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2005年05月22日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
えーと、先日の
「さあっ!小泉改革の本丸(?)だべっ!?」
というエントリーはなんですけどね。

どうもすんませんでしたね。。。

まあ、「鼻につく表現」も「自意識過剰」も
これが初めてというわけではなくてね、
元々このブログのありとあらゆるところが
「鼻をつく表現」ばかりで「自意識過剰」だと
私は思い切り自覚しているわけですが。(苦笑)

そもそも私のブログに限らず、
ブログというのはそういうものでは?
と思わんでもないですが。。。(苦笑)

ただ、これまでの私は
その「鼻をつく表現」の後に、
一応自分なりのロジックを使って
説明を試みようとしていたわけで、
その説明が筋の通っていたかは別にしても
そういう姿勢があることに免じて
お叱りを受けることはなかったのだと思う。

しかし今回は「鼻のつく表現」のまま、
おしまいにしちゃったわけで、
それがいかに自分で郵政民営化問題について
退路を絶つためであったとしてもね、
やっぱりこれはいかんよな、とは思います。

間違いだとわかった時は
すぐにあらためるのが
このブログの流儀でもある。

最初は「後出しジャンケン」で、
全て終わった後に書くつもりだったのだけど、
法案審議が始める前に、「郵政民営化法案」について
きちんと書きたいと思う。
(ちなみに私は、
「後出しジャンケン」自体が
いけないこととは思っていません。
政治学研究者とは予想屋ではないわけで、
政治の世界で起きた事象に対して
きちんとした分析枠組みに基づいて
何が起こったのか正確に検証することが
仕事だと考えているからです。)

ということで、今日は

「郵政民営化をめぐる人々」

つーことで、いってみたいと思います。

つまり、これから郵政民営化法案の
審議が始まるわけだけれども
それに関連する人々が
現在どういう立場で
どんなことを考えているのか、
その結果この法案は今後、
どんなふうに処理されていくかを
整理してみたいと思うのだ。

この郵政民営化法案の結末については、
私は前回のエントリーで書いた通り、

「妥協はあるだろうが
問題なく国会を通過して成立」

というふうに思っている。
これについては、
あまり異論はない人が
多いだろうと思う。

そしてここでは
私なりの根拠を示したいと思うのだが、
「私なりの」ということになると、
やはりいつものように、
郵政民営化に関わる人たちの
心理状態を読んで、
行動パターンを考える、
ということになるわけだね。

ここでは郵政民営化に関わる人たちを
大まかで申し訳ないけど、

(1) 小泉首相+竹中一派
(2) 自民党議員
(3) 民主党議員
(4) 特定郵便局長+郵政関連の労組
(5) 財務省(+金融機関、日銀などなど)
(6) 総務省+郵政公社

というふうにして、
それぞれを分析してみたいと思う。

まずは(1)小泉首相+竹中一派。

基本的に私は、
小泉首相と竹中一派(あるいは財務省もかな?)は

「郵政民営化で重要なのは郵貯問題」

と認識していると考えている。
それは「郵政民営化の論点を整理してみよう。」で書いた通りである。
このエントリーで私は
小泉首相は首相就任以前、
10年以上にわたって「郵貯民営化」を中心に
郵政民営化を主張してきたのに、
なぜに首相就任後、「郵便局の民営化」に
話がすりかわっているのかと指摘した。

おそらくその理由は「改革を成し遂げるには。。。」
私が書いたことによって説明できる。

ここで私が書いたことは、
竹下内閣が消費税法を成立させるために、
法案提出前に反対派との妥協点をあえて提示して、
法案の肝心の部分を無傷で成立させるよう
動いたことである。

これと小泉首相の考え方は同じなのだろう。
真に重要なのは「郵貯民営化」であり、
それをできるだけ静かに無傷で成立させるために、
「郵便事業」での反対派との攻防を
派手に演出しているように思われるのだ。

そして小泉首相の動きに関して
もう1つ指摘すると、
郵政民営化特別委員会の
二階俊博委員長と
山崎拓筆頭理事の任命である。

私は同じく「改革を成し遂げるには。。。」
改革を成し遂げるには抵抗勢力を
熟知することが重要であると指摘した。

そういう意味で、
抵抗勢力とほとんどパイプがないと思われた
竹中平蔵氏が郵政担当大臣であることに
非常に疑問を感じていたのだが、
今回の郵政民営化特別委員会の人事から、
その疑問は解けたような気がする。

どういうことかというと、
郵政民営化「法案」の作成段階では
抵抗勢力に人脈がなく、
専門的に政策を見ることができ、
しかも「小泉人事の神髄:町村信孝外務大臣」
で書いているのだが、
「小泉首相を守って傷だらけにもなれる」
竹中氏が適任だったのだ。

法案を書いている段階で、
いろんな人とつながりがあって
そこで妥協を繰り返してしまうと、
法案自体がぐじゃぐじゃに
なってしまうからだ。

小泉首相は抵抗勢力とつながりがない
竹中氏起用でそのリスクを遮断した。

そして小泉首相は、
法案が出来上がって国会審議に入るときに
満を持して「法案を通過させるための人」を
起用したということだ。

元保守党幹事長で公明党とパイプがあるだけでなく、
旧自由党として野党・民主党とも強いパイプを持つ
二階俊博氏。

そして、「山拓さんについて再び書く:自民党幹事長交代」
小泉首相にとって貴重な忠臣であると指摘した
山崎拓氏の復帰。

私が見る限りだが、
小泉首相と竹中一派は法案審議開始に当り、
改革を成し遂げるための布石を
きちんと打ったように思われる。

(ここから先は後編)





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最終更新日  2005年05月23日 14時12分50秒



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