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カテゴリ:映画・TV
TVは信じていないくせに、ときどき掘り出しものにぶつかると妙にうれしい。
今日21日(月)NHKハイビジョン 名優・新たな挑戦「高倉健・日中の壁を越えた絆」 これはNHK総合とはまったく違う番組で終わりの30分しか見れなかったが、十分涙がでた。再放送でじっくり見てみたい。 しっかりみたのは19日(土)NHK総合9時~ 「高倉健が出会った中国」 これは明日22日(火)午前0:40~1:38(21日(月)深夜)再放送 中国の山奥でも近代化はすすみ、農村は貧困にあえいでいる。 その農村の映画会では高倉健主演「遥かなる山の呼び声」が相当上映されたらしい。村にいくと「あなたは俳優でしょう?」と健さんはいろんなところで言われる。 その健さんを主人公に、巨匠・チャン・イーモウが映画を撮る。 「単騎、千里を走る」だ。三国志の関羽の義に生きる姿がベースだという。 冷え切った日中関係のなかで、チャンは、一人一人の信頼、絆が必要なんだと言う。 ストーリーは、末期ガンの息子との確執に悩む日本人漁師(健さん)が、 息子の代わりに単身中国に渡り、仮面役者を訪ねる。 しかし、役者は獄中にあり、その息子探しにさらなる奥地に旅立つ。 そこで出会うさまざまな中国の人たちとの交流。 声は老人になったなあと感じさせるが、全体は健さんで、それはそれはじつにカッコイイ。 本物の出会いを求めて、チャン・イーモウは中国側の役者を、 すべてオーディションで選んだ素人を起用した。 息子のことで本当に泣ける農民、かわいくてわかれるのがつらなる少年。 ドジだが気のいい通訳の青年などなど。 映画づくりそのものが日本人・高倉健と中国の人々と出会いとなっている。 山峡の村は長江の巨大なダム建設で水没する。 しかし、今年、水害で村は大浸水。 健さんは、たくさんのひまわりの種を送る。 村の人たちは、水没しない高台でそれを育てる。 出会いと、信頼と、絆、、、これはじつに感動だ。 「単騎、千里を走る」(張芸謀監督作品・東宝 配給) 日本公開は2006年1月28日の予定 http://www.tanki-senri.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月25日 01時42分38秒
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