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さて、今日は先日書いたうちの学校の「日本人会」
発足の動きについて、続報を書こうと思う。 先日は、JYAのT子ちゃんが 「突然ですが、日本人会を作りたいのです。 わたしがプレジデント(会長)です。」 と、うちの学校の日本人75人に対してメールを送ったことを書いた。 「日本人会(1)T子大暴走」 これはわたしも全く予期せぬT子の大暴走だった。 わたしは、過去存在したうちの学校の日本人会が潰れた経緯を説明したし、 日本人のうち、どれだけの人が日本人会を作ることを望んでいるかわからないし、 なにより、JYAのコースは来年3月で終わる、その後をどうするんだという問題から、 日本人会を作ることには反対だと彼女に伝えた。 それでこの問題は終わったと思っていた。 ところが、わたしの意見はものの見事に無視され、 T子の大暴走が始まったのだ。 もはや動き出してしまったからには止められない。 中途半端にやって、投げだしてしまって、 みんながしらけてしまっては やらない以上に後に残る問題が大きい。 ということで、 わたしは強烈にこの動きに介入することにした。 最高顧問で参加するということにした。 ちょっと強引かとも思ったが、 そもそもT子がいきなり会長を名乗っている。 日本人の中で、ほとんど最年少にもかかわらず。。。。 だから、ここには民主主義はそもそもないのだから、 わたしも最高顧問を名乗らせてもらうことにした。 。。。。。。と、大体このあたりまで前回書いたかと思う。 で、今日はその後どうなったかなのだが、 そもそもT子が日本人会をやりたいと大騒ぎしたところで、 誰も参加者がいなければこの話は立ち消えだ。 T子が送ったメールに、みんながどう反応するかなのだが、 なんと、75人中31人が「参加する」とメールを返してきたという。。。 これは立派な数字だ。 30人以上の参加者がいれば、 大学のSTUDENT UNION(いわゆる自治会) に登録でき、大学公認のソサエティーとして活動できる。 つまり、UNIONから活動費用も得られるということだ。 実は昨年も同様の要望が一部の人からあり、 わたしが日本人全体の意向を探るため何人かに話を聞いたことがある。 そのときの反応は、今回とは全く違い、 「日本人会って特に必要はないです。」 みたいなのが多かった。 今年は明らかに昨年と違って、 「日本人会をやるなら参加する」 という民意があると判断できるだろう。 ということで、日本人会は正式に発足に向けて動き出すことになった。 しかし、である。。。。 その日本人会発足のための最初のミーティングの前日、 T子が芸術会館のカフェでいつものようにコーヒーを飲んでいた わたしのところにやってきた。 ちょっと難しい顔をして。 「かみぽこさん。実はちょっと新たな難題がありまして。。。」 な、な、な、なんだよ。。。。 「前回みんなに送ったメールで、日本人会の入会金2ポンド(約400円) と書いてたんですが、実は10ポンド(約2000円)だったことが判明して。。。」 え、どうして? 「2ポンドというのは、UNIONへの加盟金だったんですけど、 実はそれ以外に、ソサエティー加盟金というのを払う必要があって、 それが1人8ポンドだと、今日わかったんです。。。。」 なるほどな。 「で、それをソサエティー発足6週間以内に30人以上支払わないと、 ソサエティーはUNIONで自動的に消滅扱いになると。。。。。」 そんなに基準が厳しいわけ?? 「そうなんですよお。もう、いやんなっちゃう。。。」 最初から10ポンドだと言っておけば、 そんなに問題ではなかっただろうが、 最初に2ポンドだと言っておいて 後から「間違ってました訂正です」 だと、これは高いと感じて参加をやめる人がいるだろうなと思った。 しかし、現状で参加希望が31人。 2人抜けたら日本人会はUNION公認組織として発足できないことになる。 わたしは少し反省した。 日本の女子大生の交換留学にすぎないJYAの子に、 UNIONとのソサエティー発足の事務手続きの確認を任せてしまったのは、 いくら彼女が暴走したとはいえ、失敗だったと思った。 彼女の若さと、語学力では確認ミスが出るのは仕方がないことだ。 わたしがやるべきだったと思った。 とは言っても、とてもわたしにはそんな時間はなかったのだが。。。 「まあ、みんなに正直に言ってみるしかないじゃない。 間違ってましたって。」 わたしはここではそういうしかなかったのだが、 それにしてもこの「日本人会発足話」、 今後どうなっていくのだろうか。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年12月17日 11時12分20秒
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