初めての平成中村座★観劇時の注意平成中村座に初めて行くのでわからない!って言う方がブログを読んで、助かりましたってコメントくださったので 調子にのってまた書いてます。ヾ(@^▽^@)ノ 写真は昨日、1月24日の雪の日の中村座。 江戸時代の芝居小屋を模した平成中村座。 ずいぶんと工夫は施されていますが、 ちょっとの不便は仮設小屋ならでは、と楽しんでくださいね~。 1.小屋に入ったら全員靴を脱ぎます。自分の靴は入り口で渡される袋に入れ、自分の席へ持っていきます。したがって着脱しづらく、かさばるブーツはNG。 2.お弁当は予約をしなくても、中村座の敷地内で買えます。予算は1000円前後。昼の部、夜の部、それぞれに入荷しますが、売切れ御免。手づくり、もしくはよそで買って持ち込むのも可。飲み物はお茶、コーヒーなど揃ってます。ちなみにお茶は200円。 自分の席で食べます。アチコチ見学したいから時間が惜しい人には助六寿司などおススメ。 3.歌舞伎のおみやげは、中村座限定ものも、歌舞伎座グッズもお弁当と並びの売店で買えます。中村屋の宝物の女形、小山三(こさんざ)さんのストラップも売ってます。 当月の演目にちなんだデザインのマグネットは200円とお買得でもあり、おみやげにピッタリ。小屋に入ったら向かって右の筋書売り場で売ってます。 筋書は1500円。歌舞伎座等では、月の後半になったら写真入りのものになりますが 中村座は1パターン。A5サイズで持ちやすく、バッグに入りやすい。(筋書=プログラム) 4.舞台写真も入口手前に展示してあり、1枚500円。 展示のそばにある用紙にほしい写真の番号を記入し、箱に入れます。 次の幕間(まくあい:休憩時間)に代金と引き換えで受け取ります。(自分の名前の記入もお忘れなく) 5.平場の松席(客席、前方の座イスに座る席)同じ姿勢は疲れるので足を崩してもいいような服装がお勧めです。 時折、和服でキチッと正座を保つ素敵な方もいらっしゃいますが(*^-^) ピッタリしたジーンズもNG。血が止まる~。 6.袖の席はそれほどでもないけど、平場や竹の1階正面席は防寒対策シッカリと!舞台転換等、諸事情により、寒い時あり。(竹席は1階後方と、1、2階両脇の袖の1列目の席等。ベンチを座布団で仕切ってあります。荷物は足下にしまえます) 7.小屋に入ったら、向かって左のトイレ。今までよりユッタリ広くて、それほど待たなくても良くなりました。江戸時代は手を乾かす機械がないのでハンカチをお忘れなく♪ 幕間すぐにトイレに行くと、行列が階段の上にまで到達します。 足が痛くて、階段がつらい方は、少し時間をずらして行った方が上らずにまっすぐ行けます。 7.舞台は乾燥するので、水やノド飴も用意したほうがベター。咳が止まらず、苦しそうな人が結構いるもんね(中村座に限らず) 8.電話はしなくとも、メールはしなくとも、上演中に携帯はあけないでね。光るのも迷惑!意外と広範囲から見えます。(中村座に限らず) 9.小屋の中の撮影はOKになりました。上演中はもちろんNGです。(幕が開いた状態の、背景や大道具はどこの劇場でも撮影NGです。) 10.小屋の真前にあるイヤホンガイド。演目の解説を舞台の進行と同時にしてくれるスグレ物。初心者に特におススメ。(通常は650円、試演会は500円) 借りる時に保証金の1000円を払い、使用後、機器を返却すると返金される。 ※参考に。歌舞伎座で撮ったイヤホンガイドの写真 11.オペラグラスやブランケットの貸し出しはありません。 平成中村座のロゴ入りのひざ掛け用ブランケットが500円で販売しています。 12.帰りは無料で浅草駅まで送ってくれるバスが運行してます。最後のお客様までピストン輸送というありがたさ。運が良ければパンダちゃんの可愛いバス。 (乗車時にチケットの半券の提示を求められることもあるので、一応帰りまでなくさないで。 バス乗り場は、出口からお茶子さんが誘導しくれるので心配なし。 帰りのタクシーもたくさん来ますから、大丈夫ですよ。 駅から1メータでOKです。 チケットのことは松竹や中村座のホームページで詳しいので省略しました。 中村座の窓口で当日券(戻りの券もあり、昨日も花道のそばの良いお席が(*^-^)) 2階には左右18席の立見席(昼、夜それぞれ2500円)もあるのでご活用ください♪ (当日券がほしい方は、受付の右側へどうぞ) 後は、皆様それぞれにお楽しみくださいませ。心のままに、笑って泣いて… 困った時は、茶色の半纏を着た中村座のお茶子さんに声をかけて。 笑顔でサポートしてくれます。 席まで、食べ終わったお弁当の容器を回収に来てくれたり、 筋書を売りに来てくれたり、と至れり尽くせり、です。 では、江戸時代にワープして存分にお楽しみくださいね~。 もっと詳しく知りたい方へ |