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2004年07月07日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日書いたことに対して、
いろいろコメントをいただき
ありがとうございました。

それで、私もいろいろ返事をしていたわけですけど、
その過程でいろいろ思うところがありました。

そして、これは掲示板に書くより、
1度本文で書いたほうがいいかと思ったので
昨日の続編として今日は書こうと思います。

昨日の文章と矛盾するところがあると思います。
しかし、私も皆さんの書き込みから勉強させてもらっているということで、
それはお許しください。

昨日の掲示板の書き込みでは、
「政治家が悪い。何を主張したいのかよくわからない」
というトーンのご意見が多かったと思います。

まあしかし、それはその通りなのだろうけど、
私は少し考えてしまいました。

私は昨日の文章の最後のほうでこう書きました。

『私は、英国の政治も問題だらけだと思うし、
英国の政治家が日本の政治家より
優秀だとも思わない。

しかし、少なくとも
英国の政治家は、
日本の政治家より、
もう少し真面目にやっていると
思わざるを得ない。』

私が英国の政治家がもう少し真面目にやっていると書いたのは、

「有権者に対して誠実に政策を訴え続けていくこと」

に対してです。

しかしですね、
日本の政治家の日々の国会での活動を
私も多少なりとも知っているのですが、
法律の立案、審議に関して、
私は日本の政治家の方々は非常に真面目にやっていると思うのです。

年間100本以上の法律の立案、審議の活動については
増元さんについての文章で書きましたが、
とても素人ができるとではない
極めて専門的な作業です。

私は日本の国会議員は非常に高い意識を持って
活動をしていると断言します。

極めて優秀な人たちだとも思う。

しかし、それが選挙で有権者の前に向かったときに、
まるで別人のようになってしまうように思います。
政策など語ることはなく、
ただ自分の名前を連呼するだけの人になってしまう。

これじゃいかんだろというのが昨日の文章なわけですが、
それじゃあ国会議員が国会での立法活動の時と、
地元での選挙活動の時で全く違う顔を見せるのは
何でなんだろとふと昨日考えたわけです。

それで結局私が昨日掲示板への書き込みを見ながら思ったことは、

「有権者の側が政治家に対して歩み寄らないからだろうな」

ということです。

「どうせこの人たち、政策なんか語っても聞いてくれないし、票にならない」

と政治家の側が思い込んでるから、
有権者の前にでは
自分の名前を連呼するだけで終わってるんだろうと。

結局、悪いのは有権者だろうよと、
思ったわけです。

またまた英国の例を出して申し訳ないけど、
私は昨日、掲示板にこう書きました。

『例えば英国だと、労働者階級とかありましてね、フットボールとビールのことしか考えてない人がいっぱいいるわけです。だけど、そういう人の前に立ったって、政治家はマニフェストを配って、丁寧に政策を説明していくわけですよ。わかりやすい言葉でね。』

英国は日本と違って、階級社会なわけです。
皆さんの中には、日本に一般的に紹介されているおしゃれで品がいい英国と、
先日のEUROでのイングランド・サポーターのポルトガルでの暴れっぷりに
ものすごいギャップを感じてしまった方がいるんじゃないでしょうか。

どちらも英国なのです。

このイングランド・サポーターの側にあたる
労働者階級というのは、
このHPでも「イングランド代表戦記」で紹介している通り、
日本社会では想像できない、とんでもない人たちです。

その日常は、ごみ拾いや庭の芝刈りみたいな仕事を午前中やって、
昼頃からはもうパブに行って、午後11時の閉店まで飲み続けている。
関心事はフットボールだけ。。。。

これはいったいどういう毎日なんだ?
という感じなわけです。

こんな人たちは選挙での選択をどんな風にするかと言うと、
そりゃマニフェストなんて難しいもん読めませんよ。

でもね。。。。

『労働党:病院に金をつぎ込む → そりゃええやんか。○

保守党:税金減らす。でも、役所のサービス減らす。芝刈りの仕事なくなるやんか。
→そら、あかんで。X 』

って感じで、その意識のレベルの低さは別にして、
あくまで選択の基準は「政策」なのです。

英国では「感情」によって
選挙結果が動かされることはあまりないように思います。

その証拠に、
あれほど国民に不人気だったサッチャー首相は、
不人気にもかかわらず総選挙に3回続けて勝った。

サッチャーは嫌いということと
その政策に対する評価は
全く別のものだったということです。

それは、末端の労働者に至るまで
理解のレベルの高低はあったとしても
あくまで選挙での選択の基準が
「政策」であるからだと思います。

日本の選挙が「政策」ではなく
有権者の「感情」に訴えるものになるのは、
有権者の「感情」に訴えたほうが票になると
政治家が思っているからだと思います。

有権者が「政策」に興味を持っていると政治家が思えば、
政治家は政策を訴えると思います。
彼らにはその能力は十分にあるのだから。

だから、私が今日言いたいのは、
有権者のほうが努力してほしいということ。
変わるべきは有権者の側なのです。

でも、テレビで政治家が言っていることがわからない、
新聞をみてもなんのことやらわからない。
お気持ちはわかります。

でもね、マニフェストを各政党が出しているわけですよ。
それには真面目にどんな政策を実現していくのか書いてあります。
まずそれを読んでほしいと思います。

各候補者のHPやチラシなどもあります。
HPは選挙期間中更新できないと公選法に規定されているようですが、
候補者が日頃の活動や考えていることが非常に真面目に書いてあります。

そういうものから、政党や候補者が考えていることを
少しでも理解してほしいと思います。

「感情」レベルで政治に対していろんなことを思うのは、
私も理解できます。

しかし、みんなが「感情」レベルで政治を見ているうちは
政治は何も変わっていきません。

ここは「感情」レベルで思うことを
ちょっとだけグッと押さえてもらって、
政治というものを、政治に携わる人たちのことを
ほんの少しだけでいいから知ろうという
努力してみてほしいのです。

「感情むきだし、中身からっぽ選挙」
を変えるには、
まず我々が変わること。

それが日本政治を、日本社会をいい方向に変えていく
唯一の方法だと私は思っています。





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最終更新日  2004年07月07日 20時55分49秒



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