平成中村座2010大阪・11月■2010年11月26日(金)平成中村座、秋色の大阪城公園へ着きました♪■地下鉄に乗って 歴史博物館 大阪城公園へ 1ヶ月前に訪れた時より 美しさを増しました♪ 柱継ぎ ワクワクしながら 当日券売り場に向かいます♪ ■平成中村座千穐楽 当日券売り場に並びました ■10月に一度通ったので、懐かしい気持ちで 大阪城公園をかけぬけて行くと なんてキレイナ空でしょう。 素敵な一日を予感させるような空。 当日券売り場へ向かおうとしたら、 野分姫さんからメール。 「今、どこだと思います?」 大阪城ですって。 なんと前泊した彼女は早起きして 順番取るために並んでいてくれました。(/_;) 私が到着するまでの間に並んでいて、9時過ぎ 私が大阪城公園の入り口までたどり着いたのを メールで確認したら、前後の人にことづけて、 その場を立ち去った野分姫。 彼女の優しさに感謝しながら 温かい紅茶を買って列まで急いだけど、 入れ違いになってしまって… 前に並んでいた女の子は橋吾さんのファン。 (橋吾さんの愛猫、茶々丸のファンでもあるから 彼女のことはお茶々と呼びましょう)と 仲良くなっておしゃべりしているところに 留学生の彼女がやってきました。 はじめまして! あ、韓国語で言うのはすっかり忘れちゃった。 留学生のGちゃんとおしゃべりしているところへ 染丸と野分姫が朝Mac買って持ってきてくれました。 至れり尽くせりで、Gちゃんも私もカンゲキ!! 差し入れに感謝しつつ、並んで座って取りとめないおしゃべり。 用意してきた歌舞伎の本を参考資料に見てもらって。 拝啓「平成中村座」様 「拝啓『平成中村座』様」と「歌舞伎手帳」にとても 興味を示してくれて、持ってきた甲斐があったわ♪ 今日は暖かだから並ぶのも苦じゃないね。 さて、野分姫達が、先に西ノ丸庭園へ入った後、 しばらく待っていると、開演1時間前の11時から 売り出し開始ってことでお茶子さんが登場し、 チケットの買い方の説明がハジマリ、ハジマリ! 昨日あたりから、席数がグッとふえたそう。 観に来たお客様が一人でも多く座れるように! との中村座ならではの配慮。 中村座ならではの席のひとつ、舞台上に設けられる羅漢席。 以前はすべての席が売り切れた後に発売されたけれど (座るところがないなら、舞台の端っこにでも座ってもらおう) 人気の高さから、最近は最初から選べるそう。 だから、早くから並んでいる人は皆、羅漢席狙い。 羅漢席は6席、その時点での羅漢席希望者が6人。 ちょうどいいですね、と名物お茶子の木村さん。 羅漢席、俳優さんがすぐ目の前!の魅力に 相当、悩んだ末に、立見席のチケットを買った お茶々とGちゃん。 とにかく、無事チケットが手に入ってホッ! そこへ、Nちゃんが「551の豚まん」と 今川焼きみたいな「御座候」を持って現れた! Nちゃんは千穐楽夜の部、桜席に一緒に座る予定。 チケットのことでメールで何回かやり取りしているせいか なんだか初めて会ったような気がしないな~。 ホントに、平成中村座のご縁で会う人はイイ人ばかり! 西ノ丸庭園に入り、迎賓館のそばのベンチで さっそく豚まんをごちそうになった。 お手ふきを用意してくれたり、美味しく食べられるよう 甲斐甲斐しいNちゃん。ありがとうね。 o(*^▽^*)o~♪ 私達、豚まんのキャンギャル! 昼の部を見ないNちゃんは天守閣見学へ。 私達は、中村座の芝居小屋の中へ。 私の席は15列目の花道のすぐ横。 「法界坊」を観るのは今回で3度目。 浅草では上手、右側の桜席、 名古屋では下手、左側で立見。 花道の真上あたりで観たので 今回は、別の角度から観たかった。 