|
カテゴリ:カテゴリ未分類
松山千春氏の楽曲を全く音楽理論的根拠のない、私の勝手な解釈により紹介することで、人生と恋愛を考える(?)このコーナー。
さて、今日はどうしてもこの曲について書きたくなった。 「俺の人生(たび)」 まずは曲の世界から。 ロック調の曲です。 世界最凶悪コンビ、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シーク組のテーマ「吹けよ風、呼べよ嵐」のようなドンドドンドドンドドンド~♪のビートに乗って、千春さんが歌い上げます。(ちと例えが悪い。。。) ------------------------------------------------------- 生きているのかな 死んでいるのかな それさえわからぬ そんな時代なんだね すべてあきらめて ひねて愚れる馬鹿 苦しみもがいて 夢を追いかける馬鹿 まるで空を漂う 浮き雲にも似た様な 俺の人生 このまま終わりにゃしない 誰を愛しても 誰を信じても 心の見えない そんな時代なんだね まるで海を漂う 流木にも似た様な 俺の人生 このまま終わりにゃしない 生きているのかな 死んでいるのかな それさえわからぬ そんな時代なんだね 生きているのかな 死んでいるのかな 生きているのかな 死んでいるのかな (JASRAC許諾第J070214365号) ------------------------------------------------------- 私の勝負曲。 私は90分間、この曲だけが入ったカセット・テープを愛車「かみぽこカー」の中に常備している。 大事な交渉ごとに向かう時、 大事なプレゼンテーションに向かう時、 車の中でこれを聴き、テンションを上げる。 私は断言する。 松山千春さんの歌うメッセージ・ソングは、 彼のその外見、発言とはうらはらに、 とても、品格のあるものである。 他の歌手だと、例えば 「国会議事堂にションベンかけてやれ」 というふうに、反抗、抵抗、反権力、といった傾向が強いメッセージになったりする。 千春さんのメッセージ・ソングは、 誰かへの抵抗や反抗で自分を主張することを訴えるのではなく、 まず自分自身が力強く、正々堂々と、直球勝負で生きることの大切さを私たちに訴えているように思える。実に清々しいものだ。 「俺の人生」は、 どんな困難な状況にあっても、 へこたれない、負けない、正面からぶつかっていこうという、 まっすぐな強い気持ちに私をさせてくれる曲である。 シングル 1993年9月1日発売 アルバム「起承転結VI」収録 1994年4月21日発売 アルバム「季節の旅人」収録 2001年3月31日発売 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月08日 10時49分09秒
|