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サプリメントの役割は、基本的には食事で足りないものを補うことです。そのようなものとして、ビタミン類、ミネラル、ある種のアミノ酸などがあります。また、積極的に健康を維持したり老化を予防するために特定の天然成分を摂ることもあります。
アンチエイジングのためのサプリメント療法の中心は、老化の原因に対する療法です。 (1)抗酸化療法・・・活性酸素を消去するため天然の抗酸化剤を使います。代表的なものとしてビタミンE、ビタミンC、カロテノイド、コエンザイムQ10などがあります。 (2)糖化抑制療法・・・糖化を防ぐ物質を使います。アルギニンなどが糖化を防ぎます。 (3)免疫強化療法・・・天然成分で免疫を強化することが知られている多くのものがあります。代表的なものとして、キノコ類(霊芝、マイタケ、アガリスク、メシマコブ、シイタケ、冬虫夏草など)、キトサン、アルギニンなどがあり、これらの中から飲みやすさや値段など自分にあったものを選んで摂取します。 (4)ホルモン補充療法・・・ホルモンは通常医薬品のため、ホルモンそのものを摂取するのではなく、その代替として、ホルモン様作用、ホルモン分泌促進作用、ホルモン生成促進作用などを示す天然成分を使います。 例えば、女性ホルモン様作用を有する大豆イソフラボンが、閉経期の女性の更年期障害や骨粗鬆症を抑制することが知られています。また、乳がんなどにも有効ではないかと期待されています。アルギニンは血管や骨に対して、女性ホルモンと同じようなメカニズムで働き、その老化(動脈硬化や骨粗鬆症)を防ぐことが示されています〔但し、アルギニンは女性ホルモン作用は持っていませんので女性器(子宮、卵巣、乳房など)には影響しません〕。 アルギニンは若返りホルモンである成長ホルモンの分泌を促進します。そのため、成長ホルモンの代わりに摂取します。 抗老化ホルモンのメラトニンについて海外では健康食品の店で自由に買うことができますが、日本では医薬品指定です。しかし、メラトニンが含まれているという天然物質もあるようです(例えば冬虫夏草)。 海外ではDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)が抗老化ホルモンとして注目されています。DHEAは性ホルモンやステロイドの中間物質で体内でこれらの物質に変換されます。海外では健康食品の店で自由に買うことができますが、日本では医薬品指定です。 抗老化に関わる体内調整物質として一酸化窒素(NO)がありますが、これはアルギニンを摂取することで産生を増やすことができます。 アンチエイジングサプリメントはここから探せますよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 7, 2005 10:11:59 PM
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