける姿は、
平成中村座でおなじみ。

もちろん、未経験なので恥ずかしいけど、
半纏着てるし、
中村座だし、
面白がって経験しちゃえ!

と思いましたが、
実際にはカウンターでの販売が持ち場。

ホッとしたり、ガッカリしたり…



たくさんのお客様がいらっしゃいます。

広々ユッタリのゴージャスな市民芸術館ですが、
上手(かみて)のC扉まではけっこうな距離がある。

杖の方が多いので、動く歩道にしてあげたい。

もしくは、動くベンチ?
腰かけたまま、奥まで
運んでさしあげたい。

そして、夜の部は桟敷席の係。
初めて、市民芸術館の舞台と客席を見た。

トレビアン! って急にフランス語になるのもヘンだけど ((o(>▽<)o))素晴らしいホール​


リーダーさんが仕事の要領を教えてくれます。

段取りを説明する時は、
簡潔に注意点なども交え、
より質の高い仕事ができるようにと
キッパリと。

その後、
「笑顔で臨みましょう」と、
自らニッコリ見本を。

「困ったことがあったら聞いてね、大丈夫よ!」と

慣れないサポーターを励ましてくれ、
心強いかぎり。

ホールは
前の方が桟敷席といって、
座イスで仕切られた
平場に座って観ます。

チケットの席番が間違いないか、確認。

(椅子席の1番と
桟敷席の1番をまちがえたりするから)

その後、靴を入れるためのビニール袋を手渡します。

お客様は靴を自分の席までお持ちになって、
観劇です。

お客様が無事に席に着かれたら、私達は休憩時間。

休憩室ではおにぎり2個とお茶のサービスが。
野沢菜のおにぎりが特に嬉しかった!

1幕目の終わりより少し前に、
外の廊下からそっと舞台袖に控えます。

靴は抜いで、物音をたてないように。

トイレに立つお客様が
間違えて舞台の方に入ってしまわないように、
誘導するために、幕間(まくあい)の前から準備です。

客席から観ているのと緊張感が違いすぎ。

役者さん達の姿は見えませんが、
ちょうど緊迫するシーン。

コクーンで見ているので会話だけでなく、
音でもどのシーンかわかる。

前回、担当したサポーターの方から聞いた時、
ピンとこなかった
「逃げ出したくなるよ」の意味を実感。

2幕目の終わりにも、
しばらく前からドアの前で待機。

関係者の出入りが激しくなったので、
邪魔にならないよう、リーダーの指示のもと、
移動したのは黒御簾(くろみす)の内側。

ここは下手(しもて)側だから、
いつもだったら黒いスダレの外から、
中で演奏している人が見える、と
遠目に見ているところ。

舞台の演技に合わせる音楽ですから、
ここからは舞台が良く見える。

と、言っても私達はその一番端で、
見えちゃうことはあっても
観に行っちゃダメな立場なので、
演奏者の間からチラチラッと
垣間見えるだけですけどね。

それでも、
カーテンコール、
喜ぶお客様と
笑顔の役者さん達の感動のうねりを
舞台裏から感じられたことは
歌舞伎好き、中村座好きとしては
至福のひととき♪


7月3日 ちょっとブレイクタイム

あっという間に市民サポーター2日目が終わりました。

初日には、歌舞伎座で見おぼえのある方も
何人かお見かけしました。

そして、今日は同じホテル
(お城のそばのハミルトン イン)に
土日のお休みを利用して 
仲良しの野分姫さんがやってきました。

実際に会うのは久しぶりだけれど
大切さは回数と反比例

歌舞伎を通して楽しい時間を共有しましたね、

ホントお世話になりました、ありがとう!

野分姫とのご縁を作って下さった
花子さんと3人で過ごす松本の夜。

美味しいお心遣い

めったにない機会なので時間が飛ぶように…


3人でお菓子を持ち寄って
(それぞれ下さった方のエピソードと
感謝も話題になって、お腹にも心にも
ありがたいことです)

疲れた時には甘いものが一番!
ごちそうさま!

窓の外は雨が激しくて、
明日のイベントが気になります。

「大丈夫。勘三郎さんは晴れ男だから」

力強い花子さんの言葉にうなづきながら、
それぞれの部屋に戻りました。




 
 
 


市民サポーターのユニフォーム 長半纏 
裏には自分の名入りの千社札の携帯ストラップ

千社札の携帯ストラップ

市民芸術館は、託児もできます。
ユックリ観られます。

託児もあります

松本在住の和紙人形作家伊藤叡香さんが
「平成中村座信州まつもと大歌舞伎」の為に制作。

紙館・島勇さんのブースで展示されてます。

和紙製の宗吾様


この凛々しさ、美しさ。全て紙。迫力アリ!

そして、このブース、

男性も女性も和服が似合って

ただでさえ、目移りしちゃう可愛い小物のお店を
いっそうグレードアップさせてます(⌒∇⌒)

箸置き


Tシャツ、和柄小物、湯のみ、
ちょうちん等を扱う
「松本忍者」のお二人。


松本忍者


疑問だった名前の由来
(なぜ、忍者なんだろうね、とみんなで???)

