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今日は大変だった。
うちの学部(政治・国際学部)のマスター(修士)を、体調不良で休学しているM子さんがやってきた。M子さんはロンドンに彼氏スコット(英国人)と住み、留学前に勤めていた会社のロンドン支店でアルバイトをしている。(3月23日日記「食事会」ごらんください。) 今日は、来年度復学の関係で、手続きなどいろいろやることがあったので学校に来たという。 ということで、R太郎君、ギターのH君、英語教授法を勉強しているYくん、Y美さん、社会学をやっている松田S子じゃなくて梅田S子ちゃんなど、3月23日とほぼ同じメンバーでM子さんを歓迎した。 夕方5時半にパブに集まり飲み会スタート。 パブのワイド・スクリーンでは、ヘンマン敗退を映している。 ああ、これで英国人のウィンブルドンも終わりか。。。。。 飲み会は、M子さんがいない間に学校でこんなことあった、あんなことあったって世間話から、恋愛話、芸能界の話など。。。。 まあ、井戸端会議的というか、ワイドショー的というか、下世話な話で盛りあがっとったわけです。こういう話も時にはいいよね。 ところが。。。。。。。。 酔いがまわってきたのか、だんだんM子さんが切れてきた。 しだいに自分の彼氏、スコットの話に。。。 「スコットってさあ。生まれは普通だけど、頭すごくよくて、いい教育受けてて、ケンブリッジ大出て、会計士で、将来政府で働きたくて、その上いい子で、私の友達とかみんな好きで、R太郎君もH君も、かみぽこさんもみんないい奴だっていうし。。。。」 そりゃよかった。なんも問題ないじゃないの。。。。 「でもね、まっとうすぎるのよ。まっとうすぎる。なんかこう、くだけたとこがないっていうかあ。ばかなところがあってもいいじゃない。ばかなところが少しくらい」 そ、そりゃ、そういわれりゃそうだね。。。 「人間ね、そんなにいつもいつもまじめくさっていられないじゃない? スコットね、私が家でぼーっと座ってたら『M子、時間をむだにしないで本を読みなさい』、私が鼻歌歌ったり、歌いながら踊ってたりしたら『M子、そんなばかなことをしてないで、僕と議論しよう』。 ああああああ~~~~~~~~~~~。 言いたいことはわかるし、正論なんだけどさ~~~~。 なんかさあ、正論だけじゃ、人間生きられないじゃない、正論だけじゃさあ~~~~。 ああああああ~~~~~~~~~~~。」 M子さん、大爆発。 その後、H君の寮に移動して、恒例のギター弾き語りタイムになったのだが。 今回はH君だけじゃなく、R太郎君、私(?)と、三人もギタリストがいるし、楽しみ! 。。。。。とは、ならなかった。 M子さん大酒乱で、深夜まで大混乱。。。。。 なんかM子さんみてて思ったんだけど。 M子さん、スコットのことほんと好きだし、幸せでないわけではないよな。 ただ、外国人が相手だと、 やっぱり日本人同士のように、井戸端会議的、ワイドショー的、というか下世話なばか話っていうのは、なかなかできないよね。 人間、いつも気を張ってくそまじめに生きていけるわけじゃないから。 時には頭使わない、お気楽な会話も必要。 M子さん、きっと疲れてたんだね。 国際恋愛って大変だよな。 がんばってほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年07月04日 20時54分00秒
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