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2005年09月11日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「かみぽこ政治学」です。(苦笑)

総選挙の結果が出た。

自民党296(+84)、
公明党31(-3)
=連立与党327(+81)

民主党113(-64)
社民党7(+2)
共産党9(0)
その他19(-14)

なんじゃこの結果は。。。

お化けみたいな
自民党の圧勝となってしまった。

参った。完敗である。
小泉純一郎に完敗だ。

私は純ちゃん嫌いであるが、
純ちゃんウォッチャーとしては
小泉郵政相誕生の日からだから、
もう20年近くになるし、
そのへんの人には絶対負けないと思っている。

しかし、小泉純一郎の凄さは
私の想像を超えていた。

どうもすんません。謝ります。。。(苦笑)

今から思えば小泉首相は、
最初から郵政民営化を争点に
解散総選挙をやりたかったんじゃ
ないだろうか。

へたをすると、首相就任の時から
その機会を伺っていたのかもしれない。

このエントリーである。
「改革を成し遂げるには。。。」(2005年2月2日)

この2005年2月の時点で私は、

「郵政民営化に関して、
抵抗勢力の暴れさせ方が足りない。
これでは本格的な国会審議に入ったときに
抵抗が増す懸念がある。」

というような意味の指摘をしていた。

この私の懸念は後に正しかったことが
わかるのだけれども、
悔しいことに私はこれを当てたと
誇ることができない。

私は後にこれを事実上撤回し、

「郵政民営化法案は問題なく国会を通過する」

と言い直していたからだ。

これがいけなかったね。。。(苦笑)

これはね、ある有名なブロガーさんとの
やりとりがあって、
あんまり論争はやりたくないし、
私はまあそれもそうかなと思って
適当に言い直してたんだけど、
やっぱり今思うと
自分の勘が一番正しかったね。

また、私がここで言い直した
もう1つの理由が、

「さすがに郵政法案否決は
小泉首相も困るだろうし、
けんか上手の小泉首相が
手を打ってないわけがない」

という読みがあったからだ。
しかし、あの時は想像もできなかったが
今になってみると小泉首相は
郵政民営化否決・解散総選挙を
望んでいたとしか思えない。

小泉首相が郵政民営化について
党の政調会に下ろすことなく、

(1)昨年4月に「郵政民営化準備室」を設置。
(2)9月には与党の了承なしに民営化方針を閣議決定。
(3)今年6月には自民党総務会が
全会一致方式を放棄して法案を閣議決定。

と完全なトップダウンを貫いて
反対派を怒らせるようなことばかり続けていたのは、
郵政民営化法案を否決に持ち込むためだったと
考えるほうが話のつじつまが合うからだ。

以前指摘したけれども、
小泉首相が衆院解散した後、
あっという間に
反対派議員の選挙区に
対立候補を擁立したのは、
水面下である程度事前に
候補者を準備していたということだろうし、

「郵政民営化一本やりの選挙戦術」

も、前回参院選で民主党に
先に年金問題を争点設定されて
主導権を握られたという
分析に基づいての
周到に考えられたものであったらしい。

公明党の都議会議員選挙による疲弊も
計算の上だっただろう。
これについての「小泉が仕掛けた罠」は
私の言いすぎだったとしても(苦笑)
「郵政民営化の争点設定」で
「比例も自民党」と書かせる
選挙戦略は見事に当たって、
自民単独過半数、
公明党の影響力減につなげた。

小泉首相の唯一の誤算は、
衆議院で郵政民営化法案が可決して
参議院に回ってしまったことではないかと
思われるほど(苦笑)
郵政民営化法案否決から
解散総選挙までの
小泉首相の準備は完璧だった。。。

全ては解散・総選挙に持ち込んで
自民党内の抵抗勢力、
民主党、公明党、
全てまとめて一掃するために
仕掛けたものだった、
そうとしか言い様がない。

そんなの予測不可能だよ。(涙)
自分が出した法案を否決させようと
首相が画策していたなんて。。。

ああああ~♪
総選挙は~♪
小泉が仕掛けた~♪
罠だった~♪

わわわわ~♪
(「長崎は今日も雨だった」風に)

と、歌でも唄わないと
やってけないくらいだ。(苦笑)