聞いたところ、
答が「カッコ良さそうだから!」

素直!o(*^▽^*)o~♪

良く見ると「直訴状」が見えます。松本忍者、サイコー!

(ちなみにこの写真は
休憩中に撮ったもの。
念のため)


市民芸術館のロビーに飾られた人力車。

この人力車で


晴れたら、7月4日(日)11時から、
本町通りを出発点にお城まで

勘三郎さん達が人力車に乗って
「登城行列」と銘打ったパレード。

晴れますように!


7月4日 日曜日 サポーター3日目 今日はパレード!

雨天中止、

ドキドキしながら迎えた朝

曇天ですが、
中止の知らせはナシ!

市民芸術館に集合。

大雨で中止でなければ、
かえってこの天気の方がいいみたい。

2年前は
炎天下の「お練り」で
タイヘンだったそうです。

今日は昨年に比べたら
短い距離ですが、

登城行列と言う
パレードをするので、
無事に行われるように
サポートのお仕事があります。

勘三郎さん達の乗る人力車担当、なんて
ワクワクのお仕事も。


さて、私のお仕事は、といえば、
お城の敷地内にある
博物館でのグッズ販売!

そばにいられるから
人力車の随行のほうがいいなー。
もしくはイベント会場内の案内とか。
うらやましい気持ちはしまっておいて(^-^;

歩いてお城に向かいます。

お城のそばのホテルから
自転車で市民芸術館に通勤し、

徒歩でお城まで歩く!

えーーー。

直行、直帰がいいな、と思ったのだけど
ここがターニングポイントだったの。
自分に与えられた係で良かったんです(*^^)v


市民芸術館の前で
上品な方にお会いし、
半纏同士の気軽さでご挨拶したら、
その後、私の忘れものを
届けてくださったのがその方で、
更にその方も同じ販売スタッフでした。

松本でお会いしたのでニックネームは
「お松の方」とでもお呼びしようかな。

「お松の方」はご親切に、
お城までの道々、松本の観光ガイドも
してくださいました。

観光はせず、サポーターに専念!

と決めて来たつもりでしたが

美しい松本の町を案内していただけて、
なんとありがたかったことか。

昨日見かけた丸い注連縄は、
「茅の輪くぐり」というのよと
神社の前を通った時に教えていただきました。

(最終日、余裕があったらチェックしようっと)

山車のことを松本では
「舞台」と呼ぶことなど、

今はネットでなんでも調べられるけれど、
ワタシにだけ!語りかけてくださる声の
なんと優しいこと。


深志神社の法被を着た可愛い男の子とパパに遭遇。

「カッコイイね」って
声かけたら照れてました。

名前教えてと頼んだら、
小さい声で「リュウ」って答えてくれました。

松本城

さて、お城に着いて、
グッズを販売する場所をみたら
設置されたテントは
なんとお城の入り口から、
「にぎわい座」の行われる会場の
ちょうど真ん中。

えー。絶好のロケーション?
貧乏くじかと思ったら、大当たり?

そうです!博物館 内!と
勝手に勘違いしましたが
博物館 前!だったのでした。
((o(>▽<)o))

行列がやってくるまで、
オフィシャルグッズ販売にいそしみます。

テントの中から観たところ

お隣の、「まつもと大歌舞伎」オフィシャル飲料、
ペットボトル入りのお水販売の方共々、
意外と暑い、テントの中で大奮闘!

雨よけにも日よけにもなるから
手ぬぐいを
ドンドン売りましょうと
お水売り場と
グッズ売り場の売り子さん協力して、
全員あねさんかぶりをして、呼び込みをしました。

「達人のアネサン」が、
不器用な私にも、
中村座の手ぬぐい、
かぶせてくれました。

他の売り子さんにも
手ぬぐいのかぶり方の
指導をしてくださった「アネサン」は
器用にその人に合った形にアレンジしちゃいます。

さて、
お城の人達もゾクゾクと並び始めて、
いよいよ勘三郎さん
お出ましか!

お神輿や舞台(山車)に先導されて、
人力車がもうすぐ到着。

ちょうど、そのころ、
お店がにぎわいだして、
接客、お釣りの計算に
テントの中のみんなは大忙し。

そんな中、神輿、到着!

なんと上に乗って
扇をヒラヒラかざしている男の子達、
真ん中はさっきのリュウちゃんではありませんか!

カワイ、いえ、凛々しいですよ。

お隣の「お松の方」達と喜びあう。

ちょっとお客様がひいて、
テントの外は涼しいね!なんて言いつつも

寒さにも苦しんだろう
佐倉義民傳のお百姓さん達、

このテントのように防水、
防寒の家があれば、
いくらか しのげただろうな~なんて…


さて、
「あのー。まだ勘三郎さん達、着かないんでしょうか?」と
山車を引っ張っている人たちが休憩しているところで聞いたら

「とっくにお城に入りましたよ」

ウソー。ヒトメも見てないΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

人力車、8台も通ったはずなのに!

通り過ぎたのに気づかないくらい
サポーターのお仕事に熱中しちゃうほど
楽しい、楽しい 市民サポーターのお仕事でした

後半へつづく


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