かみぽこぽこ。

私とＳ田のおっちゃんが、カフェで

ぼ～～～～～～～～～～～～っと

黄昏ていると、やってきたのは経済学修士のＦ井。

「いやあ、試験通ってました。よかったよかった。」

おお、それはほんとによかったな。

「あとは、修士論文だけですから。なんとかなるかな。でも、僕は試験より、英文書く方がにがてですから、ちょっとこわい。。。」

「論文指導、誰なん？」
経済学部の先輩、Ｓ田のおっちゃんがＦ井に聞く。

「ポール・ジョーンズです」

「ああ、あのおっさん、ホモ疑惑あんねん。なんか、気持ち悪いやろ。くねくねっとして。気いつけたほうがええで。。。」

。。。。またおっちゃん、余計なことを。

「ところで、かみぽこさん」
Ｆ井が話題を変えた。

なに？

「私、就職先、変えました。Ｔ社（某大手電機メーカー）やめて、Ｊ（国際協力系特殊法人）にしました」

え？なんでまた。まあ、どっちもいいところだから、お前の好きなようにすればいいけどね。

「いや、Ｔ社だと配属と勤務地がどこになるかわからないし。希望の部署にいけそうもないし。異動もあるし」

確かにね、お前文系だからな。特に財務系が専門だし。。。。

「Ｊだと、国際協力で目的が１つですから。給料が低いですけど、やりがいがあるし。それで決めました」

その心がけ、良し！だね。
まあ、よかったよかった。


ところが。。。。。。


よかったよかった、と単純に話が終わらないのが、
Ｆ井のいいところだ。
（Ｆ井のおちゃめさについては、５月９日の日記「Ｆ井の率直さ：今の若者のいいところ」ごらんください。）

言わなきゃいいのに。。。。

「あ、あの。。。。」

なんだよ。

「就職活動の時期って、恋に落ちません？」

な、なにを言い出すんだ？突然？？

「いや、面接の時、Ｊの女子社員、かわいいなって。。。。」
「Ｔ社よりぜんぜんいいなと思って。。。」

お前、それで就職先、変えたんかい。。。。

「い、いえ。そんなことは、決して。。。」

あははははははははははははは。。。。。。。（＾＾）

いやいや、Ｆ井、
人生の選択なんてそんなもんだよ。
それでいいんだ。

楽しく軽やかに決めたら、それでいいんだ。