ほんとに小泉首相には完敗しました。

まあしかし、
私は昨年から何度も何度も

「小泉が仕掛けた罠」

と言ってきて、まあ

「買いかぶりすぎ」
「そんなにうまくいくわけがない」

とかいろいろ言われたけど、(苦笑)
今回の郵政民営化法案審議、
解散・総選挙の過程で
全国民が小泉純一郎のことを

「罠を仕掛けて政敵を仕留める政治家」

だとしっかり認識したことだろう。
その部分では
自分が言ってきたことは
正しかったのだろうし、
そういう意味では満足している。

あと、総選挙の総括として、
もう1つ指摘したいと思う。

有権者は今回の総選挙で
1つの明確な判断を下したと思う。それは、

「有権者は小泉首相の男らしさを信認した」

ということだ。逆に言えば

「民主党や反対派の女々しさに呆れた」

ということでもいいだろう。
「男らしい」とか「女々しい」とか書くと
誤解を招くだろうが(苦笑)
これが一番いい表現なので
あえて使わせていただく。

今回の解散・総選挙、
小泉首相の戦略の周到さに比べて、
郵政反対派と民主党の情けなさは
いったい何だったのだろうか。。。

彼らは全くと言っていいほど
解散・総選挙の準備が
できていなかったわけだ。

小泉首相が解散に打って出て初めて
事態の重大さに気づき

「首相は狂っている」

と言ってみたところで
あまりにも遅すぎた。

政治の世界は「常在戦場」である。
常に最悪の事態にしっかり備えて
日々緊張していなくてどうするのか。

徹底的な準備をして
生きるか死ぬかの戦いを挑んだ
小泉首相の「男らしさ」に比べて
反対派や民主党はあまりに「女々しく」
頼りなさ過ぎたのだ。

有権者は
その「女々しさ」を
改革の実行力なしと判断した。

また、今回外交は争点になってはいないとされたが、
魑魅魍魎跋扈し複雑怪奇な国際社会を
どう日本が乗り切っていくのかを、
戦う備えもできないような「女々しい奴ら」に
任せられるかという判断につながったのは
間違いない。繰り返すが、

「有権者は小泉首相の男らしさを信認した」

のである。
この有権者の選択は、
決して小泉マジックに踊らされたと
いうものではなく
実にシビアなものだったと
私は思う。

これは別の言い方をすれば、
私が「岡田民主党と嫉妬の政治」で指摘したような、

「経済合理性を超越したばか力」

が政治家には求められるということを
岡田代表が最後まで理解できなかったことが
民主党の惨敗の原因だということだろう。

いくら政策をまじめに訴えようと
「男らしい実行力」を示せねば、
政治の世界では勝ちぬけないのだということ。

ねえ、やっぱり強くてたくましい男でないと、
政治は任せられないよね、ゆうかさん?(苦笑)

すみません。。。

要するに、私がずっと民主党に対して
厳しく言い続けてきたことを
民主党は顔を背けず直視して
出直してもらいたいものだ。

もっとも、こんな場末のブログなんか
民主党関係者の誰も見ないだろうが。。。

うひょひょ。。。

それにしても岡田代表は
政権交代可能な政党に育つ可能性のあった
民主党をここまで惨敗させてしまった
責任をどう考えているのだろうか。

政権交代という選択肢を失った
日本国民の不幸を
どう考えているのだろうか。

この罪の重さは代表辞任では償えない。
とっとと議員辞職して
政界から去ってもらいたい。

まあ、これが今回の総選挙の総括である。

最後に、選挙後の日本社会について一言。
今回の総選挙によって、
改革に対する「抵抗勢力」は
ほぼ一掃されたわけだ。

これが何を意味するかというと、
改革が何の抵抗もなく妥協もなく
進んでいくわけだがら、
小泉首相が言ってきたように

「痛みをともなう」

状況が広がる可能性があるわけだ。

要はより競争的になって、
「勝ち組」と「負け組」がはっきりする
社会が本格的に日本に到来する可能性があると。

今回、小泉自民党に投票した人たちは
そういう社会で生き抜いていく覚悟が
できているのだろうか?

私は、何度もこのブログで書いているように、
純ちゃんが嫌いであって、
できれば競争だけではなくて、
弱き者にも目を配る社会であってほしいと
心情的には思っている。

米国ではなく、英国で学んできた者としてはね。

だから私は、今回の選挙戦で
邦子だのさつきだのゆかりだのといった
米国かぶれの人間をバリバリ食いそうな女が
大暴れしているのを
眉をひそめてみていた。。。(笑)

しかし、心情は心情としてそれとは別に
大きな時代の流れというのは
理解しているつもりなので、
競争社会の中で生き抜いていく覚悟は
私なりにしているし、
現実に今、曲がりなりにも
海外で研究生活という
競争社会に身を置いてもいる。

今回の選挙結果によって生まれるだろう
新しい日本社会を
私は受け入れるつもりでいる。

今回、小泉自民党に圧倒的な支持を与えた人たちは、
厳しい競争社会に身を置いて生きていく
覚悟を決めた上で投票したのであると信じたい。

もし自分が競争に敗れて「負け組」となった時、

「政府が悪い、政府が何もしてくれない」

とだけは言ってほしくないと
私は願っている。

ああ、疲れた。。。

これからしばらくこのブログは
留学の楽しい話題だけでいきますね。(苦笑)

皆さんもよくお休みください。
それでは、またね。





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最終更新日  2005年09月12日 08時07分17秒



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