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2005年04月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
松山千春氏の楽曲を全く音楽理論的根拠のない、私の勝手な解釈により紹介することで、人生と恋愛を考える(?)このコーナー。

さて、今回はこの曲。

「季節の中で」

まずはいつものように曲の世界から紹介します。

-------------------------------------------------------
うつむきかけた 貴方の前を
静かに 時は流れ
  
  めぐる めぐる季節の中で
  貴方は何を 見つけるだろう

海の青さに とまどうように
飛びかう 鳥のように
はばたけ高く はばたけ強く
小さな つばさひろげ
  
  めぐる めぐる季節の中で
  貴方は何を 見つけるだろう

昇る朝日の まぶしさの中
はるかな 空をめざし
はばたけ高く はばたけ強く
貴方の旅が はじまる

  めぐる めぐる季節の中で
  貴方は何を 見つけるだろう

(JASRAC許諾第J070214365号)
-------------------------------------------------------

うん。。。

この曲は「長い夜」と並ぶ
松山千春最大のヒット曲なわけですが、
今日、満を持して登場させた理由は、

「第77回選抜高校野球大会」

が開催されているからである。

そう、「季節の中で」は
昭和54年、第51回選抜高校野球大会の
開会式入場行進曲だったのだ。

今の若い人は知らんだろうが、
「季節の中で」って曲はすごかったのだ。

まあこの曲で千春さんは
ブレークしたと言っていいのだが、
シングル・レコードの売り上げは
年間第3位だったようだし、
なによりこの曲と千春さんを有名にしたのは

「ザ・ベストテン出演拒否事件」

であろう。

当時の大人気番組「ザ・ベストテン」への
出演を拒否するだけでもえらいことだったのに、
TBSの粘り強い交渉で1回出演したその時に

「僕がTVに出ない理由」

を説明して
改めて出演拒否するということを
やらかしてしまって、
当時、社会現象になってしまった。。。(苦笑)

今に至る「ザ・松山千春」の
原点がここにあるわけだが、
まあ、この「季節の中で」を巡っては
いろいろ物議を醸すことを
この人はやりまくっている。

若い人でも昨年「Hey! Hey! Hey!」に
千春さんが言っていた話を
覚えている人がいるだろう。

「『季節の中で』がレコード大賞に
ノミネートされましたって
事務所に電話がかかってきたんだ。

それで、審査員に聴かせるので
レコード送ってくださいって。

そしたらうちの事務員がな、

『買ってください。』

って。。。

それ以来、何の話も来なくなったな。」(爆笑)

それでレコード大賞は拒否。
ついでにNHK紅白歌合戦も出場辞退。

はい。。。。(――;)

それで今日はですね、
私は別に若い人に、

「こんな人になってはいけません」

という話をしたいわけではない。(苦笑)

今日は選抜高校野球行進曲、
「季節の中で」
に引っ掛けて、
高校野球と私について
話をしたいと思っている。

私は元・高校球児ではない。

野球王国と言われる県の野球少年で、
中学校の時の野球部は
1年の時に県で優勝、
最高学年の時は秋に、
県を東・中・南に分けた
地区大会の南地区で優勝、
という強いチームにいた。

一応4番も打っていた。

それでも高校で野球部には入らなかった。
理由は3つある。

1つは両親、特に母親が強硬に反対したからだ。

「野球部は不良ばっかりで、
勉強もできなくなる。」

ということだった。
ただ、これは私にとって
決定的な理由ではなかった。

母親はギャーギャー、ワーワー
泣き叫ばんばかりに怒っていたが、
元々私は自分が決める時に
親の言うことなど聞いたことはなかったので、
一応聞いたふりをして
野球部に入るつもりだった。

しかし、ここで2つ目の理由である。
野球部には中学時代、
散々仲が悪かった先輩がいた。

その先輩が私の教室にやってきて、
私の目の前で中学時代補欠だった奴を
野球部に勧誘して、
私を誘わなかったのだ。

「ばかやろう。。。」

と思ったが、まあこんなバカ、
どうせ野球はへたっぴいなので
無視してればいいわけで、
これも決定的な理由ではなかった。

3つめにして、決定的な理由となったのは、
そんなこんなで野球部から勧誘がないうちに、
陸上部の顧問の先生から
熱烈な勧誘を受けたのだ。

先生自ら教室にやってきて、

「待っとるで!」

と言われたらグラッとくる。
野球部からはいまだ誘いがないし、
ということで陸上部への入部を決めてしまった。

その後になって、
中学時代ショートだった
3年生の優しい先輩が教室に来て、

「かみぽこ、どうして練習に来ないんだ?」

と言ってくれたが、
時、既に遅しであった。(涙)

