カテゴリ:和裁
先日行われた「お直し和裁研究会・袷の袖丈詰め編」に引き続きまして、その復習編を催しましたので、ご報告いたします。
土砂降りの雨の中、「生徒」だったMaikaさん、「先生」役の百合さん、そしてきぬさん、ふじさんのお2人遊びに来て下さいました。天候のせいもあり、珍しいオール洋装です。百合さんときぬさんは、ご自分で縫いたいブツをお持込みになっていたので、「生徒」が悪戦苦闘している傍らで、仲良く縫い物をしてました(笑)。 おにぎりやサンドイッチ、マックを持ち込んでの質素な昼食は、合宿モード満点です(苦笑)。 メモを頼りに、なるべく「先生」には聞かず、「生徒」の2人で「ここはこうだっけ?」と額を突き合わせての復習。しかし、予想以上にいろんなことがわからない。こてのかけかたも間違えました(恥)。「糸は1本だっけ、2本だっけ?」「切ってから解くの?解いてから切るの?」「糸が抜けちゃった!」「ヘラが見えない!」と何かにつけて壁に当たっては引き返しやり直しの連続でした。 本来は、「教えるのは先生、復習は生徒が自力で」というモデル作りのための試みだったのですが、もう百合先生がいなかったらどうなっていたことやら(苦笑)。今後のテキスト作りや開催方法に、たくさんのヒントができました。すっかりお世話になりました!>百合さん 何より大変なのが、頭を使うことでした。構造が、わからない。何というか‥把握できないのです。考えてもどこがどうなっているんだかこんぐらがって、石になって1時間経過‥なんてことも!やはり表裏前後ろ4パーツの袷袖口は過酷です。 途中お喋りにうち興じてしまったり、ちんたらペースで6時間もかかってしまいました(遠い目)。もうちょっとサクサクやればあんなに疲れなかったのになー(反省)こんな連れでごめんなさいでした>Maikaさん それでも、女3人寄れば姦しい5人なら?!楽しい楽しい午後の一時になりました。GOKI退治の話、ハネムーン秘話など、役立つ(?)情報交換もできて、ってただのお喋りか(笑)。 途中もう無理か‥と投げ出しそうな気分になったとはいえ、何とかもう片袖を仕上げることができました。感無量!!! 本来お裁縫苦手な私一人が生徒だったら、ここまでやり遂げることができたかわかりません。また人のやるのを傍で見ることで理解できることが沢山ありました。「講座」ではなく「研究」の段階からご一緒して下さって、感謝です!>Maikaさん きぬさん、ふじさん、遊びに来て下さって、オブザーバーになって下さって、ありがとうございました。ある程度手遊びなさっているお2人についていただけただけで、心強いです。また、賑わって、互いに交流も出来て、よかったです。 今回お世話になった百合先生、陰でハラハラして下さっていたはずのミモザ先生、プロのお2人のお力なしには私のこの無謀な計画の開催はありえません。ご厚意になんとお礼を申し上げてよいやら分かりません。ありがとうございます。 「先生」と「生徒」の共同作業によるお直し「研究」、「生徒」による「復習」の2本立てで、しばらく進める計画です。やはり裄出しの要望が高いから、とか、袷の難しさはわかったから単衣でもやってみよう、とか、次の案を練っています。日程が決まり次第告知しますので、ご参加頂ける方はどうぞ一緒に苦労しましょう! eribow お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月31日 15時05分39秒
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