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テーマ:ニュース(99457)
カテゴリ:政府・自治体・関連機関
大阪府立大学の研究チームとグリーンケムの研究チームは、ポリマーの基板上に球殻状の金属ナノ粒子を集めた「光熱変換フィルム」を新開発し、迅速で高効率な光発熱効果を示すことを明らかにした。とくに、「金ナノ粒子」を高密度に集積したタイプでは、僅か100秒の擬似太陽光照射で、45度の温度上昇(25度→70度)を達成した。
今回、真夏の晴天時のアスファルトでも2~3時間かかる高い温度上昇を数分程度の短時間で超える全く新しいフィルムの開発に成功し、「太陽光駆動型熱電変換デバイス」の小型化、軽量化、フレキシブル化(活用例:携帯機器の補助電源など)への応用可能性を解明した。とくに、得られたフィルムを熱電変換ユニットに実装することで、小型で柔軟性に富むポータブルな太陽光利用システムの革新に道を拓き、再生可能エネルギーとしての太陽光の有効利用のための新しい選択肢を与えるものと期待される。 政府・自治体・関連機関 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.15 18:02:40
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