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テーマ:サッカーあれこれ(19778)
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今日はI恵チャン以外にもう一つ、久しぶりにサッカーの話題。
気楽に行こう! FA杯準決勝アーセナルVSシェフィールド・ユナイテッド戦をBBC ONEでテレビ観戦。 FA杯。たぶん英国で最も人気のあるスポーツイベントの1つ。 日本でいえば、正月に決勝戦をやるサッカーの天皇杯に相当する。 FA杯の歴史は古く、始まりは1872年までさかのぼるそうだ。 その人気の大きな要因は、トーナメントがイングランド全土で開催される草の根チーム同士の対戦からスタートするからだ。 FA杯にはプレミア・リーグのチームのみが参加するのではない。 FA(サッカー協会)所属のプレミアのビッグ・クラブから下部リーグの最下位、それこそ村の青年団みたいなチームまで、全部参加するのだ。 「おらが町の知ってるにいちゃんも出場する」そんな親近感が魅力なのだ。 初戦は決勝戦の8-9ヶ月前から、イングランド・フットボールの最もへんぴなところから始まる。予選には、ジャロー・ルーフィング(Jarrow Roofing)やアサートン・コリエリーズ(Atherton Collieries)、ナイパスリー・ヴィクトリア(Knypersley Victoria)など、よくわかんない無名の地方チームの名が並ぶ。 FA杯の魅力の1つに、この無名チームが、ビッグクラブを倒すチャンスを与えられるということがある。 今回準決勝に進出したシェフィールドUも、プレミア(日本でJ1に相当)ではなくDIVISION ONE(J2に相当)に属しているチームだ。ここまで、プレミアの強豪をいくつかなぎ倒して進んできた。 対するアーセナルは、日本でもおなじみのビッグ・クラブ。 監督のアルセーヌ・ベンゲルは前に名古屋グランパスの監督だったし、選手はW杯とかで日本でもおなじみの人ばかり。その上、去年は稲本君が所属していた。 現在、プレミア・リーグ優勝をベッカム様のマンチェスター・ユナイテッドと激しく争っている。 。。。。と、気楽にいこうとして、結構まじめに書いてしまった。 さて、試合だ。試合だ。 アーセナルのスタメン。 GK 1 シーマン(イングランド代表) DF 12ローレン(カメルーン代表) 5 キーオン(元イングランド代表) 23キャンベル(イングランド代表) 3 コール(イングランド代表) MF 15パーラー(元イングランド代表) 4 ビエラ(フランス代表) 17エドゥー(元ブラジル代表) 8 リュングべり(スウェーデン代表) FW 9 ジェファーズ(イングランドU-21代表) 11ヴィルトール(フランス代表) おお、すげっ!豪華!! でも、これベスト・メンバーじゃないのよ。 アンリ、ピレス(以上フランス代表)、ベルカンプ(元オランダ代表)の超大物を温存してるんだから。。。 対するシェフィールドは??? ???誰もわからん。。。。。。 スタジオ解説のギャリー・リネカーも「巨人と小人の対戦」だって言ってる。 かわいそうにシェフィールド。(ToT) ところが、始まってみると、勝って当たり前のアーセナルは動きが固い。 シェフィールドの猛タックルが目立つ。 全員でボールを必死で追いかける。トルシエ・ジャパンを思わせる戦いぶりだ。弱いもんの戦い方って、世界共通なのかな? ええぞ!シェフィールド!! 試合は結局、なんか審判のミスの隙にアーセナルが点取ったみたいなすっきりしない得点のみで、1-0でアーセナルの勝ち。 試合後、シェフィールドはFAに審判を訴えるとか言ってたな。 勝ってあたりまえのアーセナルの緊張ぶり。 思わぬ大舞台に決死の戦いのシェフィールド・ユナイテッド。 FA杯の異様な、独特の雰囲気を、テレビ画面越しながら感じたのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年04月15日 18時13分58秒
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