両親は部活自体に入るのに反対であって、
陸上部入部でも
ギャーギャー、ワーワー言っていたが、
これは完全無視した。(苦笑)

結果的にですね、
途中確かに勉強の成績は急降下したけど、最後

どりゃああああああああああああああああああっ
ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ

で追い込んで、(苦笑)
その高校の過去積み上げた受験データ
根底からひっくり返す大逆転で
大学にも入れたもんだから、
親も調子がいいもんで、
特に親父なんか、

「子供の頃は勉強だけでなく、
スポーツもやって人間形成することが大事!」

とか校長時代、
いろんなところで講演していたらしい。(苦笑)

アホか。。。

てめーが高校3年間に何百回

「部活辞めろ、部活辞めろ」

って言ったか覚えとんのか??(苦笑)

まあ、いろんな経緯があったとはいえ、 
私は「高校球児」になれなかったことは
人生の中で非常に悔いの残ることだ。

大学を経て会社に入ってからもね、
同期で元・高校球児って奴がいて、
そいつは社内外問わずそれですぐ
名前と顔を覚えてもらえたりして、
得だよなあ、うらやましいよなあ
と思ったりした。。。

そんな表面的な薄っぺらい
どうでもいいようなことも
悔いが残るのだけど、
それ以上に私が今思えば
とても残念なことがある。

私の中学校の野球部の監督だった先生が
いつもこう言っていた。

「野球部は学校の顔。」

まあこれは、
やんちゃな部員を躾けるために
言ったことだろうが、
私なんかプライドを擽られると
弱いタイプの人間なので

「そうだ!自分は学校の顔だ!!」

とか単純に思ってしまって、
今思うと可愛らしいくらい
頑張ったものだ。

「野球部は不良の集まり」
と言われるのになにくそと思って
早慶戦で活躍した三原脩や水原茂など
文武両道の名選手の伝記とか読みあさって、
なりきって振舞ってみたりね。(苦笑)

まあ、服装とかもね。
学生服にほこりがついてないかとか
気にしたしね。(苦笑)

ボンタンとか変形学生服は着ないで、
後輩部員で着てる奴がいたら
厳しく注意してやめさせたりね。(苦笑)

今思い出すと中学時代は、
自分のことながら
可愛いなあと思うね。

ところが、
高校時代の自分は
思い出しても全然可愛くない。。。。

成績は歯止めが利かないくらい下がったし、
勉強自体してなかった。

じゃあ部活は一生懸命やったかというと、
そうでもなかった。

陸上部の練習自体が
ゆるゆるだったし、
2年になると女が
できちゃったこともあって
練習をサボりまくった。

親が「不良になる」と言って
入部に反対した野球部より、
陸上部は不良ばっかりだった。(苦笑)

髪型も野球部と違って、
長髪可だったんだけど、
これが不良の集まりでしょ、
すごいんだ。。。

私もマッチかチェッカーズかって頭にして、
学校の朝礼の服装検査・頭髪検査で
注意を受ける常連だった。

なんともだらしなかった。
思い出すのも情けない。。。。

やっぱり今、思うんだけど、

「野球部は学校の顔」

みたいな気持ちの張りというか、
強いプライドというか、
そういうものが自分の高校時代には
なかったと思うんだよね。

それがなんとも情けない、
勉強もできず、
スポーツもできず、
不良になりきれずの
中途半端な高校時代になった
原因だと思う。

残念なことだ。。。。

今、高校で野球をやっている男の子が
もしこのエントリーを見ているなら、
1つだけ言いたいのだけど。

野球部ってのはね、
他の部に比べて制約が多くて
大変だと思う。

頭髪も前みたいな丸坊主ではない
高校も増えてるようだけど、
サッカー部みたいに自由じゃない。

高野連や後援会など、
大人の目も厳しいしね。

でもね、制約が多いからこそ
それだけいろんな意味で
勉強できるものも多い。

頑張ればきっと得られるものも
他の部より多いのだと思うよ。

プライドを持って頑張ってほしいね。


シングル「季節の中で」      1978年8月21日発売
アルバム「起承転結」収録     1979年11月21日発売
アルバム「旅立ち」収録      1986年10月12日発売
アルバム「風景」収録       1996年4月20日発売

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最終更新日  2007年04月08日 06時17分45秒



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