今日は初めて、1階から観られるので とっても楽しみ! 染丸と野分姫は仲良く一緒に桜席。 橋吾さんの「なりきり歌舞伎体操」のワーク。 私と染丸がはじめて参加した時、 染丸と体操のペアを組んだのが野分姫。 その時以来、この素敵なご縁がスタート。 いつも仕事などですれ違いの二人が 連れだって歩く姿を見るのはウレシ… 初・中村座をとても楽しみにしていた染丸。 それなのに東京を発つ前にこんなメールをくれました。 「当日券、立見席じゃないといいですね。 せっかくなら、座ってゆっくり観られるといいけれど… もしも、良くない席だったら、私の桜席と替わりましょう。 中村座最高!日本に来てよかったって思えてもらえたら 嬉しいですよね」 なんてイイヤツ!なんでしょ。(/_;) 発売日当日、必死で千穐楽のチケットを取ってくれた 染丸と野分姫のふたりです。おかげで私が観られることに。 さすがに染丸に立見はさせられないけど 同じ気持ちでいてくれたのが すっごく嬉しかったんだよ。 うちの娘が一人で外国へ行ったとしたら、 そう思うと私がGちゃんへしてあげたいと 思うのは当然なんだけど、染丸までね~。 少しだけでも前の方で観せてあげたくて、 2階の立見のところに行って、 お茶々と並んでいるGちゃんへ申し出ました。 私の席に座ってちょうだい。 キリのいいところで交替しましょう。 遠慮して自分はここで観るからというのを、 「私のために替わって!!!」と しつこくお願いして、 お茶々も「そうしたほうがいいよ」って 援護してくれたおかげで、 ようやくGちゃんは重い腰をあげて、 一階までついてきてくれた。 遠慮してる子だから見せたいんじゃい! 時間じゃなく、お芝居の区切りの良いところでねと 重ねて伝えて、2階のお茶々の隣に戻った。 周囲の人へ迷惑にならないようにね。 幸い、お互いの席は出入りしやすい端っこ。 法界坊は花道をたくさん使うので、 Gちゃんが座って観るのにちょうど良かった!と すっかり満足。 舞台の上はドタバタ、ユーモラスなシーン。 お茶々の笑い声を聞きながら観ているのは楽しくて、 ずっと立っていてもいいな~なんて思いながら、 全部替わっちゃうと、かえって気を遣うだろうと ころ合いを見計らって、Gちゃんと交替した。 串田監督演出の「十二夜」出演の笹野さんと亀蔵さんが 素晴らしい歌声も披露してくれて、法界坊はやっぱり楽し! しめこのうさうさの時、勘三郎さんが 縄跳び3回しか飛ばなかったので 疲れが気になった。 前に観た時は10回くらい飛んでたのに 千穐楽は相当疲れがたまっているんだろうな。 ラスト、六尺棒を使う橋吾さんカッコ良かった! 勘三郎さん相手にかなり長い時間の立ち回り。 気を抜くと怪我をするだろうけど、フリだけで 真剣にやらないと迫力は伝わらないだろうから そのさじ加減、難しいんでしょうね。 昼の部と夜の部の間に迎賓館で 念願の中村座の特製のお弁当食べました。 Gちゃんは幕の内。私はすきやき弁当。 ひょうたん型の器は太閤さんの千成瓢箪にちなんでかしら? おうどんも入っていて美味しかったよ♪ 10月は染丸と貸し切りだったのに、 今日は、こちらも大入り満員^_^;の迎賓館。 Gちゃんと名残を惜しみつつ別れ、 ふと、見れば、さっきまで舞台で観ていた 法界坊のセットをもう片づけている。 長かった公演ももうオシマイ。 こうやってドンドン片づけないと 間に合わないんだろうな。 大道具さんや、搬入、搬出に携わる人達みーんなが 平成中村座。お怪我のないように!と背中に祈りました。 ジャンル別一覧
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