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指導教官のドンに会った。
前回会ったのが5月1日だったので(5月1日の日記「GOOD!なんだけど。。。」)1ヶ月以上ぶりになる。 今日は大学院事務所に提出する書類に彼のサインを貰うのが目的だ。 書類とは「今年一年の報告」。 要は、今年1年間に、研究がどれくらい進んだか、今後どう進むのか簡単に報告せよという書類だ。 このように書いた。 「今年1年で、 過去の研究の文献レビュー、研究の理論枠組み、方法論を完成させた。 第一章(文献レビュー)、第二章(理論、方法論)の最初の草稿を完成させ、指導教官に提出した。 現在、私はオリジナル・リサーチの段階に入った。 特に、日本の政策過程についての私独自のモデルの構築に努めている。 今回の夏期休暇に、日本に帰国してフィールドワークを行い、私のモデルを証明するケーススタディのデータを収集する予定である。 今年中に、全8章の最初の草稿を完成する予定である。」 英語を日本語に直したのでヘンな文章だけど。。。。 これでいい?ドン?? 「いえー、のーぶろぶれむだぜえ!」 彼、さっさとサインする。 読んでないだろ、お前。。。。 ちゅうことで、どんどん仕事進めるからな。 「いや、今年中に草稿終るってのはすげえぜ。俺なんか、5年目の最後の3ヶ月で全部書いたもんなあ」 あんたみたいな天才じゃないからな。早めにやらないとね。 「あんまりもーれつにやりすぎるな。先は長いからな。リラックスしてやってくれ」 まあね。でも俺、会社で残業ばっかだったから、このくらい慣れとるからな。 ところでソフィア、どうなってるか知ってる? 「わかんないな」 もう一人の指導教官、ソフィアは今イタリアへ長期出張中。もう半年くらい会ってないのだ。 じゃあ、とりあえず来年度の始まる10月にソフィアが帰ってくるとして、それまでに第3章と第4章の草稿を終わらせるね。 ここまで終わらせとけば、彼女が戻ってきたときに、俺の研究の概要がわかるようになるから。 「エクセレントだ。お前はすげえぜ!」 。。。。ドンな、お前自分が俺の文章にコメントするのがいつも遅いから、俺に媚売ってんじゃないの?? と思ったが、言うのを思いとどまる。 私はドンを責めるつもりはないのだ。 彼は忙しすぎるのである。 自分の研究はあるし、授業はやらないといけないし、まだ若いのでその他の事務仕事が膨大にある。 博士課程2年目で、まだまだ先のある私の指導が優先順位が低いのは仕方がない。 彼が多忙すぎてPhDの指導にあまり時間が取れないのは、彼の問題ではなく、英国の大学システムの深刻な問題の一端なのだ。これについては、後日詳しく書こうと思っている。 とにかく、9月末までに、 第一章:文献レビュー 第二章:理論、方法論 第三章:歴史的背景 第四章:ケーススタディ1 ここまでの草稿を終わらせて、ソフィアのチェックを受ける。 そして、そのチェックに基づいて、残りの章の草稿を12月末までに仕上げると。 そこまで終わらせて、のこり(たぶん)2年間を迎えるという、スケジュールで、彼と一致した。 がんばらなあきませんな。 それじゃ、また お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年06月13日 21時55分05秒
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