かみぽこぽこ。

昨日はいろいろ書き込みいただいて
ありがとうございます。

ただ、現在私の個人的な都合で、
掲示板の書き込みに返事はしないことにしておりますので、
どうぞご理解ください。

書き込みはすべて読んでおりますし、
大変有意義なコメントを頂いたと
感謝しています。

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さて、日本に帰ってくると、
いろんな旧友と会うわけだが、
かみぽこぽこの読者が
是非にも再登場してほしいと思っている
旧友といえば、この人だろう。

黄昏ぶらざ～ず１号・S田のおっちゃん！

会って、一杯やってきましたよ～。

S田のおっちゃんは
今年うちの学校の博士号を取得して、
大学の専任講師として働いている。

今日は、S田のおっちゃんから聞いた
ちょっといい話をご紹介します。
場所は芸術会館のカフェではなくて、
新宿職安通りのボロい焼肉屋です。(苦笑)

かみぽこ（以下K）「どうですか？仕事は？？」

S田（以下S）「まあ、英国の学生よりはやる気はないわな。」

K「そうですか。」

S「それでもな、授業、手は抜けへんのや。」

K「へえ。」

S「中にまじめな子もおるからな。

でもな、日本の子は英国の子と違って、
ほんまおとなしいんや。

だからな、授業がわかっとるかわかっとらんのか
やる気があるんかないんか、
見ただけではさっぱりわからへんのや。」

K「なるほどね。
あっ、S田さん。タン塩焼けてます。」

S「ああ、ありがと。

それが難しいとこやねん。。。」

K「まあでも、S田さんの学校は
日本でも相当にましなほうでしょ。」

S「そうや。だからやる気なさそうでも、
油断ならんねん。」

K「そうですか。英国の子って、
わかんないことはすぐ質問するし、
わかりやすいことはわかりやすいですよね。」

S「そんでな。ちょっと問題があったんや。」

K「なんですか？」

S「英国の学校でもあったけど、
『学生が先生を評価する』
いうの、あるやろ？」

K「ああ、ありますね。
あっ、S田さん。カルビ焼けてます。」

S「ああ、すまんな。

それでな、多くの学生がやな
『授業が難しすぎる。わからんへん』
って言いよったんや。」

K「はあ。。。日頃質問もしないで、
黙っていて、ですか？」

S「そうなんや。そやからな、ワシな、
授業で学生みんなの前で言うたったんや。」

K「なんて？
あっ、S田さん。ハラミもらってええですか？」

S「ああ、ええで。えーと、そんでな。
こう言うたんや。

お前らな、『自分が頭ええ』と思うとるやろ。
だから『質問したら恥ずかしい』思うとるんや。

勘違いもええとこやでえ。
なに格好つけとるんや。

お前らはな、頭悪いから、
学歴に頼らんと生きていけんから、
大学に来とるんやでえ。

ほんまに頭ええ奴は、
大学なんか来んのや。
自分で生きていけるからのお。

ワシがお前らと違うところは、
自分がアホやっちゅうこと知っとることや。

坂口安吾の『堕落論』知っとるか？
いっぺん読んでみい。

お前らいっぺん
自分がアホやって気づくまで
堕ちてみたらええんや。

女にむちゃくちゃ入れ込んで
金をつぎ込むとか、
死ぬほど酒を飲み続けるとか、
やってみたらええんや。

そしたらわかるわ。
自分がアホやって気づくことが
第一歩やでえ。
わかったか、このアホンダラども!」

K「ははは。言っちゃいましたねえ。」

S「そんでな、ほとんどの学生から
『今度の先生、変わっとる』
と思われてもうた。
もう、変人扱いや。。。」

K「ははは。」

S「それで、５人くらいの学生からは、
なんか教祖扱いやで。参ったわ。。。」

今日は復活！黄昏ぶらざ～ず大いに語る
ということで、

「堕落論」

でございました。
つーか、S田のおっちゃんが
ほとんどしゃべって終わったっちゅうか。

私は焼肉食べるのに集中してました。。。（苦笑）

かみぽこぽこ読者の若者の皆様には、
いかが聞こえましたでしょうか？(笑)

それでは、また。