今年儲けた人は、短期で1週間以内で回転し、1週間以上持たなかった
人だそうだと、どこかの分析に書いてあった。今年損した人は、逆に
下げた株を持続した人だそうだ。たしかに、今年下げトレンドの中で
ナンピンした人は、ちょっとしただましに見事やられ、利益を溶かした
人だろう。新興市場株は、2カ月かけて株価倍増した株も、下げる時
には1週間もかからず半値になり、元値になってしまう恐さがある。
要するに、下げたら持続はダメということだ。これは個人投資家に
限ったことではなく、ヘッジファンドもしっかりとヘッジをしたり、ロスカット
を明確にしていなかったファンドは軒並みやられている。従業員を
大幅にやめさせ、細々と運営されているかつての大型ファンドなどが
点在しているのだ。無論、パフォーマンスをあげることが目的であれば、
従業員にやめてもらうことは本末転倒で、リサーチのできないファンド
マネージャーは、アナリストや従業員をうまく使うことをまず考えないと
いけないんだけどね。まぁこういう先の読めない、運営や経営の
できないヘッジファンドだから、ロスカットやヘッジができなくてだめに
なっているんだろうけどね。
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最終更新日
2007/12/16 01:52:39 PM
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