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2004年12月17日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
あれですよね。
今日は久しぶりに行ってみましょうか。

ふっとぼ~る いず かみんぐ ほ~む!

「日本VSドイツ」。

いつもの通り、
私なりの視点ということで、
この試合を斬ってみたいと思う。

よく日本と外国が戦うときに、

「相手が本気になった」
「相手を本気にさせた」

というでしょ。今回も、

「ドイツが本気で攻めてきた!」

と言ってましたね、TVでも。
でも、思うわけだ。
「本気」って何だろう?

「本気」というものを
もう少し細かく考えてみたらどうだろう。

この試合は親善試合だ。
何が何でも勝たねばという
「本気」はドイツにはない。

格下の日本にとっては、
ドイツに勝つことはたとえ親善試合でも
「歴史的快挙!」として
大きな意味があるだろうが、
逆にドイツにとっては
勝つかどうかは意味がない。

では、ドイツは「本気」ではなかったのか?

そんなことはないだろう。
ドイツはチーム作りという意味では
間違いなく「本気」だった。

ドイツは自国開催のW杯を2年後に控えているが、
EUROではグループリーグで敗退。
監督もクリンスマンに交代した。
新たなチームを短期間で作っていかないといけない。

レギュラー陣のコンビネーションの熟成、
新戦力の発掘。。。

だからドイツは「本気」だった。
しかし、その「本気」とは、
日本によって「本気」にさせられたのではなく、
ドイツ自身の事情によって
「本気」だったということである。

こういう、相手の「本気」の質とでも
言うべきものをきちんと整理しないと
しっかりした試合の評価はできないだろう。

他の例も挙げてみると、
私がマンチェスターに観にいった
「日本VSイングランド」。

この試合についても、1対1で引き分けて、

「イングランドを本気にさせた」

とマスコミは高評価していたけど、
現地で観ていた私は少し違うと思っていた。

この試合はイングランドにとって、
EURO前の調整試合である。
日本に本気で勝ちにいく意味はなかった。

前半、イングランドは確かに
ベストメンバーでスタートし、
怒涛の攻撃を仕掛けてきた。
日本が手も足も出せなかった
イングランドの「本気」だったが、
それは日本に勝ちたかったからではない。

あくまでEUROに向けて、
攻撃の最終チェックであって、
ボクシングの公開スパーリングのようなものだ。

後半になってイングランドの動きがガタッと落ちた。
中村と三都主の前に明らかに大きなスペースができて、
小野の同点ゴールが生まれた。

これをもって、マスコミは
「本気のイングランドと引き分けた」
と日本代表を評価したわけだが、
これは明らかに間違っている。

そのマスコミの間違いは、
イングランドの「本気」の意味を取り違えていること、
そして前半と後半のイングランドを同じだと考えたこと
が原因となって生じているのである。

イングランドが後半動きを落としたのは、
前半でレギュラー陣による攻撃テストが終ったこと、
後半は順次サブ組が投入される予定になっていたので、
レギュラー陣は、怪我だけはしないようにと考えて
交替になるまで慎重にプレーしようとしていたからだ。

つまり、イングランドは「本気」ではあったが、
EUROの調整に「本気」だったのであって、
日本相手に勝つことに「本気」だったのではない。

こういう頭の整理ができていれば、
日本が1対1で引き分けたことを評価することは
意味がないことが簡単にわかる。

日本は後半の同点劇に歓喜するべきではなく、
前半イングランドの攻撃に手も足も出なかったことを
深刻に受け止めるべきだったのである。

いつまでも「相手を本気にさせたかどうか」
ばかりに一喜一憂していても進歩はないだろう。

もう少し、細かく相手の「本気」の意味を分析しないと、
いつまでたっても日本は善戦マンのままで
強豪国の一角に食い込むことはできないのではないか。

ただ、私は日本代表の現状を悲観的に考えているわけではない。
イングランド戦、ドイツ戦、その前のチェコ戦を考えてみると
日本は今、明らかに強豪国から

「非常にいいスパーリング相手」

と評価されていると思う。
日本は組織的で、モティベーションが高く、
クリーンな試合運びで怪我させられる危険も低いしね。

これは悲観すべきことじゃない。
かつては日本なんて、強豪国からすれば
全く眼中にも入らない存在だったのだから。
大変な進歩である。

スパーリング・パートナーから
世界チャンピオンになったボクサーは
たくさんいるのだし。

これからも日本には、
いろんな強豪から対戦のオファーが来るだろう。
こちらから頭を下げなくても、
向こうからぜひ対戦したいと
言ってくるだろう。

1つ1つ厳しい戦いをこなしながら、
力をつけていけば、いつかきっと
それは実を結ぶはずだ。






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最終更新日  2004年12月18日 11時51分08秒



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