|
|
|
2005年09月23日
カテゴリ：カテゴリ未分類
松山千春氏の楽曲を全く音楽理論的根拠のない、私の勝手な解釈により紹介することで、人生と恋愛を考える（？）このコーナー。
「ガリレオ」 まずはいつものように曲の世界から。 ---------------------------------------------------------- 一人じゃ何にも 出来やしないと 貴方は端から あきらめている 全くそうだと 相づち打てば 少しは心が 晴れるでしょうか あのね 今も 地球は 自ら回ってる 信じようとも 信じまいとも この世で一番 不幸な奴だと 貴方は自分に いいきかせてる ついてませんねと 同情されて 少しは心が むくわれますか あのね 今も 地球は 自ら回ってる 信じようとも 信じまいとも 時代が自分を 認めないのは 誰かのせいだと 貴方は思う それなら貴方の 力でこんな 時代を変えては みませんか あのね 今も 地球は 自ら回ってる 信じようとも 信じまいとも あのね 今も 地球は 自ら回ってる 信じようとも 信じまいとも （JASRAC許諾第J070214365号） ---------------------------------------------------------- うん。。。 おもしろい歌詞でしょ。（笑） これって典型的な千春フォークだね。 強くメッセージを打ち出すのではなく、 軽くサラッと流したように歌う。 聴く側は直接的に千春さんが 何を言いたいか受け取るというより、 自分なりの答えを探すことができる。 まあ、以前紹介した 「La La La」 なんか千春さんの代表的な メッセージソングだと思うけど、 「俺はＬａＬａＬａ～♪ と歌ってるから、 お前らどうするか 自分で考えろ！」 って感じだよね。（笑） それで、この「ガリレオ」である。 またまた総選挙の話に戻って申し訳ないのだが、 小泉さんは今回の衆院解散を 「ガリレオ解散」 と呼んでいたらしい。 「それでも郵政は民営化される」 と言いたかったらしいが。。。（苦笑） ちなみに、私は政治家のメルマガを たくさん読んでいることを以前書いたが （「政治家のHP・メルマガを読んでみよう」） 私が自発的に登録したのではなく、 ある民主党の議員さんにお会いして名刺交換したら いつのまにか勝手に登録されていたメルマガに（苦笑） 先日こんなような意味のことが書いてあった。 「それでも政権交代は必要だ。 我々こそガリレオだ。」 なるほど。。。（苦笑） ガリレオという人は、どうも 「逆境にも信念を貫く」 というイメージを表現するのに とても都合のいい人になっているらしい。 ちなみに、誰かさんも 自らのコンサートに 「もうひとりのガリレオ」 とタイトルを付けちゃったことがあるわけで。 「もうひとり」って誰のことだよ？（苦笑） あえてここでは言いませんが。。。 まあ冗談はこれくらいにして、 千春さんの「ガリレオ」である。 このガリレオのような 「逆境にも信念を貫く人」 というのは、なんていうか 我々庶民からすれば別世界の人っていうか 自分の周りの話じゃないって 感じがするのだけれども、 千春さんはこの曲を通じて そうじゃないと言っているような 気がするんだよね。 「お前だってガリレオなんだよ」 とね。 「一人じゃ何にも 出来やしない」 「この世で一番 不幸な奴だ」 「時代が自分を 認めない」 そんなことを言わずに、 自分で行動しなさいよと。 誰に信じられようと信じられまいと 地球はいつも自ら回っているのだから。 お前も自分で動けよと、 いうことだね。 今回の「ガリレオ解散」も そうなのかもしれないね。 「政府が何もしてくれない」 と言う前に、 自分で行動しなさいよと。 その「覚悟」を持ちなさいよと いうことだね。 それでは、また アルバム「ガリレオ」収録 1998 年8月1日発売 アルバム「季節の旅人」収録 2001年3月31日発売 ------------------------------------------- 「松山千春」バックナンバーはこちら。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2007年04月08日 01時45分01秒
|
ダンスインザダーク@
