カテゴリ:危機管理マメ知識
比較的災害が少ないといわれる埼玉県ですが、過去には大きな被害をもたらした地震が発生しています。地震はいつ、どこで起きても不思議ではありません。 過去の経験に学び、日ごろから万全の地震対策を心がけましょう。 ◆関東大地震:M7.9(大正12(1923)年9月1日午前11時58分) 相模湾を震源とする海溝型の地震で、被害は神奈川県、東京府を始めとして、千葉県、埼玉県、山梨県、静岡県などに及びました。日本史上、最も大きな被害が発生した地震で、この地震による被害を「関東大震災」といいます。「防災の日」(9月1日)は、関東大地震が発生した日に由来しており、この地震を記憶にとどめ、災害に備えようと、昭和35(1960)年に制定されました。 【埼玉県内の被害状況(全体の被害状況)】 死 者 316人( 99,331人) 行方不明者 95人( 43,476人) 負傷者 497人(103,733人) 家屋全壊 9,268軒(128,266軒) 家屋半壊 7,577軒(126,233軒) 家屋焼失 - (447,128軒)
[銀座付近の様子] ◆西埼玉地震:M6.9(昭和6(1931)年9月21日午前11時20分) 埼玉県西部の山地のごく浅いところで発生し、関東地方の広い範囲で震度5が観測されました。特に荒川・利根川沿いの比較的地盤が軟らかい地域に多くの被害をもたらしました。 【埼玉県内の被害状況】 死 者 11人 負傷者 114人 家屋全壊 172軒
[地震直後の吹上村(現鴻巣市)] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.27 14:23:47
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