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2005年01月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、今年は
新しいコーナーを始めてみたいと思うのだ。題して、

「間違いだらけの留学案内」。

うん、これはね。
このHP・メルマガの方針の1つってのが、
「通説批判」であるので、
日々の日記や「英国留学回想録」でも、
留学に関する間違った通説を
たくさん指摘してきたけど、
そういうのをいろんな文章に
てんでんばらばらに書いてきた。

このHP・メルマガはマニュアルではないのだけど、
私の留学も残すところあと1年くらいになっているので、
1度まとめて書いてみるのもいいのかもしれない。

それで、まあ1週間に1回くらいのペースで
今年1年間のシリーズにしたいと思う。
書いたものは次々とHPのフリーページに並べますので、
1つよろしくお願いしたいと。

さて、説明はこのくらいにして、
第一回はどうしようかな?(苦笑)
とりあえず、留学前から始めたいと思う。

「留学相談カウンセリングの止められても、
願書はどんどん出せ。」

これでどうかな?
いきなりかっ飛ばしすぎかな??(笑)

これはどういうことかと言うと、
留学でもしよっかなとか考えたとき、
ブリティッシュカウンシルとか
他の民間の業者で留学相談のカウンセリングを
受けたりする人がいると思うのだけど、
そこで言われることは気にするなということ。

つまりは、カウンセリングは受けるなと
はっきり言ったほうがいいのかもしれんけど。
それはちょっとアレなのでやめとく。(苦笑)

いや、カウンセリングから得られる有益な情報も
もちろんたくさんあって、
カウンセリングも1回は受けてみるほうがいいのだけど、
気をつけたほうがいいこともあるので
それは指摘しておきたいと思うのだ。

カウンセリングを受けたことがある人は
経験があると思うのだけど、

「大学院に留学したいんですけど」

とか聞くと、結構頭ごなしに

「難しいです」「ほとんど無理です」

とか言われることがあるんだよね。
まだあまり留学についての知識もない段階で、
頭ごなしに無理だと言われて、
へこんだ経験を持つ方も多くいるだろう。
私の周りにも結構いる。

ただ、私は今思うのだけど、
これは言われても気にする必要がないと思うのだ。
気にせずどんどんいろんな学校に
出願していけばいいと思う。

なぜ気にする必要がないかというと、
カウンセラーは留学の実際を把握していないかと言うか、
端的に言えば、
「学部(UNDERGRADUATE)」と
「大学院(POSTGRADUATE)」の違いを
整理しないで混同して話をしていることが
多いからなのだ。

私のいる芸術会館大学を例に挙げよう。
「留学回想録」に書いている通り、
私が芸術会館大学の存在を知った時、
ブリティッシュカウンシルで相談した。
カウンセラーでもあった英国人の先生が、

「極めて難しい」

と言った。なにしろうちの学校は、
英国で4番目くらいにランクされる大学だからだ。私は、

「願書を出すだけでもいいから」

と説得して願書を出すのを認めてもらったのだが、
結果は意外にもあっさりと学校から
コンディショナルオファー(条件付入学受け入れ)
をもらって、先生がびっくりしてしまった。

これは私が特別に優秀だったわけではない。
現実にうちの学校には毎年40人ほど修士課程に
日本人が入学してくる。
私も含め、ずっと勉強をしていた人じゃなくて、
むしろ社会に出たブランクがあって学校に戻った人が多い。

成績がいいわけでも、
学問的な実績があるわけでもないのに、
入学はそれほど難しいわけではないのである。

それなのに先生がうちの学校のことを
入学が極めて難しいと言ったのは、
実は先生が学部への入学のイメージで
話をしていたからなのだ。

英国人にとっては入学の難しい難関校。
その上、大学院への進学はなお難しい。
例えばうちの学部の場合、
ほとんど英国人約100人の学部生のうち、
大学院修士へ進めるのは大体5人くらいだ。

つまり英国の大学では、
英国人の学生に対しては、
上に行くごとに選抜して
人数を絞っていくので
確かに非常に厳しい狭き門なのだ。

しかし、じゃあ大学院は
規模が小さいのかというとそうではなく、
やっぱり学生は100人くらいいて
95人くらいが留学生ということだ。

学校全体でいえば、
学部生5000人のほとんどが英国人。
大学院生5000人のうち4000人以上が留学生。

これはどういうことかというと、
英国人学生に対する厳しさと対照的に、
留学生が大学院に出願する場合、
書類選考だけなので大したことはない。

その代わり、留学生に対する学費は
英国人学生の約3倍。
要は大学院というのは、
大学にとって金儲けなんだね。

カウンセラーは、
この学部と大学院の違いと、
大学の経営方針というものを
認識してないか、
あるいは、認識していても
あえて言わないようにしているか、
どちらかなんだと思う。

だから、留学カウンセリングを受けたときに、
大学院入学は難しいみたいなことを言われても、
へこまないように。

まずは、積極的にいろんな学校のことを調べて、
どんどん出願してみることだと思う。
評価の高い学校でも、
意外に入学受け入れになることはある。

あ、ただ、
英語力だけは必要なんでね。
これは一生懸命勉強してもらうしかないけど。

ということで
「間違いだらけの留学案内」第一回の教訓は、

「留学相談カウンセラーに止められても、
願書はどんどん出せ。」

まあ、要は他人の言うことはうのみにしないで、
自分で行動して、自分の頭で考えてみる、
という、至極当たり前のことですな。

ということで、
それでは、また。





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最終更新日  2005年01月03日 10時05分32秒



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