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2005年04月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
Conenさんの掲示板への書き込み。

『小泉首相がAA会議で謝罪。これに関して賛否両論です。あんな暴動の後でこちらから謝っちゃうなんて自虐外交もいいところのような気もするし、小泉だけに深謀遠慮もしくは恐るべき政治的勘が働いているのかもしれないし。どうにも分かりません。これはどのように捉えればよいのでしょうか?教えて!かみぽこ先生!!
(2005年04月25日 22時55分35秒)』

どうもありがとう。

「教えて!」とのことなので、
ちょっとこれを取り上げてみましょうか。

何を慌ててらっしゃるのですか。
落ち着きなさいってことですね。(笑)

いや、僕がいつも言ってる
「小泉が仕掛けた罠」ってのは、
閣僚が連携してファイティング・ポーズを取る中で、
小泉首相が涼しい顔をしているのが
絶妙だと言っている訳で。(苦笑)

それが大将の仕事なわけで、
ここで小泉首相が吠えちゃったら、
むしろぶち壊し。

日本は中国・韓国と同列の
野蛮な国ということになってしまって、
また独仏あたりのマスコミに
バカにされますよ。

小泉首相は、会議の全体の演説で
その「村山談話」に沿った線で話したってことでしょ。

別に中国に面と向かって
謝罪したわけでもないわけで。

いいじゃないですか。

これで、中国・韓国が理不尽に振り上げた拳は
完全に降ろしどころがなくなったということだから。(苦笑)

小泉演説で、日本は中国との
格の違いを見せつけたということですよ。

元々世界中の多くの国は、

「そりゃ日本はかつて悪いことをしたかもしれんよ。

でも、貧しい国々にお金をあげたり、
工場を建ててくれたりして、
一生懸命やってくれてるよ。

それに優しいからさ。
アメリカさんはちょっと怖いから話しにくいけど、
日本にならよく聞いてくれるし話しやすい。

アメリカさんにもちゃんと伝えてくれるしね。」

と思ってるわけよ。
だから、今回の穏やかな小泉演説で
これらの国々は、

「はいはい、これでもう過去の話は終わり。」

ってことでそれ以上誰も突っ込まないで終わりと。
アナン国連事務総長も、

「はい。これでこの話は結着!」

って言ったでしょ。

そして、ワシントンポストやら、
英国の新聞やらが中国批判を始めたと。。。

フランスは。。。
そもそもあの国のマスコミはバカだから
ほっとけばいいわけで。(苦笑)

日本が穏やかに「大人の対応」をしたことで、
中国・韓国が見事に世界中に
恥を晒して終わったということです。

これにて、一件落着!(笑)

ところで、
この小泉演説が穏やかなものだったことに
慌ててしまってる人に
一言苦言を呈したいのだけど。

外交を対中国、対韓国という
非常に狭い視野で見るから
慌てることになるのだ。

「祝!日本外交の夜明け」の
エントリーで私は書いたでしょ。

「日本の国連安保理常任理事国入りは
そもそも日中間の問題ではない。」

これは世界中の国を巻き込んだ問題なのだから、
中国が1人でガタガタ騒ごうと、
何の影響もないわけだ。

端的に例を挙げれば、
アメリカが日本の常任理事国入りを
たぶん望んでいるのだろうから、
中国はこれに反対する時、
日本だけが相手ではなく、
アメリカのことも
考慮に入れざるを得ないわけだ。

そして、もう1つ
何度でも強調しておきたいのだけど、
日本が戦争に負けた後、
一生懸命積み上げてきた
世界中の国に対する信頼、
これが本当に効いていることが
明らかになったと私は思っている。

それは1つや2つの国が
日本にちょっかい出してこようとも、
全く揺らぐものではないということだ。

「平和外交」は決して無駄ではなかったということ。

町村や中川が怖ろしく強気に振舞えたわけも、
小泉が穏やかに話を収められたわけも、
この過去の「平和外交」の蓄積にあるということは、
決して無視してはならない。

(これは過去の「土下座外交」に弊害がなかったと
いう意味ではない。弊害はもちろんあって、
その処理に今、苦慮していることを認識した上で、
それでもやっぱり「平和外交」の蓄積は
効いている側面がある、ということ。)

外相会談で町村外相が中国の外相に対して言ったでしょ。

「(日本の中国関連施設が嫌がらせにあったことに関して)
私はこれについて遺憾だと言える。
貴方はどうなのか?」

これですよ。

日本は「遺憾だ」と認めても周りの国から
「まあ、いつもよくやっていただいてますから」
で許してもらえる。

それに対して中国は「遺憾だ」とでも言えば、
国内外から非難轟々に晒される。
少なくとも、中国政府はそれを恐れている。

この差は大きいわけだ。

中国や韓国を感情的に嫌う人に
本当に言いたいのだけど、
もう、そういう発想で
外交を考えるのはやめてほしい。

中国・韓国に強気に対すれば
それが外交だというわけではないのだ。
そんな貧困な発想からは
何にも生まれないと
ここで断言しておく。

日本はこれまで積み上げた
「信頼」をベースに、
世界中に対して戦略的に
外交を進めていく段階に来たのだ。

「祝!日本外交の夜明け」
とは、そういう意味なのである。







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最終更新日  2005年04月26日 03時16分05秒



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