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2018.09.22
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なぜ日本は軍国主義に傾倒していったのか? 直木賞作家が維新の闇に迫る!

明治維新そのものが持つ思想と制度の欠陥に根本原因があるのではないか――1932年、イェール大学で歴史学を研究する朝河貫一は、日露戦争後から軍国主義に傾倒していく日本を憂えていた。

そのとき、亡父から託された柳行李を思い出す。中に入っていたのは、二本松藩士として戊辰戦争を戦った父が残した手記だった。貫一はそれをもとに、破滅への道を転げ落ちていく日本の病根を見出そうとする。明治維新の闇に迫った歴史小説。



「等伯」に続いて読んでいる、安部龍太郎​の作品です。

歴史の真実を学べる本だと思いますが、人間の生き方あり方をも教えてくれている本です。



真理や真実を探求すること

探求した結果が世の中の、ひいては人類の役に立つ。

そう思うから困難を乗り越えて研究に打ち込めるのではないかね。



ただ真理や真実を知れば良いというものではあるまい。

世の中の役に立つと思うから、学問に夢が持てるのではないか。



相手のことを思って危ないと注意するのは、慈愛や慈悲の心があるからだ。

事にあたって善良な性が表に現れるだけで、相手がどう反応するかは問題ではない。お前はいろいろと言い訳をしたが、注意もせずに堤から立ち去る時、どこか後ろめたさを覚えたのではないかね。

それはお前の善良な性が、やるべきことをやっていないと告げているからだ。

その声に素直に従い、従って良かったという経験を積み重ねていくこと、そうした善性をいっそう大きく育てていく。

それがやがて学問を極めようという志や探究心を支えてくれるのだ。 







カスタマーレビュより、

あるきっかけで朝河貫一『日本の禍機』(講談社学術文庫)〔1909年(明治42年)実業之日本社刊〕を知り、朝河貫一とはどんな人なのか知りたくなった。
その時、福島県立図書館で『海を渡ったサムライ 朝河貫一没後70年記念展』(2018年6.8~9.5)が開催されることを知り、さらに『維新の肖像』が朝河貫一親子の物語であることを知りました。

宗形幸八郎昌武(朝河正澄。貫一の父)の維新時の生き方と貫一のイェール大学教授としての生き方が二重構造で示される。

2011年3.11の東京電力福島原発事故について、2012年7.5に出された国会事故調報告書の『はじめに』で黒川清委員長は、「100年ほど前に、ある警告が福島が生んだ偉人、朝河貫一によってなされていた。

朝川は、日露戦争に勝利した後の日本国家のありように警鐘を鳴らす書『日本の禍機』を著し、日露戦争以後に「変われなかった」日本が進んで行くであろう道を、正確に予測していた。

「変われなかった」ことで起きてしまった今回の大事故に、日本が今後どう対応し、どう変わっていくのか、これを、世界は厳しく注視している。この経験を私たちは無駄にしてはならない。…」と述べている。

イェール大学教授であった朝河貫一博士は、比較法制史の世界の学界では名声であったが、日本では知られていない。
たまたま『日本の禍機』を知ったことから、貫一の生涯を知りたくなり、本書によって、貫一親子の生き方・考え方が活き活きとよくわかる素晴らしいものです。しかも、貫一が父親の歴史を小説に書くという二重構造になっている。

本書のあとは、ぜひ『日本の禍機』や『100年前からの警告』(花伝社)も手にとってほしい。まさに、現在の私たちに対する警告であることがよくわかる。









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最終更新日  2018.09.22 12:36:04


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