カテゴリ:危機管理マメ知識
運動時には大量の汗をかきます。特に夏場の暑い時期の運動では、1時間に2リットルもの汗をかきます。
汗の成分の99%は水ですが、それ以外に塩やカリウム、鉄分などのミネラルも含まれていますので、水だけでなくミネラルも補給しなければいけません。 運動時の水分補給は、以下のことに注意してください。 1 運動を始める前に水分補給(500ミリリットル程度)をしておきましょう。 2 のどが渇いたと感じる時は、すでに脱水が始まっています。10~20分毎に250ミリリットル程度の水分補給が必要です。 3 塩分の入った飲料を飲みましょう。塩分の目安は、ナトリウム(スポーツ飲料によく含まれています。)にして100ミリリットル中に40~80ミリグラム程度です。飲料ラベルに記載されていますので参考にしてください。 ただし、高血圧の方は夏でも塩分を制限することが望まれます。 4 暑い日は冷たい飲み物が気持ちいいですが、一気に飲んでしまうと吸収が悪くなるので、飲み物の温度は5~15℃が最適です。 5 お茶やコーヒーはカフェインを含んでいるため、利尿作用が働くので飲み過ぎには注意が必要です。 また、運動後にビールなどを飲む方もいると思いますが、アルコールも利尿作用が高いので注意をしてください。 最後に、水分補給のタイミングですが・・・ 「のどが渇いたな」と思う前に飲む!! 運動時における水分補給の重要性をしっかりと理解していないと、パフォーマンスが低下するだけでなく、重篤な脱水症状を引き起こしかねません。 正しい知識に基づいて、積極的な水分補給を心がけましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.21 18:40:22
[危機管理マメ知識] カテゴリの最新記事
|