|
テーマ:きくスキルの研究(496)
カテゴリ:藤木日記
こんにちは!
情熱のコールセンタートレーナーこと、藤木です。 今回2回目の登場なのですが、他のメンバーには3回目の方もいらっしゃり、いろんなことが語りつくされていますので、独自の切り口に悩みました。 そこで、相手の話しをきくだけが、聞くスキルなのかな?と自分に問うてみた時に、自分自身の内なる声に耳を傾ける事もあるよなぁ・・・、いや良くあると思いました。 そこで今回は、自分の内なる声をきくスキルと題しまして、自問自答、自分自身への問いかけをテーマにお送りしたいと思います。 「自問自答」と四字熟語で書くと、非常に硬い感じがしますが、基本的には自分自身の内面と対話することがメインになります。 しかし、この作業、良いことばかりではありません。自分自身の内面と対話をすすめると、ショックを受けて落ち込んでしまう人もいます。否定的な考えで頭が一杯になってしまうのです。内省することで、かえってストレスを抱えてしまうようですね。 最近の私の内なる声。 私の同僚に対する感情です。 背景をいうと、私は転職組みで品質部という社内研修を主に行っている部署におります。転職してきたときに、現場から引き抜かれた私より3歳ばかし若い同性の社員がいました。それがいまの同僚です。 さてこの同僚、アルバイトを経て社員になったコールセンターの王道を行く社員です。しかもインハウスなので、業界の事はほとんど知りません。そんな彼にいろんな業界の事を教えたり、仕事の進め方のコツを教えたり、丁度良い本を教えたり、いろいろ情報提供をしていました。 もともとの地頭は良く、ロジカルに物事を考えられるタイプの彼、(藤木はどちらかというと、勢いと熱意が前面にでていて、大雑把・・・)瞬く間にいろんなことを吸収していきます。コールセンター業界では先輩ですが、社内の仕事の上では、同僚でありライバルでもあります。あるときから、メキメキと仕事のやり方を上達させ、例えば会議運営(ファシリテーション)などの分野では、到底敵わなくなってしまいました。 そんな彼は、好奇心旺盛なので、仕事上の相談・・・というか仕事の進め方ですね、よく話しをします、仲はいいんです。その相談のときに、解決するヒントだったり、新しいやり方の載っている本だったり、思いつくんですね。 でも、ここで出てくるのが恐らく「嫉妬」の声。 「この方法教えたら、こいつまた仕事のスキルがアップするよなぁ。この情報教えたくないなぁ」なんて声がきこえてくるんです。 この声をそのまま受け入れてしまうと、自分自身が嫌になります、自己嫌悪です。さりとて、この感情をそのまま放置しておくと、その気持ちは態度に現れやがて人間関係をギクシャクさせます。 この自分自身の内面から湧き上がってくる声に耳を傾け、自分を知り信条や価値観、そして態度に気づいていくようになる、これが今回のテーマです。 今日は、この内なる感情に気づけた、というところで終わりにしましょう。 では、また明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月22日 00時26分31秒
コメント(0) | コメントを書く
[藤木日記] カテゴリの最新記事
|
|